「いいぞいいぞ赤星」コールは本当?森下翔太の死球直後に巨人ファンから聞こえたとの動画が拡散

野球

2026年8月29日に阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦。

阪神・森下翔太選手への死球をきっかけに球場が騒然となり、その後、スタンドでは阪神ファンと巨人ファンのトラブルも発生しました。

そんな中、X(旧Twitter)では、

「森下が倒れ込む最中、巨人ファンが『いいぞいいぞ赤星』コールをしていた」

との投稿が拡散されています。

これは本当にあったのでしょうか。

当日の報道や公開されている映像などから調べました。

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森下翔太が赤星優志から死球を受けたのは事実

まず、死球そのものについては事実です。

2026年8月29日の阪神対巨人戦、7回1死の場面で、巨人・赤星優志投手が投じた148キロのボールが森下翔太選手の左手付近を直撃しました。

森下選手はその場に倒れ込み、途中交代しています。

試合は阪神が4-1で勝利し、優勝マジック「23」が点灯しました。

赤星優志はすぐに森下を心配していた

ここで重要なのが、死球を与えた赤星投手自身の行動です。

報道によると、赤星投手は死球を与えるとすぐに帽子を取り、本塁方向へ駆け寄って森下選手を心配そうに見つめていました

さらに降板する際には歩みを止め、阪神ベンチに向かって帽子を取って深く一礼しています。

試合後にも赤星投手は取材に応じ、森下選手に対して謝罪しました。

つまり、少なくとも赤星投手本人が死球を喜んでいたという事実はありません。

「いいぞいいぞ赤星」という声は本当にあった?

問題になっているのはこちらです。

Xでは、死球直後とされるスタンドの映像とともに、

「いいぞ!いいぞ!赤星!」

というコールが巨人ファン側から聞こえたとの投稿が複数出ています。

実際、この動画はX以外にも拡散され、「森下に死球を当てた時の現地巨人ファン『いいぞ!いいぞ!赤星!』」として取り上げられています。

さらに別の投稿では、

「いいぞいいぞ赤星」「サヨナラサヨナラ森下」

という声があったとする動画も拡散されています。

したがって、「いいぞ、いいぞ、赤星」という声が聞こえる映像が存在し、当日のものとして複数の場所で拡散されていること自体は確認できます。

ただし、映像だけから「ビジター席の巨人ファン全員が一斉にコールしていた」などと人数や規模まで断定することはできません。

ここは分けて考える必要があります。

報道でも甲子園の異様な雰囲気は確認されている

死球後に甲子園が騒然となったことについては、大手スポーツメディアも報じています。

日刊スポーツは死球後に阪神ファンからブーイングが飛び交ったと報道。

デイリースポーツも、

「場内大荒れ」「スタンドで両軍ファンのけんか勃発」

と報じています。

つまり、

森下への死球 → 球場が騒然 → スタンドでも両軍ファンのトラブル

という大きな流れについては、SNSだけではなく報道からも確認できます。

「いいぞ赤星」がビール騒動の原因だった?

ここが今回もっとも慎重に扱うべきところです。

SNSでは、

森下選手への死球
→ 巨人ファン側から「いいぞ、いいぞ、赤星」などの声
→ 阪神ファン側が反発
→ 両軍ファンが応酬
→ ビールをかける行為に発展

という説明が広がっています。

実際、Yahoo!知恵袋にも「その前にレフトの巨人ファンから『いいぞ、いいぞ、赤星』コールがあった」とする現地の出来事についての投稿があります。

しかし、これは球団や警察などが公式に発表した経緯ではありません。

そのため、「いいぞ赤星コールがビール騒動の直接的な原因だった」とまでは現時点では断定できません。

複数の出来事が短時間に連続して起き、両チームの一部ファンの感情がエスカレートしていった可能性がある、と見るのが妥当でしょう。

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まとめ…投稿の内容はどこまで本当?

今回のX投稿について調査した結果を整理すると、

森下翔太選手が赤星優志投手から死球を受け、倒れ込んだことは事実。

そして、

その直後とされる映像で「いいぞ、いいぞ、赤星」という声が聞こえ、同様の動画が複数のSNSやサイトで拡散されていることも確認できます。

一方で、その声を出した人数や、「巨人ファン全体」が森下選手への死球を喜んでいたかのように捉えるのは適切ではありません。

また、このコールがその後のビール騒動を直接引き起こしたと断定できる公式情報も、現時点では確認できませんでした。

なお、赤星投手本人は森下選手を心配し、降板時には阪神ベンチへ一礼、試合後にも謝罪しています。

ファン同士の騒動と、グラウンド上で選手が取った行動は分けて考える必要がありそうです。

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