「ダンベルひとつ25KGのダンベルカールです♡」
2026年9月23日、女子レスリング五輪メダリストの浜口京子さんがXに投稿した一本のトレーニング動画が注目されています。
映像に登場するのは、見るからに巨大なダンベル。
浜口さんはそれを片手で持ち、歯を食いしばりながら何度もカールしています。
重量は、
25kg。
しかも浜口さんは現在48歳です。
この映像を見たXユーザーからは、そのパワーに驚く声が続出。
中には、
「オリンピックで金メダルとってるアスリートのコメント欄にまで『反動つけずに』『痛めますよ』『筋肉には効いてない』みたいなコメントきてて笑った」
という趣旨の投稿まで現れ、こちらも注目されています。
五輪2大会連続銅メダリストに筋トレ指導――?
と思ってしまいますが、ここには少し注意が必要です。
実際に浜口さんの投稿を確認すると、こうした言葉が五輪金メダリストから書き込まれたという話ではありません。
一方、48歳になった現在も浜口さんが驚異的な筋力トレーニングを続けていることは事実です。
いったいどれほどすごいのでしょうか。
浜口京子さんの現在や25kgダンベルカール、現役時代の実績まで調べました。
浜口京子が25kgのダンベルカール!
話題になったのは、浜口京子さんが2026年9月23日にXへ投稿した動画です。
ダンベルひとつ25KGのダンベルカールです♡#今日の筋力トレーニング#浜口京子 pic.twitter.com/IQgWZSEn36
— 浜口京子 (@kyokohamaguchi) September 23, 2026
浜口さんは、
「ダンベルひとつ25KGのダンベルカールです♡」
と投稿。
動画を見ると、かなり年季の入った巨大なダンベルを片手に持っています。
そして腕を曲げ、ダンベルを身体の横から肩付近まで持ち上げます。
何度も繰り返す浜口さん。
かなりの重量なのか、顔をしかめながら全身を使って持ち上げています。
それでも最後まで笑顔。
48歳とは思えないパワフルな姿です。
そもそも25kgのダンベルってどれくらい重い?
「25kg」と数字だけ聞いても、筋トレをしない人にはピンとこないかもしれません。
身近なものと比べてみましょう。
一般的な10kgのお米なら、
2袋半。
2Lのペットボトルなら、
12本以上。
これを片手に持って腕を曲げていると考えれば、その重量感がイメージしやすいでしょう。
しかもダンベルカールは単純に物を持ち上げるだけではありません。
主に上腕二頭筋などを使って、肘を曲げながら重量を持ち上げます。
25kgの物体を床から両手で持ち上げるのとはまったく違います。
「反動つけずに」「筋肉には効いてない」と言われた?
今回もう一つ話題になっているのが、浜口さんのトレーニングフォームです。
あるXユーザーは浜口さんの動画について、
「オリンピックで金メダルとってるアスリートのコメント欄にまで『反動つけずに』『痛めますよ』『筋肉には効いてない』みたいなコメントきてて笑った」
という趣旨の投稿をしています。
浜口京子さんのダンベルカール動画見てたら
— タトゥボウヤ (@XBOX_tencho) September 25, 2026
オリンピックで金メダルとってるアスリートのコメント欄にまで
「反動つけずに⋯」
「痛めますよ⋯」
「筋肉には効いてない⋯」
みたいなコメントきてて笑った
ネタだと思うけど、ガチで言ってそうな雰囲気のやつもいるし⋯
前世で反動に何かされたん? https://t.co/rKxYv46ZPC
確かに動画を見ると、浜口さんは身体をまったく動かさず、肘だけを曲げるようなカールではありません。
身体を大きく使いながらダンベルを上げています。
ただし、ここで注意したいことがあります。
浜口さんはオリンピックで「金メダル」を獲得した選手ではありません。
アテネ五輪と北京五輪で獲得したのは、
銅メダルです。
また今回確認した範囲では、
「反動つけずに」
「痛めますよ」
「筋肉には効いてない」
というコメントを五輪メダリストなど特定の著名アスリートが実際に投稿したという事実も確認できませんでした。
元投稿も「ネタだと思うけど」と前置きしています。
そのため、これは浜口さんのトレーニングを見たネット上の反応を面白く表現した投稿として捉えるのがよさそうです。
反動を使ったダンベルカールは間違いなの?
では、
「身体を動かしているから間違ったトレーニング」
なのでしょうか。
これも単純には決められません。
一般的に上腕二頭筋を狙って鍛えるダンベルカールでは、身体を大きく反らしたり勢いだけで重量を持ち上げたりせず、コントロールできる重量を扱う方法が基本とされます。
一方、トレーニングには目的によってさまざまな方法があります。
高重量を扱う際に身体の動きを利用する、いわゆる「チーティング」を取り入れる場合もあります。
何より浜口さんは、昨日今日筋力トレーニングを始めた初心者ではありません。
実は13歳から筋力トレーニング
浜口さんは自身のブログで、
13歳から筋力トレーニングを始めた
と明かしています。
1978年1月11日生まれなので、現在48歳。
単純計算すると30年以上にわたって筋力トレーニングと関わってきたことになります。
レスリングだけではありません。
過去にはボディービル大会にも出場。
そして現在はアニマル浜口トレーニングジムでパーソナルトレーナーとしても活動しています。
動画一本だけを見て、
「初心者が無理して25kgを持ち上げている」
と考えるのは、実際の経歴とはかなり違います。
25kgは今回だけではなかった!
さらに調べてみると面白いことが分かりました。
浜口さんが25kgのダンベルを使っているのは、
今回が初めてではありません。
2025年2月にも、
「今日は2時間くらい筋力トレーニングしました!」
と報告。
その際にも、
「ダンベルカールは、ダンベルひとつ25KGで鍛えました」
として、25kgのダンベルを使ったトレーニングを公開しています。
浜口さん自身のブログによると、この25kgのダンベルとは「長年の付き合い」。
昔からアニマル浜口トレーニングジムで使用してきたものだそうです。
つまり今回突然、
「25kgに挑戦してみた!」
というわけではありません。
昔から使い込んできた重量なのです。
2026年には30kgのダンベルカールも!
そしてさらに驚く情報があります。
2026年5月には浜口さん自身が、
「浜口京子ダンベルカール30KG」
と題した動画も公開しています。
25kgよりさらに5kg重い、
片手30kg。
浜口さんにとって25kgは「人生最高重量へのチャレンジ」という位置付けではないことが分かります。
現役を退いた現在も、かなり高重量のトレーニングを継続しているようです。
RIZINファイターまで反応
今回の25kgダンベルカールには、格闘技界からも反応がありました。
RIZINで活躍する新居すぐる選手です。
新居選手は浜口さんの映像を受け、女性格闘家と体格の大きな一般男性についての自身の考えを述べたうえで、
浜口京子さんと吉田沙保里さんは「例外」
という趣旨の投稿をしています。
普段から自身も身体を鍛えている現役格闘家から見ても、浜口さんのパワーは印象的だったようです。
ネット上でも、
「女性が片手で25kgのダンベルを持てることが普通じゃない」
「この人はすげーわ」
など驚きの声が上がっています。
浜口京子はオリンピック2大会連続銅メダリスト
若い世代には、
「浜口京子ってそんなにすごい選手だったの?」
という人もいるかもしれません。
浜口さんは日本女子レスリングを代表する選手の一人です。
\#ジャンクSPORTS/
— ジャンクSPORTS【次回9月26日(土)16時半〜放送📣】 (@Junk_fujitv) December 21, 2023
12月23日(土)17時〜放送📣
テーマは
「#アレのおかげで大成功!🔥」
栄光を掴むまで過酷な体験をしたアスリート達が集結!
レスリングでオリンピック
2大会連続銅メダル!🤼#浜口京子 ならではの
試合でも活躍できる
メンタル強化法! pic.twitter.com/rGaGhghnt0
オリンピックには、
2004年アテネ大会
2008年北京大会
2012年ロンドン大会
と3大会連続で出場。
アテネと北京では、
2大会連続で銅メダル
を獲得しました。
さらに世界選手権では、
5回優勝。
全日本選手権でも長年にわたりトップで戦いました。
テレビでは明るく穏やかなキャラクターの印象が強いため忘れてしまいそうになりますが、世界の頂点を何度も争ったアスリートなのです。
世界選手権は5度優勝
特にすごいのが世界選手権です。
浜口さんは、
1997年
1998年
1999年
2002年
2003年
と計5回優勝。
1997年から1999年にかけては3連覇を達成しています。
さらに全日本選手権では1996年から2011年までの間に、
15回優勝。
長期間にわたって日本女子レスリングの重量級を代表する存在でした。
父・アニマル浜口と二人三脚
浜口京子さんといえば、父親のアニマル浜口さんを思い浮かべる人も多いでしょう。
「気合だ!気合だ!気合だ!」
という掛け声でも知られています。
浜口さんは14歳のころから父の指導のもとでレスリングに本格的に取り組みました。
そして現在もトレーニングの場所として登場するのが、
アニマル浜口トレーニングジム。
今回映像に登場した年季の入った25kgのダンベルも、浜口さんが昔から使用してきたものです。
現役時代から現在まで、トレーニングする環境そのものが生活の一部になっているのでしょう。
48歳現在は何をしている?
浜口さんは現在、テレビ出演などのタレント活動に加えて、講演活動やトレーニング関連の活動も行っています。
アニマル浜口トレーニングジムでは、
パーソナルトレーナー
としても活動。
自身のSNSでは現在も頻繁に筋力トレーニングの様子を公開しています。
2024年には約1時間半の筋トレ。
2025年には約2時間の筋トレと25kgダンベルカール。
2026年には30kgのダンベルカール。
そして今回も25kg。
現役引退後に運動から離れたというより、
競技を離れても「鍛えること」そのものを楽しんでいる
ように見えます。
なぜ今でもこんなに鍛えている?
「もうレスリングの試合に出ないのに、何を目指しているの?」
と思う人もいるようです。
実際、浜口さんの投稿に対して、
「今は何を目指しているのだろう」
という声も見られました。
しかし本人の過去の投稿を見ると、その答えは意外にシンプルなのかもしれません。
浜口さんはトレーニングについて何度も、
「楽しい」
と表現しています。
2024年のトレーニングでも、
「トレーニング楽しいです!」
と笑顔。
2025年の約2時間の筋トレでも、トレーニングを楽しんでいることを報告しています。
大会で勝つためだけではなく、
筋力トレーニングそのものが好き。
30年以上続けてきた人にとって、もはや日常の一部なのかもしれません。
「反動を使っている」より25kgを扱えることがすごい?
今回の映像ではフォームに目が行く人もいるでしょう。
ただ、少なくとも一つ確かなことがあります。
浜口さんは48歳の現在も、
片手25kgのダンベルを繰り返し動かせる身体を維持している
ということです。
さらに過去には30kgを扱う映像まで公開しています。
13歳からトレーニングを始め、レスリング世界選手権5度優勝、五輪2大会連続銅メダル。
そして48歳になった現在もトレーニングを継続。
動画のフォームだけを切り取るより、その背景にある30年以上の積み重ねまで見ると、今回の25kgダンベルが少し違って見えてきます。
まとめ
今回は、25kgのダンベルカールを披露して話題になった浜口京子さんについて調べました。
浜口さんは1978年1月11日生まれの48歳。
女子レスリング選手としてオリンピックに3大会連続出場し、アテネ五輪と北京五輪で2大会連続銅メダルを獲得しました。
さらに世界選手権では5度優勝。
そんな世界トップクラスのアスリートだった浜口さんは、競技の第一線を離れた現在もトレーニングを継続しています。
今回使用したダンベルは、
片手25kg。
しかも2025年にも同じ25kgでトレーニングし、2026年には30kgのダンベルカールを行う動画も公開しています。
SNSではフォームについてさまざまな反応がありますが、浜口さんは13歳から30年以上にわたって筋力トレーニングを続けてきた人物。
現在はパーソナルトレーナーとしても活動しています。
そして何より印象的なのは、苦しそうな表情で巨大なダンベルを持ち上げた後の、
満面の笑顔。
五輪で戦う必要がなくなった48歳の現在も、浜口京子さんにとって「鍛えること」は変わらず楽しいことなのかもしれません。



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