「えっ、世界陸上?」
2026年9月29日、愛知・名古屋アジア大会の陸上競技中継を見ていた人たちが、一斉に反応する出来事がありました。
流れてきたのは、
織田裕二さんの「All my treasures」。
長年にわたりTBSの世界陸上中継を見てきた人なら、イントロや歌声を聞いただけで「あの曲だ!」と反応してしまう楽曲です。
しかし今回放送されていたのは、
世界陸上ではなくアジア大会。
SNSでは、
「アジア大会なのにAll my treasures!」
「世界陸上かと思った」
「陸上といえばやっぱりこの曲」
「同じTBSだから?」
など驚きと懐かしさの声が相次ぎました。
あまりに自然過ぎて気づかなかったんですが、さっきまでのアジア大会の陸上ハイライト、織田さんのAll my treasures流れてませんでした?笑
— LongJog (@TheLongJog) September 29, 2026
世界陸上ではなくアジア大会にも関わらず、さすがTBSゥ!痺れるゥ! pic.twitter.com/n5XzxySBDl
アジア大会で織田裕二のAll my treasuresが流れててそれはもう世界陸上。
— キン (@_kin_taro_) September 29, 2026
アジア大会
— うさこ (@rabbit_bonko21) September 29, 2026
なんで世界陸上のテーマ曲 織田裕二のAll my treasuresが流れるのよw
陸上競技だから?同じTBSだから?
なぜ世界陸上のイメージがこれほど強い「All my treasures」がアジア大会で流れたのでしょうか。
そもそもこの曲は、
「世界陸上でしか使えない公式テーマ曲」なのでしょうか。
調べてみると、織田裕二さんと世界陸上、そしてTBSとの長い歴史が見えてきました。
- アジア大会で「All my treasures」が流れて騒然
- 「All my treasures」とは?
- 2007年世界陸上大阪大会の公式ソング
- 2007年だけでは終わらなかった
- そもそも織田裕二と世界陸上の関係がすごい
- 25年間・13大会を担当
- そこへ「All my treasures」が加わった
- 2022年で織田裕二が世界陸上を卒業
- それでも曲を聞けば「世界陸上」
- 2025年東京世界陸上で織田裕二が復活
- 東京世界陸上でも「All my treasures」
- でも今回は世界陸上ではない
- 世界陸上だけのための「大会公式曲」とは少し違う
- 今回もTBSの放送だった
- TBSにとって「陸上のアンセム」になった?
- なぜ聞いただけで「世界陸上」と感じる?
- スポーツと音楽は記憶に残りやすい
- 「アジア大会なのに」が逆に盛り上がった
- なぜ「All my treasures」はここまで愛される?
- アジア大会の最後に流れた意味
- 「世界陸上の曲」から「陸上の曲」へ?
- 2007年から約20年
- 織田裕二が歌っていることにも意味がある
- まとめ
アジア大会で「All my treasures」が流れて騒然
2026年9月29日。
愛知・名古屋アジア大会の陸上競技が最終日を迎えました。
日本勢は今大会の陸上競技で、
金10個
銀12個
銅10個
合計32個のメダルを獲得。
その陸上競技中継の締めくくりで流れてきたのが、
「All my treasures」
でした。
するとSNSが反応。
「世界陸上ではなくアジア大会にもかかわらず!」
「アジア大会見てたと思ったら世界陸上になった」
「最後にAll my treasuresは泣ける」
「やっぱり陸上といえばAll my treasures」
などの声が次々と投稿されました。
あまりにも自然に流れたため、
最初は違和感に気づかなかった
という人までいました。
それだけこの曲と陸上競技の組み合わせが、日本の視聴者に定着しているということでしょう。
「All my treasures」とは?
「All my treasures」は、
織田裕二さん
が歌う楽曲です。
2007年7月25日に発売。
作詞は溝下創さんと広保宣さん。
作曲は溝下創さん。
タイトルを日本語にすると、
「私のすべての宝物」
という意味になります。
そして、この曲が強烈に結びついたイベントこそ、
世界陸上
でした。
2007年世界陸上大阪大会の公式ソング
「All my treasures」が使用されたのは、
2007年世界陸上大阪大会。
織田裕二さん自身が世界陸上中継のメインキャスターを務めていました。
この大会で、
TBS世界陸上のテーマソング
として使用されます。
そして世界陸上の映像とともに繰り返し流れたことで、
「世界陸上=All my treasures」
という強烈なイメージが形成されていきました。
2007年だけでは終わらなかった
普通ならスポーツ大会のテーマソングは、大会ごとに変わることも珍しくありません。
ところが、
「All my treasures」は違いました。
2007年大阪大会だけではなく、その後のTBS世界陸上中継でも長年にわたって使用されました。
その結果、
世界陸上
↓
織田裕二
↓
All my treasures
という組み合わせが定着。
いつしか視聴者にとって、
世界陸上を象徴する曲
になっていったのです。
そもそも織田裕二と世界陸上の関係がすごい
ここで重要なのが、
織田裕二さんと世界陸上の歴史。
織田さんがTBS世界陸上のメインキャスターに就任したのは、
1997年アテネ大会。
「世界陸上」は今年も織田裕二&中井美穂…1997年から11回連続 https://t.co/UT4Xpd0rTT #芸能ニュース #スポーツ新聞 pic.twitter.com/ewzcMDrPIl
— スポーツ報知 (@SportsHochi) April 21, 2017
ここから、
1999年セビリア
2001年エドモントン
2003年パリ
2005年ヘルシンキ
2007年大阪
など、数々の大会を伝えてきました。
世界陸上が開催されるたびに、
織田裕二さんが現地から熱く伝える。
これが日本ではおなじみの光景になりました。
25年間・13大会を担当
織田裕二さんは1997年から2022年まで、
25年間
にわたって世界陸上中継のメインキャスターを担当しました。
担当大会は、
13大会。
俳優がこれほど長期間にわたり、一つの国際スポーツ大会のテレビ中継を担当するのは非常に印象的です。
織田さん自身も陸上競技に詳しくなり、選手への熱いコメントでも知られるようになりました。
そのため日本では、
「世界陸上といえば織田裕二」
というイメージが定着しました。
そこへ「All my treasures」が加わった
そして2007年。
そこへ、
「All my treasures」
が加わります。
つまり視聴者の記憶の中では、
世界陸上
+
織田裕二
+
All my treasures
がセットになったわけです。
その状態が長期間続いたことで、単なるテレビ番組のテーマ曲を超えて、
「テレビで陸上競技を見るときの音」
のような存在になっていきました。
2022年で織田裕二が世界陸上を卒業
しかし2022年。
大きな転機が訪れます。
アメリカ・オレゴンで開催された世界陸上を最後に、織田裕二さんと中井美穂さんが、
世界陸上メインキャスターを卒業。
1997年から続いたコンビが終了しました。
25年間続いた、
「世界陸上=織田裕二」
の時代が一区切りとなったのです。
【#世界陸上 オレゴン🇺🇸7月16日開幕】
— TBS 陸上 (@athleteboo) June 18, 2022
この夏、陸上王国アメリカに初上陸❗️
【#TBS 系列生中継】
メインキャスターは織田裕二と中井美穂。
1997年から13大会連続の名コンビが届ける
これが“最後の世界陸上” pic.twitter.com/j1qahDtcVn
それでも曲を聞けば「世界陸上」
ところが興味深いのはここからです。
織田さんがメインキャスターを卒業しても、
視聴者の記憶から「All my treasures」は消えませんでした。
むしろ曲を聞くと、
世界陸上のスタジアム
日本代表選手
100m決勝
マラソン
織田裕二さんの熱いコメント
などが一気によみがえる人も多いようです。
これは音楽と映像が長期間セットで放送されたことで生まれた、
強力なテレビの記憶
ともいえそうです。
2025年東京世界陸上で織田裕二が復活
そして2025年。
さらに大きな出来事がありました。
東京で開催された世界陸上で、
織田裕二さんがTBS世界陸上中継へ復帰。
大会のスペシャルアンバサダーを務めました。
2022年の卒業から3年。
東京で開催される世界陸上に、
あの織田裕二が帰ってきた
として大きな話題になりました。
東京世界陸上でも「All my treasures」
そして2025年東京世界陸上では、
「All my treasures」も復活。
大会期間中に使用されました。
これによって、
「世界陸上といえばこの曲」
という記憶が、新しい世代の視聴者にも改めて印象づけられました。
やっぱり世界陸上は織田裕二とAll My t Treasureなんだよ!
— びーと (@bt_kwfr) September 21, 2025
エンディングで泣いたわ
pic.twitter.com/fEY7DiWj7v
そのわずか1年後。
2026年アジア大会でも曲が流れたのですから、SNSが反応したのも無理はありません。
でも今回は世界陸上ではない
ここで今回最大の疑問です。
「アジア大会なのに使っていいの?」
アジア大会
— うさこ (@rabbit_bonko21) September 29, 2026
なんで世界陸上のテーマ曲 織田裕二のAll my treasuresが流れるのよw
陸上競技だから?同じTBSだから?
確かに、
「All my treasures=世界陸上」
というイメージがあります。
しかし重要なのは、
「世界陸上で使われている曲」と「世界陸上以外では使えない曲」は同じではない
ということです。
世界陸上だけのための「大会公式曲」とは少し違う
「All my treasures」は2007年世界陸上大阪大会で使用され、その後もTBSの世界陸上中継を象徴する楽曲となりました。
つまり日本の視聴者にとっては、
「世界陸上のテーマ曲」
という認識でほぼ間違いありません。
一方で、
世界陸上という国際大会そのものが世界共通で使用するテーマ曲
という意味とは区別する必要があります。
世界陸上は世界各国で放送されています。
当然、海外の放送局がすべて織田裕二さんの「All my treasures」を流しているわけではありません。
この曲と世界陸上との強い結びつきは、
日本におけるTBS中継
によって形成されたものなのです。
今回もTBSの放送だった
そして2026年愛知・名古屋アジア大会。
テレビ中継を担当しているのも、
TBS系列。
ここが今回のポイントです。
世界陸上とアジア大会。
大会自体は別物ですが、
日本でテレビ中継を制作・放送する局がTBS
という共通点があります。
つまり今回の使用は、
「アジア大会なのに世界陸上の公式テーマ曲を勝手に使った」
というより、
TBSが長年自局の陸上中継と結びつけてきた楽曲を、アジア大会の陸上中継でも使用した
と考える方が実態に近そうです。
世界陸上じゃないけど、
— なおちゃ✈︎ (@naocha1228) September 28, 2026
アジア大会陸上競技の中継で流れる
『All my treasures』
TBS系陸上競技では、外せないということかしら?#アジア大会#陸上競技
TBSにとって「陸上のアンセム」になった?
今回の使われ方を見ると、
「All my treasures」はすでに、
TBSの陸上競技中継を象徴するアンセム
のような存在になっているのかもしれません。
もちろんTBSが公式に、
「今後すべての陸上中継でテーマ曲として使用します」
と発表したわけではありません。
しかし今回、世界陸上ではないアジア大会の陸上競技で使用されたことは興味深い出来事です。
少なくとも、
世界陸上という大会の枠を越えて使用された
ことになります。
なぜ聞いただけで「世界陸上」と感じる?
ではなぜ、多くの人が同時に、
「世界陸上だ!」
と感じたのでしょうか。
これは単純に、
長期間にわたる反復
が大きいでしょう。
テレビではスポーツの名場面とテーマ曲が何度もセットで放送されます。
世界陸上の、
ゴールシーン
メダル獲得
日本記録
選手の涙
大会ハイライト
などと一緒に「All my treasures」が流れる。
それを何年も繰り返し見る。
すると曲を聞くだけで、過去の映像や感情まで呼び起こされるようになります。
スポーツと音楽は記憶に残りやすい
スポーツ中継では、こうした例がほかにもあります。
特定の大会やスポーツと特定の楽曲が長期間結びつくと、
曲そのものが競技の記憶を呼び出すスイッチ
になります。
そのため今回も、
アジア大会
↓
陸上競技
↓
All my treasures
という組み合わせを聞いた瞬間、
視聴者の頭の中では、
世界陸上
へ変換されたのでしょう。
「アジア大会なのに」が逆に盛り上がった
今回面白いのは、
「世界陸上じゃないのに流した」
ことが批判というより、
喜びや懐かしさ
として受け止められている点です。
SNSでは、
「泣けた」
「血が熱くなった」
「やっぱり陸上はこれ」
「織田裕二が恋しくなる」
「TBSさん分かってる」
といった趣旨の反応が相次ぎました。
曲そのものが、
陸上競技を楽しんできた視聴者の思い出
になっていることが分かります。
なぜ「All my treasures」はここまで愛される?
もちろん楽曲そのものの力もあるでしょう。
タイトルは、
「All my treasures=私のすべての宝物」。
スポーツ選手が積み重ねてきた努力。
仲間。
家族。
ライバル。
勝利。
敗北。
記録。
そして大会で得た経験。
スポーツのハイライト映像と非常に相性のいいテーマです。
長年の世界陸上中継を通じて、多くの名場面とともに流れてきました。
その結果、
陸上競技の感動を象徴する曲
として記憶されるようになったのでしょう。
アジア大会の最後に流れた意味
そして今回。
愛知・名古屋アジア大会で日本の陸上勢は、
金10個
銀12個
銅10個。
合計、
32個のメダル
を獲得しました。
男子800mでは落合晃選手が64年ぶりの金メダル。
男子マラソンでは山下一貴選手が優勝。
男子マラソン競歩では勝木隼人選手が金メダル。
ほかにも数多くの日本選手が活躍しました。
そんな大会の陸上競技を締めくくる場面で、
「All my treasures」。
長年この曲と陸上を見てきた人にとっては、単なるBGM以上の意味を感じる演出だったのかもしれません。
「世界陸上の曲」から「陸上の曲」へ?
今回の出来事で最も興味深いのは、
「All my treasures」の立ち位置が変わりつつある可能性
です。
もともとは、
「TBS世界陸上のテーマソング」
として強く知られた曲でした。
しかし約20年が経過。
今では、
世界陸上
↓
TBSの陸上
↓
陸上競技そのもの
へと、視聴者の中でイメージが広がっているのかもしれません。
SNSに、
「やっぱり陸上といえばAll my treasures」
という反応が出たことが、それを象徴しています。
2007年から約20年
「All my treasures」が世界陸上大阪大会で使われたのは、
2007年。
今回のアジア大会は、
2026年。
約19年です。
当時テレビを見ていた小学生や中学生は、今では20代、30代。
大人だった視聴者も、それだけ年齢を重ねています。
世代をまたいで、
「テレビで陸上を見ると流れていた曲」
として記憶されているわけです。
これはスポーツ中継のテーマ曲としてかなり珍しい長寿と言えるでしょう。
織田裕二が歌っていることにも意味がある
そして忘れてはいけないのが、
歌っている本人が、
世界陸上を25年間伝え続けた織田裕二さん
だということです。
アジア大会の陸上競技中継が終わって室伏さんのコメントの時、All my treasuresが流れる
— ミックスジュース (@mixjuicess) September 29, 2026
やっぱり陸上といえば、All my treasures#アジア大会
織田裕二 All my treasures https://t.co/HuCzKLnDyJ @YouTubeより
もし単にテーマソングを歌っただけなら、ここまで強く世界陸上と結びつかなかったかもしれません。
しかし、
画面には織田裕二。
大会を熱く語るのも織田裕二。
そしてテーマ曲を歌うのも織田裕二。
この組み合わせが長期間続きました。
だから「All my treasures」を聞くと、
織田裕二さんまでセットで思い出す
人が多いのでしょう。
まとめ
2026年9月29日。
愛知・名古屋アジア大会の陸上競技中継で、
織田裕二さんの「All my treasures」
が流れました。
するとSNSでは、
「世界陸上かと思った」
「アジア大会なのに!」
「やっぱり陸上といえばこの曲」
「泣ける」
などの反応が続出。
なぜなら「All my treasures」は、長年にわたりTBSの世界陸上中継を象徴してきた楽曲だからです。
織田裕二さんは1997年から2022年まで、
25年間・13大会
にわたって世界陸上メインキャスターを担当。
そして2007年大阪大会から、
「All my treasures」
が世界陸上と強く結びついていきました。
ただし重要なのは、この曲を、
「世界陸上という国際大会だけが使用する世界共通の公式テーマ曲」
と考える必要はないこと。
日本ではTBSの世界陸上中継によって定着した楽曲です。
そして今回のアジア大会中継も、
TBS系列。
そのため、
「世界陸上の曲をアジア大会で使ってしまった」
というより、
TBSが長年育ててきた「陸上の音楽」をアジア大会でも流した
と見ると分かりやすいでしょう。
2007年から約20年。
織田裕二さんが世界陸上のメインキャスターを卒業しても、
曲が流れた瞬間に、
「世界陸上だ!」
と多くの人が反応する。
そして世界陸上ではないアジア大会でも、
「やっぱり陸上はこれ」
と歓迎される。
「All my treasures」はいつの間にか、
「世界陸上のテーマ曲」から、日本のテレビ視聴者にとっての「陸上のテーマ曲」へ
変わりつつあるのかもしれません。



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