吉永優衣の陸上経歴!身長152cmの小柄な女王は西諫早中出身|100mとハードルの実力を紹介

アスリート

2026年8月1日に行われた滋賀インターハイの女子100mで、長崎日本大学高校3年の吉永優衣(よしなが・ゆい)選手が優勝しました。

決勝タイムは11秒57。2位とはわずか0秒01差という大接戦を制し、高校女子最速の座を獲得しています。

吉永優衣選手は身長152cmと小柄ながら、100mと100mハードルの両方で高校歴代上位の記録を持つ注目選手です。

中学は長崎県諫早市の西諫早中学校に通い、中学3年時には全国大会の100mハードルで2位に入賞。高校で突然現れた選手ではなく、中学時代から全国トップクラスのハードラーでした。

この記事では、吉永優衣選手の身長や出身中学、陸上を始めた経歴、自己ベスト、強さの理由について紹介します。

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吉永優衣のプロフィール

吉永優衣選手の基本プロフィールは次の通りです。

項目内容
名前吉永優衣
読み方よしなが・ゆい
学年高校3年生(2026年度)
身長152cm
出身中学諫早市立西諫早中学校
高校長崎日本大学高校
種目100m、100mハードル、4×100mリレー
100m自己ベスト11秒47
100mハードル自己ベスト13秒33
主な実績2026年インターハイ女子100m優勝

身長152cmは短距離選手の中でも小柄な部類に入ります。

それでも、地面から受ける反発を推進力へ変える走りと、テンポの速いピッチを武器に、日本高校記録へ迫るタイムを出しています。地元メディアも吉永選手を「身長152cmのスプリンター」と紹介しています。

吉永優衣の身長は152cm

吉永優衣選手の身長は152cmです。

陸上短距離では、長い脚を生かして大きな歩幅で進むストライド型の選手が目立ちます。しかし、身長が高くなければ速く走れないわけではありません。

吉永優衣選手の走りには、次のような特徴があります。

  • スタートからの加速が鋭い
  • 足の回転が速い
  • 地面からの反発を前方への力に変えられる
  • 小柄な体格を生かし、低い姿勢からスムーズに加速する
  • ハードル間のリズムが崩れにくい

滋賀インターハイ女子100m決勝でも、吉永選手は抜群のスタートで前に出ました。

後半に加藤結衣選手と小宮璃音選手から追い上げられたものの、最後までリードを守り、11秒57で優勝。2位とは0秒01、3位とは0秒03という僅差でした。

本人はレース直後、「完全に2着だと思った」と感じていたそうです。それほど判定が難しい接戦を制し、高校女子最速の称号を手にしました。

吉永優衣の中学は西諫早中学校

吉永優衣選手の出身中学は、長崎県諫早市にある諫早市立西諫早中学校です。

日本陸上競技連盟や長崎陸上競技協会の記録にも、中学時代の所属先として「西諫早」と記載されています。

中学3年だった2023年には、女子100mハードルで13秒67を記録。このタイムは長崎県中学記録として、その後も大会記録一覧に掲載されています。

100mでも速く、2023年の長崎県中学校総合体育大会では予選を12秒57で通過。通信陸上では12秒44を記録しており、中学時代からハードルだけでなく平地のスプリント能力も高かったことが分かります。

中学時代に全中100mハードルで2位

吉永優衣選手が全国的に注目されるようになったのは、西諫早中学校時代です。

中学3年時には全国中学校体育大会、通称「全中」の女子100mハードルで2位に入りました。

長崎県内では、中学1年時から80mハードルの県記録を樹立。中学3年時には100mハードルの長崎県中学記録を13秒67まで更新しています。現在の大会記録ページにも、吉永選手の80mハードル11秒51、100mハードル13秒67が記録として残されています。

中学時代の主な実績をまとめると、次の通りです。

種目主な記録・実績
80mハードル11秒51・長崎県中学記録
100mハードル13秒67・長崎県中学記録
全中100mハードル2位
通信陸上100mハードル14秒10
100m12秒44を記録

もともとはハードルを本職としていましたが、100mでも県内トップクラスのスピードを備えていました。

この基礎能力が、高校での100m日本一につながったと考えられます。

長崎日大高校へ進学

西諫早中学校卒業後は、陸上競技の強豪である長崎日本大学高校へ進学しました。

高校では100mハードルを中心に取り組みながら、100mや4×100mリレーにも出場しています。

高校2年だった2025年には、長崎県高校総体の女子100mを11秒84の大会新記録で優勝。U18大会でも女子100mで5位に入り、ハードラーだけでなくスプリンターとしても全国上位に進出しました。

高校3年となった2026年には、さらに大きく飛躍しています。

高校3年で100mと100mハードルが急成長

吉永優衣選手は、高校2年から3年にかけて100mで0秒3以上、100mハードルで約0秒4も自己記録を更新しました。

本人によると、それまでの走りは「スタートから全力で走り、後半は耐える」というイメージだったそうです。

しかし、後半に失速する課題を改善するため、冬季練習ではスタート後のテンポや骨盤の動きを意識。苦手だったドリルにも取り組み、最後まで力を残せるフォームへ改良しました。

その成果が表れたのが、2026年6月の北九州地区大会です。

100mで11秒54

女子100mでは11秒54をマークし、当時の高校歴代7位タイとなる好記録で優勝しました。

それまでの自己ベスト11秒75を一気に0秒21更新。長崎県記録と長崎県高校記録も塗り替えています。

100mハードルで13秒33

その2日後には、本職の100mハードルでも13秒33を記録して優勝しました。

このタイムは当時の高校歴代6位に当たり、100mと100mハードルの両種目で高校歴代10傑に入りました。日本陸連の2026年高校ランキングにも、13秒33の記録が掲載されています。

異なる技術を求められる2種目で、同時に全国トップクラスへ到達した点が吉永選手の大きな特徴です。

インターハイ100m予選で11秒47

2026年7月31日の滋賀インターハイ女子100m予選では、11秒47を記録しました。

風は追い風1.7mで、公認条件となる毎秒2.0m以内です。そのため、11秒47は追い風参考ではなく正式な公認記録となります。

この記録は、

  • インターハイ大会新記録
  • 日本高校歴代3位
  • 高校記録11秒43まで0秒04

という驚異的なタイムでした。

土井杏南選手が2012年に樹立した高校記録11秒43に、あと0秒04まで迫っています。

これまで本職は100mハードルとされてきましたが、11秒47を出したことで、日本女子短距離界を代表する次世代スプリンターの一人としても注目されるようになりました。

インターハイ決勝は11秒57で優勝

8月1日の女子100m決勝では、11秒57で優勝しました。

予選の11秒47には届きませんでしたが、決勝直前に脚がつるアクシデントがあったと報じられています。

それでもスタートから先頭に立ち、最後は加藤結衣選手を0秒01差で振り切りました。

順位選手記録
1位吉永優衣11秒57
2位加藤結衣11秒58
3位小宮璃音11秒60

長崎県勢がインターハイ女子100mを制したのは、2002年の長島夏子さん以来24年ぶりで、史上2人目の快挙です。

吉永優衣はなぜ152cmでも速い?

吉永優衣選手の強さは、単純な歩幅の大きさではなく、動きの効率にあると考えられます。

1.スタートが速い

インターハイ決勝でも、吉永選手は号砲と同時に飛び出しました。

小柄な選手は重心が低く、スタート時に身体を前方へ運びやすいという利点があります。吉永選手は、この特徴を加速につなげています。

2.ピッチを落とさない

長い歩幅だけに頼らず、足の回転を維持してスピードを保ちます。

冬季練習でスタート後のテンポを見直したことにより、後半の失速も小さくなりました。

3.ハードルで培ったリズム感

100mハードルでは、10台のハードルを一定の歩数とリズムで越える必要があります。

中学時代から磨いてきたリズム感や身体操作能力は、平地の100mでもフォームを崩さず走る力につながっているのでしょう。

4.地面の反発を生かす力

地面を強く長く押し続けるのではなく、短い接地時間で反発を受け取り、前へ進む走りが特徴です。

身長152cmという数字は不利に見えるかもしれません。しかし吉永選手は、小柄な体格に合った動きを磨くことで、高身長の選手にも負けないスピードを生み出しています。

本職は100mハードル

100mで高校日本一となった吉永優衣選手ですが、本人がより強い思いを持っている種目は100mハードルです。

中学時代から全国2位となり、高校でも一貫して取り組んできました。

2026年のインターハイ前には、「100mよりハードルの方が、勝ちたい気持ちも記録を出したい気持ちも強い」と話しています。

100m優勝後には、予選で高校記録を更新できなかった悔しさに触れ、

100mハードルでは絶対に高校新記録で優勝したい

と宣言しました。

2026年時点の女子100mハードル高校記録は13秒20。吉永選手の自己ベスト13秒33との差は0秒13です。

平地100mで11秒47までスピードを伸ばした現在、その走力をハードルへうまく結びつけられれば、記録更新も十分に期待できます。

吉永優衣の進路は?

2026年8月2日時点で、吉永優衣選手の高校卒業後の進学先は公表されていません。

100mと100mハードルで高校歴代上位の記録を持つため、大学陸上の強豪校から注目されている可能性は高いでしょう。

ただし、具体的な大学名について本人や学校から正式発表がない段階で、進学先を断定することはできません。

今後は、

  • 日本選手権
  • U20日本選手権
  • 大学陸上
  • 日本代表
  • 世界ジュニア・アジア大会
  • 将来的な世界選手権やオリンピック

での活躍が期待されます。

特に100mと100mハードルのどちらを主軸にするのか、あるいは引き続き両立するのかも注目されるところです。

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まとめ

今回は、陸上女子100mで高校日本一となった吉永優衣選手の身長や中学、競技経歴について紹介しました。

  • 読み方は「よしなが・ゆい」
  • 身長は152cm
  • 出身中学は諫早市立西諫早中学校
  • 中学3年時に全中100mハードルで2位
  • 中学100mハードルで13秒67の長崎県記録を樹立
  • 高校は長崎日本大学高校
  • 本職は100mハードル
  • 100mの自己ベストは11秒47
  • 100mハードルの自己ベストは13秒33
  • 2026年インターハイ女子100mを11秒57で優勝
  • 身長152cmながら、鋭いスタートと速いピッチが武器
  • 卒業後の進路は現時点で公表されていない

吉永優衣選手は、高校3年で突如現れた新星ではありません。

西諫早中学校時代から全国の頂点を争い、ハードルで培った技術と冬季練習で磨いた走力を組み合わせ、高校女子最速の座をつかみました。

100mでは高校記録まで0秒04。さらに本職の100mハードルでも高校新記録を狙っています。

身長152cmの小さなスプリンターが、これから日本陸上界でどこまで記録を伸ばすのか注目です。

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