RIZINバンタム級を語るうえで、何度も話題になるのが
「井上直樹と朝倉海はどっちが強いのか?」
というテーマです。
両者はともにRIZINバンタム級のトップ選手であり、UFC経験者でもあります。
ただ、ファイトスタイルはかなり違います。
結論から言うと、
総合力なら井上直樹、KO力と爆発力なら朝倉海
という見方が自然かもしれません。
井上直樹の強さは“穴の少なさ”
井上直樹選手は、打撃・組み・寝技を高いレベルでまとめたオールラウンダーです。
19歳でUFCと契約した経験があり、RIZINではバンタム級王者にもなりました。
特に強みは、
- 打撃のスピード
- ジャブの精度
- テイクダウンのタイミング
- グラウンドコントロール
- 極めの強さ
です。
キム・スーチョル戦では、鋭いジャブから一気に試合を決め、RIZINバンタム級王座を獲得しました。
派手なマイクパフォーマンスは少ないものの、技術面では日本トップクラスの完成度を持つ選手です。
#RIZIN48
— まよいマイマイ (@maimai_bjj) September 29, 2024
井上直樹
vs
キム・スーチョル
1R3分55秒、右ストレートをもらい態勢崩したスーチョルを追って打撃まとめる!
井上直樹、TKO勝利!
打撃の展開で見事なまでの完封勝利
RIZINバンタム級新王者に!!
「防衛戦、大晦日でやりたいですね!」#井上直樹 pic.twitter.com/Y6ZMLnofvQ
朝倉海の強さは“一撃で流れを変える力”
一方の朝倉海選手は、国内屈指のストライカーです。
173cmの身長と長いリーチを生かし、スピードのあるパンチで相手を倒す力があります。
代表的なのは、2019年に堀口恭司選手を1R KOした試合。
あの一戦で、朝倉海選手は一気にRIZINバンタム級の主役になりました。
強みは、
- 右ストレート
- カウンター
- 膝蹴り
- 打撃の爆発力
- 試合を終わらせる決定力
です。
UFCではフライ級で苦戦しましたが、本人もバンタム級への再転向を表明しており、適正階級での復活が期待されています。
【試合結果】GOOD SPEED presents RIZIN.18
— RIZIN FF OFFICIAL (@rizin_PR) August 18, 2019
第13試合 堀口恭司 vs. 朝倉海
朝倉海が堀口恭司を衝撃KO!
(LOSE)堀口恭司 vs. 朝倉海(WIN)
1R 1分08秒 KO(スタンドパンチ)
試合レポート⏬https://t.co/ciPYK2TvFC
打撃だけならどっちが強い?
打撃だけで見ると、かなり難しいです。
KO力なら朝倉海選手。
技術の細かさや対応力なら井上直樹選手。
朝倉海選手は一撃で試合を壊す力がありますが、井上選手は相手の動きを見ながら細かく打ち分けるタイプです。
打撃の比較
| 項目 | 井上直樹 | 朝倉海 |
|---|---|---|
| スピード | 高い | 高い |
| KO力 | 高い | 非常に高い |
| 精度 | 非常に高い | 高い |
| 一撃の怖さ | 高い | かなり高い |
| 打撃の幅 | 広い | パンチ中心に強い |
純粋なKO力なら朝倉海選手。
MMA全体の打撃技術なら井上直樹選手に分があると見ます。
寝技・組みなら井上直樹が有利?
寝技や組みの展開になれば、井上直樹選手が有利でしょう。
井上選手はリアネイキッドチョークやアームバーなど、一本勝ちの実績も豊富です。
また、佐藤将光戦では打撃の攻防からテイクダウンにつなげ、上からコントロールする技術を見せました。
朝倉海選手もフィジカルが強く、簡単に倒される選手ではありません。
ただ、UFCではパントージャ戦、ティム・エリオット戦で一本負けを喫しており、グラップリング面は課題として見られています。
そのため、井上選手が組みを混ぜれば、試合を優位に進める可能性があります。
階級はかなり重要
この比較で大事なのが階級です。
朝倉海選手はUFCでフライ級に挑戦しましたが、現在はバンタム級への再転向を表明しています。
本人も「自分が一番強いところで勝負したい」と語っており、バンタム級が適正という判断をしているようです。
井上直樹選手も、RIZINではバンタム級で結果を出してきました。
つまり、もし両者が戦うなら、やはりバンタム級が最も自然です。
もし対戦したらどうなる?
もし井上直樹選手と朝倉海選手がバンタム級で対戦した場合、展開はかなりはっきり分かれそうです。
朝倉海が勝つ展開
- 序盤からプレッシャーをかける
- 井上の入り際に右ストレートを合わせる
- 組まれる前に距離を切る
- 打撃戦でKOする
朝倉選手が勝つなら、やはりKOでしょう。
一瞬のカウンターで流れを変える力は、今でも国内屈指です。
井上直樹が勝つ展開
- ジャブとステップで距離を支配
- 朝倉の強打を空振りさせる
- 打撃から組みへつなげる
- テイクダウン後にコントロール
- 判定または一本を狙う
井上選手が勝つなら、より総合的な展開。
スタンドで付き合いすぎず、組みや寝技も混ぜながら試合を作る形になりそうです。
ファンの意見は分かれている
Yahoo!知恵袋などでも、以前から
「井上直樹と朝倉海はどっちが強い?」
という質問は出ていました。
当時の意見を見ると、
- 総合力なら井上直樹
- 一発なら朝倉海
- 寝技まで含めると井上
- 打撃戦なら朝倉
という声が多い印象です。
これは今見てもかなり的を射ています。
結論:MMAとしては井上直樹、倒す怖さは朝倉海
最終的にまとめると、
MMAの総合力では井上直樹選手がやや有利
だと考えます。
理由は、
- 打撃もできる
- 寝技も強い
- 試合運びがうまい
- 相手の良さを消せる
からです。
ただし、朝倉海選手には一撃で試合を終わらせる力があります。
そのため、対戦すれば井上選手が有利に進めていても、朝倉選手の一発で流れが変わる可能性は十分あります。
つまり、
安定感の井上直樹、爆発力の朝倉海。
この構図こそが、両者比較の面白さでしょう。


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