2026年8月、陸上のU20世界選手権男子3000mで銅メダルを獲得し、一気に注目を集めているのが本田桜二郎選手です。
早稲田大学1年生ながら3000mで7分48秒49という驚異的なタイムをマーク。今後の大学駅伝だけでなく、日本の中長距離界を背負う存在として期待されています。
一方、検索すると
「本田桜二郎 誹謗中傷」
「本田桜二郎 中学」
「本田桜二郎 進路」
などの言葉も表示されます。
特に「誹謗中傷」という言葉を見ると、「何か問題を起こした選手なの?」と気になる人もいるでしょう。
結論からいうと、本田桜二郎選手本人に不祥事があったという話ではありません。
背景にあるのは、高校3年になる直前に起きた大牟田高校駅伝部から鳥取城北高校への集団転校です。
今回は、本田桜二郎選手の読み方や出身、中学、高校、早稲田大学への進路とともに、なぜネット上で誹謗中傷が起きたのかを整理します。
本田桜二郎の読み方は「ほんだ おうじろう」
まず気になる名前の読み方ですが、
本田桜二郎=ほんだ・おうじろう
と読みます。
早稲田大学競走部の公式プロフィールでも「ほんだ おうじろう」と紹介されています。
「桜二郎」という珍しい名前だけに、「さくらじろう」「おうじろう?」と迷う人もいるかもしれません。
英字表記はHONDA Ojiroです。
2026年現在は早稲田大学競走部長距離ブロックの1年生として活動しています。
本田桜二郎がU20日本新記録で銅メダル獲得!おめでとう!
— 花田勝彦 (@hanawin71) August 8, 2026
写真はLive配信を撮ったものです pic.twitter.com/VlXdeGFh2c
本田桜二郎のプロフィール
現在確認できる基本情報をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 本田桜二郎 |
| 読み方 | ほんだ おうじろう |
| 生年月日 | 2007年4月6日 |
| 年齢 | 19歳(2026年8月現在) |
| 出身 | 福岡県大牟田市 |
| 出身中学 | 大牟田市立宅峰中学校 |
| 高校 | 大牟田高校→鳥取城北高校 |
| 大学 | 早稲田大学 |
| 学部 | スポーツ科学部 |
| 所属 | 早稲田大学競走部・長距離 |
| 専門 | 1500m、3000m、5000mなど |
早稲田大学競走部公式サイトでも、出身県は福岡県、出身校は鳥取城北高校、スポーツ科学部1年と掲載されています。
本人も競走部の日記で、
「私は福岡県の大牟田市出身」
と自己紹介しています。
本田桜二郎の出身中学は宅峰中学校
本田桜二郎選手の出身中学校は、
大牟田市立宅峰中学校
です。
インターネット上では一部で別の中学校名も掲載されていますが、福岡県内の公式競技記録を見ると、本田選手は「宅峰中」所属として複数の大会に出場しています。
たとえば中学2年時には1500mで4分29秒37を記録。
中学3年時の福岡県中学校駅伝では、宅峰中の1区を走って区間1位となっています。
そのため、競技記録から判断して宅峰中学校で間違いないとみられます。
実は中学まではバスケットボール選手だった
現在は世界レベルの中長距離ランナーになっている本田選手ですが、意外にも中学までは陸上一筋ではありませんでした。
本人によると、
小学2年から中学3年まで約7年間、バスケットボールをしていた
そうです。
陸上競技を本格的に始めたのは高校進学後。
つまり、現在の走力から考えると本格的な陸上歴はそれほど長くありません。
中学時代にはバスケットボールをしながら陸上大会にも参加しており、そこで高い走力を見せていました。
特に中学3年時の福岡県中学校駅伝では1区区間賞。
この走りが、大牟田高校で本格的に陸上へ進むきっかけの一つになったようです。
大牟田高校で一気に全国トップ選手へ
高校は地元福岡の名門、
大牟田高校
へ進学しました。
大牟田高校は全国高校駅伝で複数回の優勝経験を持つ、日本を代表する高校駅伝の強豪校です。
本田選手は高校から本格的に陸上競技を始めたにもかかわらず、急速に力を伸ばしました。
高校2年時にはインターハイ1500mで4位。
全国高校駅伝でもエース級として活躍し、大牟田高校の全国準優勝に貢献しました。
大牟田高校公式サイトにも、北九州地区大会1500mで本田選手が2位となり、インターハイ出場を決めたことが掲載されています。
まさに「高校から陸上を始めた」とは思えない成長速度でした。
なぜ大牟田高校から鳥取城北高校へ転校した?
ところが2025年春、大きな出来事が起こります。
大牟田高校駅伝部の部員の多くが、
鳥取城北高校へ集団転校
したのです。
本田桜二郎選手もその一人でした。
背景にあったのは指導体制の変更です。
長く本田選手らを指導してきた赤池健氏が鳥取城北高校へ移ることになり、多くの選手が赤池氏のもとで競技を続ける道を選びました。
報道によれば、当時の駅伝部員19人のうち18人が鳥取城北へ転校するという、極めて異例の出来事でした。
本田選手は転校直後、
「正解を選ぶんじゃなくて、選んだ方を正解にする」
という考えで競技に向き合っていると語っています。
高校生にとって、学校を変えるというのは競技だけではなく、友人関係、生活環境、授業、住む場所まで変わる大きな決断です。
本田桜二郎への「誹謗中傷」とは?
この集団転校は全国的なニュースとなりました。
そしてSNSなどでは大きな議論が起きます。
「強豪選手を集めただけではないか」
「高校スポーツとしてどうなのか」
「もともと鳥取城北にいた選手がかわいそう」
といった批判が出る一方、
「本人たちが決めた進路なのだから尊重すべき」
「高校生個人を攻撃するのは違う」
という声もありました。
鳥取城北高校を取材したBSS山陰放送も、当時について**「ネットで炎上」**したと伝えています。
寮母の赤池もやいさんも、選手たちに対してネットを見て傷つくのであれば見ないほうがいい、という趣旨で声をかけていたことを明かしています。
つまり、検索されている「本田桜二郎 誹謗中傷」とは、本田選手自身の発言や不祥事を原因としたものではなく、集団転校をめぐる批判の矛先が高校生の選手にも向けられたことを指していると考えられます。
ここは非常に重要なポイントでしょう。
本田桜二郎本人も「衝突もあって、悩んで」と振り返る
もちろん、転校すればすべてが順調だったわけではありません。
鳥取城北にはもともと在籍していた選手たちがいました。
突然、全国トップクラスの選手が大量に加入すれば、
「自分の出場機会がなくなるのでは?」
と不安になるのも自然です。
BSS山陰放送の取材で、本田選手はこの1年間について、
「多少衝突もあって、そのためにやっぱり悩んで、それでも前に進んで」
と振り返っています。
そして、
「生きてきた18年間の中で一番濃い1年」
だったとも語っています。
外から見れば「強い選手が移籍して強豪チームになった」という単純な話に見えるかもしれません。
しかし実際には、転校組と在校生の双方が葛藤しながら、一つのチームになっていく過程があったのです。
鳥取城北では全国高校駅伝4位
集団転校後、鳥取城北高校は一気に全国上位を狙えるチームとなりました。
2025年の全国高校駅伝では、本田選手が1区を担当。
区間3位の好走でチームを勢いづけました。
最終的に鳥取城北は全国4位。
目標としていた優勝には届かなかったものの、鳥取県勢として久々の上位入賞を果たしました。
しかも出走メンバーには、もともと鳥取城北に所属していた選手も加わっています。
「大牟田組」と「鳥取城北組」ではなく、最後には一つの鳥取城北として都大路を走ったことになります。
進路は早稲田大学スポーツ科学部
高校卒業後の進路は、
早稲田大学スポーツ科学部
です。
2026年4月から早稲田大学競走部に所属しています。
同期には高校時代から全国トップクラスだった
- 増子陽太選手
- 新妻遼己選手
- 上杉敦史選手
らがおり、早稲田の強力な新世代として期待されています。
本田選手は早稲田入学後も、すぐに大学トップレベルの走りを披露しています。
早稲田では早くも「怪物ルーキー」
大学入学後、本田選手の成長はさらに加速しました。
2026年5月のMIDDLE DISTANCE CIRCUITでは1500mで早稲田大学記録を更新。
続く日本選手権でも1500mで準優勝しています。
早稲田大学側も本田選手を、
「怪物ルーキー」
と表現するほどです。
しかも本田選手の強みは、大学駅伝で求められる5000mや10000mだけではありません。
1500mを3分37秒台で走るスピードを持っている点が大きな特徴です。
典型的な駅伝型ランナーというより、中距離から長距離まで対応できるスピードランナーといえるでしょう。
U20世界選手権3000mで銅メダル
そして2026年8月7日、世界の舞台でも結果を残しました。
米国オレゴン州で行われたU20世界選手権男子3000mで、
7分48秒49
を記録し銅メダル。
日本勢として今大会最初のメダルを獲得しました。
高校を卒業してまだ数か月の大学1年生が、アフリカ勢を含む世界のトップランナーと争っての表彰台です。
現在の本田選手は、単に「箱根駅伝期待のルーキー」という枠では収まらないところまで来ています。
//
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) August 8, 2026
【#U20世界選手権🇺🇸オレゴン】
\\
◆男子3000m 決勝
🇯🇵#本田桜二郎(早稲田大学・鳥取)
3位🥉7分48秒49
🎊U20日本新記録🎊
✨今大会🇯🇵最初のメダル獲得です🎖️✨️
たくさんの応援ありがとうございます😊
引き続きよろしくお願いします‼️
✅大会ページhttps://t.co/CUytjWw9Vx#陸上… https://t.co/BXBHBIb6h0 pic.twitter.com/sfsnFoAmv1
箱根駅伝の進路は?1区候補になる可能性も
大学駅伝ファンが気になるのは箱根駅伝でしょう。
本田選手は1500mや3000mで非常に高いスピードを持っています。
そのため、箱根駅伝で起用されるなら、序盤から高速展開になりやすい1区などは適性があると考えられます。
ただし、箱根駅伝は1区でも21kmを超えます。
本田選手が現在特に強さを発揮している1500~5000mとは距離が大きく異なります。
そのため、早稲田が本田選手を駅伝仕様にしていくのか、それとも1500mや5000mで世界を目指すスピードを優先するのかも注目です。
現時点で箱根駅伝の出走区間が決まっているわけではありません。
本田桜二郎はなぜこれほど期待される?
本田選手の最大の魅力は、やはりスピードでしょう。
高校まで駅伝を中心に戦ってきた選手の多くは5000mや10000mを得意とします。
しかし本田選手は1500mでも日本トップクラス。
そのスピードを持ったまま長距離へ対応できれば、非常に珍しいタイプのランナーになります。
さらに本格的に陸上を始めたのは高校からです。
小学校2年から中学校3年まではバスケットボール中心だったことを考えると、競技歴という意味ではまだ伸びしろがあるとも考えられます。
まとめ
本田桜二郎選手について調べました。
読み方は**「ほんだ・おうじろう」**。
福岡県大牟田市出身で、中学は大牟田市立宅峰中学校。中学まではバスケットボールを中心に活動し、高校から本格的に陸上競技へ転向しました。
大牟田高校で全国トップランナーへ成長した後、高校3年になる2025年春に鳥取城北高校へ転校。
この際に起きた「集団転校」が大きな議論となり、ネット上では選手たちへの厳しい批判や誹謗中傷も起きました。
ただし、本田選手自身が不祥事を起こしたわけではありません。
転校後は鳥取城北を全国高校駅伝4位へ導き、2026年4月から早稲田大学スポーツ科学部へ進学。現在は早稲田大学競走部の長距離ブロックに所属しています。
そして大学1年でU20世界選手権3000m銅メダル。
高校時代には競技外の騒動でも注目された本田桜二郎選手ですが、今はその実力で世界から注目を集め始めています。
今後は箱根駅伝だけでなく、1500mや5000mで日本代表、さらにその先の世界大会を狙えるランナーとして、その成長が楽



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