2026年の高校陸上界で、これからさらに注目を集めそうな選手がいます。
長崎日本大学高校1年の今村好花(いまむら・このか)選手です。
今村選手は中学3年時、女子100mハードルで13秒23の日本中学記録を樹立した逸材。
高校進学後はハードルの高さが変わることもあり、すぐに中学時代と同じような記録を出せたわけではありません。それでも2026年のインターハイでは予選で13秒59の自己ベストをマークし、決勝では1年生最高となる5位に入賞しました。
しかも身長は165cm。
ハードルだけでなく100mや4×100mリレーにも出場しており、将来はシニアの日本代表まで期待したくなる選手です。
今回は、
「今村好花 長崎日大 ハードル 身長 100m 高校」
というキーワードを中心に、2026年8月現在の情報を詳しく調べました。
今村好花のプロフィール!身長は165cm
まずは現在分かっているプロフィールを整理してみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 今村好花 |
| 読み方 | いまむら・このか |
| 年齢 | 16歳 |
| 高校 | 長崎日本大学高校 |
| 学年 | 1年 |
| 出身中学 | 太宰府市立太宰府東中学校 |
| 中学時代の所属 | 太宰府東中陸上部 |
| 専門 | 100mハードル |
| 身長 | 165cm |
| 高校100mH自己ベスト | 13秒59 |
| 中学100mH自己ベスト | 13秒23・日本中学記録 |
| 100m | 12秒51(2026年7月予選) |
今村選手は福岡県の太宰府東中学校出身。
中学生時代から全国トップクラスのハードラーとして知られ、2025年の全日本中学校陸上では女子100mハードルを13秒23で制し、2連覇を達成しました。
身長は2026年のインタビューで165cmと紹介されています。
女子ハードル選手として十分な高さがあり、まだ高校1年生ということを考えれば、今後さらに体格やパワーが変化する可能性もありそうですね。
今村好花は中学時代に日本新記録!
今村好花選手を一躍全国区にしたのが、中学3年時の女子100mハードルです。
2025年7月6日の福岡県中学通信で、
13秒28(+1.5)
を記録。
それまでの日本中学記録13秒42を、一気に0秒14更新しました。日本陸連の公式ランキングにも、この13秒28が2025年の全国1位として掲載されています。
しかも、これで終わりではありませんでした。
全中で13秒23!自分の日本記録をさらに更新
2025年8月20日の全日本中学校陸上。
今村選手は女子100mハードル決勝で、
13秒23(風0.0)
を記録。
自分自身が持っていた13秒28の中学記録をさらに0秒05更新し、全国大会2連覇を果たしました。
中学2年だった2024年にも13秒50で全中を制しているため、
中2で全国優勝
↓
中3で日本新
↓
全中でさらに日本記録更新
というものすごい成長曲線を描いています。
単に同世代で強かったというより、中学女子ハードルの歴史そのものを塗り替えた選手というわけですね。
実は中学1年から全国大会に出場
今村選手は、中学3年になって突然現れた選手ではありません。
中学1年だった2023年にはすでに全中へ出場。
決勝進出こそ逃したものの、予選上位選手が出場するトライアルレースまで進んでいました。
そして中学2年になると急成長。
2024年5月には13秒73を出し、7月の福岡県中学通信では13秒50。
当時の中学歴代3位、中学2年歴代2位という記録でした。
そこからわずか1年後には13秒23。
数字だけ見ても、まだ伸びしろがありそうな選手です。
【#U18U16陸上大会】
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) October 20, 2024
◆U16女子100mハードル
2位🥈#今村好花(中2・太宰府東)13秒31 ※大会新記録
🌟コメント🌟
「来年は今日の悔しさをすべて出せるように頑張ります」
おめでとうございます🎉
応援ありがとうございました🙋♂️🙋♀️
✅https://t.co/I8zT5ShPXt#この瞬間わたしが主人公だ pic.twitter.com/3Z5ticnEbx
高校はなぜ長崎日大へ?
今村選手は福岡県太宰府市の中学校から、県外の長崎日本大学高校へ進学しました。
長崎日大は陸上の強豪校。
そして今村選手にとって非常に大きな存在となっているのが、2学年上の吉永優衣選手です。
吉永選手は2026年インターハイで、
女子100m
女子100mハードル
の2冠を達成。
100mでは11秒47の高校歴代上位記録を出し、100mハードルでも13秒44で優勝した全国トップクラスのスプリントハードラーです。
今村選手はそんな吉永選手を、
「ユイちゃん」
と呼んで慕っています。
全国レベルの先輩と毎日のように練習できる環境は、長崎日大を選んだ大きな意味の一つになっていそうですね。
ただし、今村選手本人が「吉永選手がいたから長崎日大へ進学した」と明言した資料までは確認できませんでした。
高校に入って「観客の目が怖かった」
ところが、順風満帆に見える高校生活のスタートには意外な苦悩がありました。
今村選手は高校入学直後、
「観客席の目がすごく怖かった」
と振り返っています。
なぜなのでしょうか。
理由は、
「中学日本記録保持者」
という肩書きでした。
「13秒23の選手が高校に来た」
となれば、当然周囲も注目します。
しかし、中学と高校では100mハードルの条件そのものが違います。
中学と高校ではハードルの高さが違う
ここは今村好花選手を理解するうえでかなり重要なポイントです。
中学女子の100mハードルは、
高さ76.2cm
ですが、高校女子になると、
83.8cm
まで高くなります。
約7.6cmの差です。
たった7cm程度と思うかもしれませんが、全力疾走しながら10台のハードルを越える競技では、この差はかなり大きいでしょう。
インターバルの走り方や踏み切り、着地なども高校規格に合わせ直す必要があります。
そのため、
中学13秒23
→高校ですぐ12秒台
という単純な話ではありません。
ところが観客から見れば、
「日本記録保持者なら高校でもすぐ勝つだろう」
という期待が生まれる。
今村選手は、その視線を重圧として感じていたようです。
高校デビュー戦は14秒01
実際、高校進学後最初期の記録を見ると苦戦が分かります。
2026年4月25日の長崎県記録会では、
14秒01(-0.9)
で優勝。
5月3日の島原半島選手権では強い向かい風もあり、
14秒69(-2.6)
でした。
中学時代の13秒23という数字を知っている人からすると「遅くなった?」と思ってしまうかもしれません。
しかし前述の通り、ハードルそのものが高くなっています。
高校規格に適応する時間が必要だったわけですね。
5月には早くも13秒72
それでも適応はかなり速かったようです。
5月23日の長崎県選手権では、
13秒72(+0.8)
まで記録を短縮。
先輩・吉永優衣選手の13秒56に続いて2位に入りました。
高校入学からわずか2か月ほどです。
さらに7月には13秒81を記録するなど、13秒台を安定して出せるようになりました。
そして迎えたインターハイで、一気に自己ベストを更新します。
インターハイで13秒59!高1歴代2位
2026年滋賀インターハイの女子100mハードル予選。
今村選手は、
13秒59(+1.1)
をマークしました。
これは自己ベストであり、
高校1年生歴代2位
の好記録。
全体2位で予選を突破しました。
入学直後に感じていた「中学日本記録保持者」というプレッシャーを乗り越え、全国大会で本来の実力を示し始めた瞬間と言えそうです。
▼インターハイ陸上
— 【公式】スポ魂ながさき(NCC) (@spocom_nagasaki) August 4, 2026
女子100mハードル予選
8組1着 今村好花選手(長崎日大1年) 13秒59
⇨全体2位、高1歴代2位、自己ベスト
日本中学記録保持者が大舞台で堂々の走り!日本一になった先輩と共に決勝進出へ、弾みをつける予選となりました🔥#インターハイ #長崎日大 #今村好花 選手 pic.twitter.com/QdKFZ9JMQP
インターハイ決勝は1年生トップの5位
決勝では強い向かい風2.1m。
今村選手は、
13秒82
で5位に入りました。
そして重要なのは、
1年生では最上位
だったことです。
全国高校総体の決勝に1年生で進出するだけでも大変ですが、そこで5位入賞。
それでも本人は満足していません。
2位とはわずか0秒07差。
予選の13秒59を出せていればさらに上位を狙えたと考え、「何してるんだろう」と悔しさを表していました。
このあたりに、トップ選手らしい負けず嫌いな性格も感じますね。
吉永優衣が今村好花を救った?
高校入学後に苦しんだ今村選手を支えた存在が、長崎日大3年の吉永優衣選手です。
今村選手は吉永選手について、
「ユイちゃんの存在がなかったら決勝まで残れていたか分からない」
というほど感謝しています。
インターハイ決勝前にも吉永選手が今村選手のところへ行き、「頑張ろう」とハイタッチ。
今村選手はその言葉でやる気が出たそうです。
結果は、
吉永優衣=優勝
今村好花=5位
と、長崎日大から2人が全国入賞。
今村選手にとって吉永選手は、単なる先輩というより、
目標であり、精神的な支えでもある存在
なのでしょう。
100mのタイムは?ハードルだけの選手ではない
検索では、
「今村好花 100m」
と調べる人も増えているようです。
今村選手は100mハードルを専門としていますが、普通の100mにも出場しています。
2026年5月23日の長崎県選手権では100m準決勝で、
12秒49(+1.4)
を記録。
さらに7月11日の国スポ予選・女子少年B100mでは、
予選で
12秒51(+0.3)
決勝で
12秒53(-0.3)
をマークし、4位に入りました。
現時点では、100mそのもので全国トップを争うタイプというより、
100mのスピードをハードルに生かす選手
と考える方が近そうです。
4×100mリレーでも活躍
今村選手は長崎日大の4×100mリレーにも起用されています。
長崎県高校総体では、
1走・吉永優衣
2走・今村好花
3走・中里ひかり
4走・古川桜香
というオーダーで、
47秒29
をマークして優勝しました。
高校1年生ながら、全国屈指のスプリンター吉永選手からバトンを受ける2走を任されているわけですね。
4月の大会からすでに長崎日大Aチームのリレー要員として走っていました。
ハードルだけではなく、短距離選手としても期待されていることが分かります。
今村好花の目標は12秒台?
中学生時代から、目標はかなり高いです。
13秒28の中学日本新を出した2025年7月、今村選手は、
高校生で12秒台を出したい
という趣旨の目標を語っていました。
さらに、その先にはオリンピックも見据えていました。
高校に入ってからもその夢は変わっていません。
2026年インターハイ後には、
- 高校でも最高記録を出したい
- 吉永優衣選手を超えたい
- シニアの舞台でも戦いたい
- 海外の試合にも出てみたい
- 高校以降につながる選手になりたい
と語っています。
まだ1年生。
本人が話す「したいこと」が多いのも、それだけ未来の選択肢が広いということでしょう。
高校女子100mHの記録はどこまで狙える?
今村選手の次なる大きなターゲットになりそうなのが、女子100mハードルの高校記録です。
2026年シーズンには敦賀高校2年の藤田紗季選手が13秒20を記録しています。
インターハイ女王の吉永優衣選手も13秒台前半まで伸ばしている世代です。
今村選手の現在の高校規格ベストは13秒59。
高校記録までは0秒39あります。
数字だけを見れば大きな差ですが、
まだ高校1年生
です。
中学2年の13秒50から中学3年の13秒23まで0秒27伸ばした実績を考えると、高校3年間でどこまで近づくのか非常に楽しみですね。
「中学日本記録保持者」はもう怖くない
そして、今村選手の成長はタイムだけではありません。
高校入学直後には怖かった、
「中学日本記録保持者」
という肩書き。
しかし現在は、
「今は嫌じゃない」
と語っています。
周囲から、
「好花ちゃんなら大丈夫」
と声をかけてもらい、自分自身も、
記録を持っているからこそ頑張れる
と考えられるようになったそうです。
中学時代の栄光をプレッシャーではなく、自分を前へ進ませる力に変え始めたのでしょう。
これは高校1年目として、かなり大きな成長なのではないでしょうか。
まとめ
今回は長崎日本大学高校の陸上選手、今村好花選手について調べました。
今村選手は福岡県の太宰府東中学校出身。
中学2年で全中女子100mハードルを制し、中学3年だった2025年には13秒23の日本中学記録を樹立して2連覇を達成しました。
高校は長崎日大へ進学。
身長は165cmです。
中学から高校になるとハードルの高さが76.2cmから83.8cmへ変わるため、入学当初は苦戦。
さらに「中学日本記録保持者」という周囲の期待をプレッシャーに感じ、一時は観客の視線を「怖い」と感じていました。
しかし先輩の吉永優衣選手らに支えられて徐々に適応。
2026年インターハイでは予選で13秒59の高1歴代2位を記録し、決勝では13秒82で1年生最高の5位に入りました。
また100mでも12秒49、12秒51などを記録し、4×100mリレーでは長崎日大の主力として活躍しています。
目標は高校記録、そしてシニアや海外の舞台へ。
まだ16歳です。
中学では「日本最速」の称号を手にしましたが、本人が次に狙っているのは、
「高校最速ハードラー」
なのでしょう。
高校生活はまだ始まったばかり。
ここから2年間で13秒59がどこまで縮まるのか、今村好花選手は女子ハードル界で覚えておきたい名前になりそうです。


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