前田凛は何者?中国・唐婧に腕を噛まれ歯型くっきり…21歳の柔道女子70kg級日本代表を調査

アジア大会2026

2026年10月1日、愛知・名古屋アジア大会の柔道女子70kg級で、驚きの出来事がありました。

日本代表の、

前田凛(まえだ・りん)選手。

準々決勝で中国の唐婧(タン・ジン)選手と対戦したところ、寝技の攻防の中で前田選手の左腕に相手の口が接触。

前田選手が審判にアピールすると、腕には、

くっきりとした歯型。

審判団が映像を確認した結果、唐選手には反則負けが宣告されました。

SNSでは、

「柔道で噛みつき?」

「こんな反則があるの?」

「前田凛ってどんな選手?」

と驚きの声が広がっています。

しかし前田凛選手について調べてみると、今回の騒動だけで注目されるのはもったいない選手でした。

実はまだ21歳ながら、

グランドスラム優勝

ワールドユニバーシティゲームズ優勝

を経験。

さらに本人は、

「将来の目標はオリンピック出場」

と明言しています。

いったい前田凛選手とは何者なのでしょうか。

今回の噛みつき騒動とともに、プロフィールや出身中学・高校、これまでの戦績、そしてロサンゼルス五輪を目指す現在地について調べました。

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前田凛の腕に中国選手が噛みつき?

問題が起きたのは2026年10月1日。

愛知国際アリーナで行われたアジア大会柔道女子70kg級の準々決勝でした。

日本の前田凛選手が対戦したのは、

唐婧(タン・ジン)選手=中国。

試合開始から1分ほど。

寝技の攻防となり、唐選手の口元付近に前田選手の左腕が入りました。

その後「待て」がかかると、前田選手が審判に左腕を見せて何かをアピールします。

腕にはくっきりと歯型

審判が前田選手の腕を確認。

そこには、

歯型がはっきり残っていました。

日本側のコーチからも、

「反則、反則。見せとけ、見せとけ」

という声が飛んだと報じられています。

前田選手には治療も促されました。

審判団はジャッジ席でリプレー映像を確認。

中国側のコーチも映像を確認する事態となり、協議の結果、

唐婧選手の反則負け

が宣告されました。

唐婧は納得できない様子

THE DIGESTによると、唐選手は判定に納得できない様子を見せたものの、最後は前田選手と握手して畳を降りました。

公式結果には、

「MAEDA Rin won by Ippon in 1:12」

そして唐選手側に、

「Hansoku-make(X)」

と記録されたと報じられています。

唐選手は敗者復活戦に回る可能性がありましたが、その後は畳に上がらず不戦敗となりました。

「わざと噛んだ」とまでは断定できない

ただし、ここは少し慎重に見た方がいいでしょう。

報道では「噛みつき」と表現され、実際に前田選手の腕には明瞭な歯型が確認され、唐選手には反則負けが宣告されています。

一方で、現時点で確認できる大会公式記録には、

反則負けの具体的な理由までは記載されていない

と報じられています。

したがって、

「唐選手が故意に相手を傷つける目的で噛んだ」

という本人の意図まで第三者が断定することは避けた方がよさそうです。

確認できる事実は、

前田選手の腕に歯型が残り、映像確認を経て唐選手が反則負けになった

というところまでです。

前田凛は何者?

今回の出来事によって一気に名前が広がった、

前田凛選手。

しかし柔道界では、すでに将来を期待されている選手です。

プロフィールを見てみましょう。

名前:前田凛

読み方:まえだ・りん

生年月日:2005年9月8日

年齢:21歳

階級:女子70kg級

段位:二段

所属:環太平洋大学3年

出身中学:三間中学校

出身高校:比叡山高校

全日本柔道連盟の女子強化選手にも名を連ねています。

出身高校は比叡山高校

前田選手は、

三間中学校

から、

比叡山高校

へ進学しています。

その後に進んだのが、

環太平洋大学(IPU)。

現在は体育学部競技スポーツ科学科の3年生です。

環太平洋大学も今回のアジア大会を前に、大学から日本代表として出場する選手の一人として前田選手を紹介していました。

2024年に全日本ジュニア優勝

前田選手が一気に存在感を高めたのが2024年。

全日本ジュニア柔道体重別選手権大会の、

女子70kg級で優勝。

同年12月には、

グランドスラム東京で3位

に入りました。

大学1年生にして国内ジュニアを制し、シニアの国際大会でも表彰台。

ここから一気に世界へ飛び出していきます。

大学1年でグランドスラム初優勝!

そして2025年2月。

前田選手は、

グランドスラム・タシケント

へ出場します。

女子70kg級で、

2回戦
準々決勝
準決勝
決勝

の4試合を戦い、

すべて一本勝ち。

決勝では地元ウズベキスタンのRAZZOKBERDIEVA選手を「内股透」で破り、

グランドスラム初優勝

を成し遂げました。

4試合すべて一本勝ち

内容を見ると、かなり強烈です。

2回戦は背負投。

準々決勝は大外返。

準決勝は横四方固。

決勝は内股透。

つまり、

投げ技だけでなく寝技でも一本を取れる。

しかも国際大会で異なる技を使いながら勝ち上がっています。

大学側の発表で前田選手は、

「初めて国際大会優勝をすることができました」

と喜びを語っています。

ワールドユニバーシティゲームズでも金メダル

さらに2025年7月。

ドイツで開催された、

FISUワールドユニバーシティゲームズ

でも女子70kg級に出場。

ここでも、

優勝。

国際大会で結果を積み重ねました。

2025年はそのほかにも講道館杯3位、グランドスラム東京5位などを記録しています。

2026年はグランドスラム・パリ3位

そして2026年2月。

柔道の本場の一つ、

グランドスラム・パリ

へ出場しました。

結果は、

3位。

優勝こそ逃しましたが、世界トップレベルが集まるパリ大会で表彰台に立ちました。

本人も大学を通じて、

「少しですが自分の成長を感じることのできた試合でした」

とコメントしています。

アジア大会では第1シード

こうした国際実績もあり、今回のアジア大会女子70kg級で前田選手は、

第1シード。

eJudoも大会前の展望で、前田選手を優勝候補の中心に挙げています。

中国の唐婧選手や北朝鮮のムン・ソンフイ選手らが有力選手として挙げられる組み合わせとなっていました。

その中で起きたのが今回の準々決勝での騒動だったわけです。

噛まれた後も大会は続く

前田選手にとって大変なのは、

これで大会が終わったわけではない

ということです。

腕に歯型が残り、治療を促されるほどのアクシデント。

それでも反則勝ちによって準決勝へ進出しました。

2026年10月1日午後4時現在、全日本柔道連盟の大会ページでは女子70kg級の最終結果はまだ更新されていません。

このため本記事では、この後の試合結果については公式確認後に追記します。

実はすぐ世界選手権も待っている

そして前田選手には、もう一つ大きな大会が待っています。

2026年世界柔道選手権。

大会は、

10月4日から11日

にアゼルバイジャン・バクーで開催されます。

前田選手は女子70kg級個人代表ではありません。

70kg級の日本代表は、

田中志歩選手。

しかし前田選手自身も、

男女混合団体戦の70kg級代表

として日本選手団に選ばれています。

つまり、

アジア大会→世界選手権

と大舞台が続くことになります。

目標はオリンピック

では前田選手が目指している場所はどこなのでしょうか。

本人がはっきり答えています。

2026年2月、岡山市の「人見絹枝スポーツ顕彰」で特別スポーツ栄誉賞を受賞した際、

「私の将来の目標はオリンピック出場」

と語りました。

そして、

一つ一つの大会で結果を残し、応援してくれる人たちへ恩返ししていきたいという思いも明かしています。

ロサンゼルス五輪では24歳

次の夏季オリンピックは、

2028年ロサンゼルス大会。

前田選手は2005年9月生まれです。

大会時には、

22歳。

まさに競技者として大きく伸びていく年代でロサンゼルス五輪を迎えます。

ただし女子70kg級は、日本国内でも非常に競争が激しい階級です。

2026年世界選手権代表には田中志歩選手が選ばれており、前田選手もさらに実績を積み上げていく必要があります。

まだ21歳なのが最大の魅力

前田選手のこれまでを並べてみると、

2024年
全日本ジュニア優勝
グランドスラム東京3位

2025年
グランドスラム・タシケント優勝
ワールドユニバーシティゲームズ優勝
講道館杯3位

2026年
グランドスラム・パリ3位
アジア大会日本代表

と、急速に階段を上っています。

そして、

まだ21歳。

すでにグランドスラムで優勝経験がありながら、年齢的にはこれから世界トップを本格的に目指していく選手なのです。

「噛まれた選手」だけではもったいない

今回、前田凛選手を初めて知った人も多いかもしれません。

きっかけは、

「中国選手に腕を噛まれた日本人柔道家」

という非常に珍しい出来事でした。

しかしキャリアを調べると、

今回の事件だけで紹介するにはもったいない選手だと分かります。

大学1年でグランドスラム優勝。

ワールドユニバーシティゲームズ金メダル。

グランドスラム・パリ3位。

そして21歳でアジア大会の第1シード。

前田凛選手は、

日本女子70kg級の次世代を担う候補の一人

としてすでに世界で戦っています。

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まとめ

2026年10月1日、愛知・名古屋アジア大会の柔道女子70kg級準々決勝で、前田凛選手と中国の唐婧選手が対戦。

寝技の攻防の中で前田選手の左腕に歯型が残り、映像確認を経て、

唐婧選手の反則負け

が宣告されました。

唐選手はその後の敗者復活戦にも出場せず、不戦敗となっています。

一方の前田凛選手は、

2005年9月8日生まれの21歳。

三間中学校、比叡山高校を経て、

環太平洋大学3年。

女子70kg級で、

2024年全日本ジュニア優勝。

2025年グランドスラム・タシケント優勝。

2025年ワールドユニバーシティゲームズ優勝。

2026年グランドスラム・パリ3位。

という実績を残しています。

そして本人が掲げる将来の目標は、

オリンピック出場。

今回のアジア大会終了後には、世界選手権の男女混合団体代表としても日本選手団に名を連ねています。

「噛みつき」という異例の出来事によって全国的に名前が知られることになった前田凛選手。

しかし本当に注目したいのは、

その先。

21歳の柔道家が女子70kg級の激しい国内競争を勝ち抜き、2028年ロサンゼルス五輪へたどり着けるのか。

これから名前を目にする機会がさらに増える選手かもしれません。

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