眞鍋球審の判定は誤審?牧原大成への「低すぎるストライク」が物議!映像とルールから検証

野球

2026年9月15日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス戦で、眞鍋勝已球審のストライク判定が大きな話題になっています。

問題となったのは6回表。

ソフトバンクの牧原大成選手が、オリックス先発・ジェリー投手の内角低めへの投球を見送りました。

ところが判定は、

ストライク。

牧原選手は見逃し三振となりました。

SNSではこの瞬間の映像が急速に拡散。

「どこがストライク?」

「低すぎない?」

「真鍋エグい」

など、判定を疑問視する声が相次ぎました。

実際、西日本スポーツもこの場面を「微妙なストライク判定」として取り上げ、牧原選手が憮然とした表情を見せ、ファンからブーイングが起こり、小久保裕紀監督も苦笑いしたと報じています。

では、この一球は本当に「誤審」だったのでしょうか。

実際の試合記録やストライクゾーンの考え方、捕手のフレーミングなどから検証してみました。

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眞鍋球審の「低めストライク」がSNSで拡散

問題の場面があったのは、

2026年9月15日
オリックス対ソフトバンク
京セラドーム大阪

で行われた試合です。

ホークス公式記録によると、この日の審判団は、

球審:眞鍋勝已
一塁:芦原英智
二塁:須山祐多
三塁:嶋田哲也

でした。

試合はソフトバンクが5―3で勝利しています。

その中で大きな話題となったのが6回表でした。

打者は牧原大成、投手はジェリー

この場面を正確に整理してみましょう。

6回表、ソフトバンクの先頭打者は6番・牧原大成選手

マウンドにはオリックス先発のジェリー投手がいました。

そしてカウント2ボール2ストライクから投じられた内角低めへの球を牧原選手が見送ります。

判定は、

ストライク。

牧原選手は見逃し三振となりました。

ホークス公式一球速報でも、

「牧原大 見三振 内角低めのツーシームを見逃し三振」

と記録されています。

スポーツナビの試合速報でも、6回表先頭の牧原選手が見逃し三振だったことが確認できます。

「どこがストライク?」Xで233万表示

試合後、この一球を撮影した動画がXで拡散しました。

投稿では、

「は?どこがストライク? 真鍋エグいって」

と判定を疑問視。

今回確認したスクリーンショットでは、9月15日午後7時31分に投稿された動画が233万回以上表示されています。

映像を見ると、ジェリー投手の投球はかなり低い位置へ向かっているように見えます。

捕手の若月健矢選手も、捕球後にミットを上方向へ動かしているように見えるため、

「完全にボールでは?」

と感じた視聴者が多かったようです。

西日本スポーツも「微妙な判定」と報道

この一球はSNSだけで話題になったわけではありません。

西日本スポーツも、

「ソフトバンク牧原大成が微妙なストライク判定に憮然 ファンからはブーイング 小久保監督は苦笑い」

との見出しで報道しています。

つまり、映像を見たSNSユーザーだけが違和感を持ったわけではなく、実際に球場でも反応があったことになります。

ただし、

「微妙な判定」=「誤審が確定した」

ではありません。

ここは分けて考える必要があります。

眞鍋球審の判定は本当に誤審だった?

では最大の疑問です。

あの球は本当にボールだったのでしょうか。

映像だけを見ると、かなり低い位置に見えます。

一方で今回確認した範囲では、この投球について、

「ボールゾーンを何cm外れていた」

などと客観的に判断できる公式の投球座標データは確認できませんでした。

そのため、

「眞鍋球審の明確な誤審だった」

と断定することもできません。

テレビ映像にはカメラの角度があります。

さらに投球はホームベース上を立体的に通過するため、捕手が最終的に捕球した位置だけを見てストライク・ボールを判断することもできません。

現時点で言えるのは、

「非常に低く見える一球を眞鍋球審がストライクと判定し、その判定が大きな議論になった」

というところまででしょう。

捕手のミットの位置=判定位置ではない

今回の映像で特に目立つのが捕手のミットです。

若月選手は低い位置で捕球した後、ミットを上方向へ動かしているように見えます。

この動きから、

「捕手自身もボールだと思っていたのでは?」

という声も出ています。

しかし、これも断定できません。

捕手が捕球した場所と、ボールがホームベース上を通過した位置は同じではないからです。

変化球なら、ホームベースを通過してからさらに落ちることもあります。

そのため、

「ミットが低い=絶対にボール」

とは限りません。

若月健矢のフレーミングだった?

もう一つ注目されているのが、

フレーミング

です。

フレーミングとは、捕手が際どいコースのボールを捕球する際、ミットの動きなどによってストライクに見えやすくする捕球技術です。

今回も若月選手が低い位置で捕球した後、ミットをストライクゾーン方向へ動かしているように見えます。

そのためSNSでは、

「若月のフレーミングがうまかったのでは」

という見方も出ています。

ただし、眞鍋球審が実際にその動きの影響を受けたかどうかは本人にしか分かりません。

したがって、

「若月のフレーミングで誤審になった」

とまで断定するのは避けた方がよいでしょう。

ストライクゾーンは「ミット」ではなく打者が基準

そもそもストライクゾーンは、画面上に固定された四角形だけで決まるものではありません。

高さ方向については打者の身体を基準とする立体的な空間として定められています。

さらにストライクゾーンの一部を投球が通過すれば、捕手が最終的にゾーン外で捕球してもストライクになり得ます。

つまり今回、

捕球位置が低かった

という映像だけでは判定を覆す決定的な材料にはなりません。

一方で、映像上かなり際どく見えるのも確かで、球場でも判定への反応が起きたことが報じられています。

なぜテレビのストライクゾーン表示と違って見える?

野球中継では、ホームベース付近にストライクゾーンを示す枠が表示されることがあります。

これを見ると、

「枠から出ている=ボール」

と思ってしまいます。

しかしテレビ中継のグラフィックと球審が実際に判断するストライクゾーンを完全に同一視することはできません。

カメラの角度、打者の体格、ボールの軌道なども関係するからです。

したがって、中継画面だけで、

「枠から外れたから100%誤審」

と判断するのは難しいところです。

牧原大成も判定に驚いた?

映像ではストライクが宣告された後、牧原選手がすぐにベンチへ戻らず、判定に驚いたような表情を見せています。

西日本スポーツも牧原選手が憮然とした様子だったと報道。

さらに球場からブーイングが起こり、小久保監督もベンチで苦笑いを浮かべたと伝えています。

打席に立っていた牧原選手自身にとっても、簡単にはストライクと思えないコースだったことがうかがえます。

ただし、牧原選手が試合後に「誤審だった」と公式に批判したという情報は、今回確認できませんでした。

牧原大成は直前に1000試合出場を達成

牧原選手はこの試合の直前、大きな節目を迎えていました。

9月13日のロッテ戦でNPB通算1000試合出場を達成。

プロ野球史上547人目の記録です。

2010年育成ドラフト5位でソフトバンクに入団した牧原選手。

育成出身から1000試合まで到達しただけに、現在もホークスを支える重要な選手の一人です。

そんな牧原選手の打席だったことも、今回の判定がホークスファンの間で大きく注目された理由の一つでしょう。

試合はソフトバンクが5-3で勝利

なお、試合自体はソフトバンクが5-3で勝利しました。

ホークスは4回に柳町達選手のタイムリー二塁打で先制。

5回には柳田悠岐選手が3ラン本塁打。

6回には庄子雄大選手の二ゴロの間にさらに1点を追加しました。

オリックスも反撃しましたが、ソフトバンクが逃げ切っています。

つまり今回の判定が、

「この一球で勝敗が決まった」

という試合ではありません。

それでも一つのストライク判定だけで動画が200万回以上表示されたことから、ファンの違和感がかなり大きかったことが分かります。

NPBでもABS導入論が再燃する?

こうした際どい判定が話題になるたびに出てくるのが、

ABS(自動ボール・ストライク判定システム)

を求める声です。

機械によって投球位置を判定すれば、球審によるストライクゾーンのばらつきを減らせるのではないか、という考え方です。

一方、ストライクゾーンそのものをどのように機械へ設定するのかなど、制度設計の問題もあります。

今回の一球だけを理由に、

「人間の審判は必要ない」

とまで結論づけるのは飛躍があります。

しかし、映像が瞬時にSNSで共有され、視聴者が何度もスロー再生できる時代になったことで、球審の判定がこれまで以上に細かく検証されるようになったのは間違いありません。

眞鍋勝已球審とは?

今回の球審を務めたのは、

眞鍋勝已(まなべ・かつみ)審判員

です。

長年NPBで審判を務めているベテラン審判員です。

今回の一球がSNSで大きく取り上げられていますが、だからといって、

「眞鍋球審はいつも誤審する」

と一般化することはできません。

一つの判定への評価と、審判員個人の能力全体への評価は分ける必要があります。

今回検証すべきなのはあくまで、

2026年9月15日の牧原大成選手への一球

でしょう。

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まとめ

2026年9月15日のオリックス対ソフトバンク戦で、眞鍋勝已球審によるストライク判定が物議を醸しました。

問題となったのは6回表。

ソフトバンクの牧原大成選手がジェリー投手の内角低めのツーシームを見送りましたが、ストライクを宣告され見逃し三振となりました。ホークス公式一球速報にも同じ結果が記録されています。

判定直後には牧原選手が憮然とした様子を見せ、スタンドからブーイング。小久保監督も苦笑いしたと報じられています。

映像を見るとかなり低く見えるため、

「どこがストライク?」

という反応が出るのも理解できます。

一方、今回確認した公開情報だけでは、ボールがホームベース上のストライクゾーンをどの位置で通過したのかを正確に示す公式トラッキング座標までは確認できませんでした。

そのため、

「完全なボールだった」
「眞鍋球審の明確な誤審だった」

と断定することもできません。

今回確認できた事実を整理すると、

眞鍋球審がストライクと判定した
→牧原は見逃し三振
→球場でブーイングが起きた
→SNSで動画が拡散
→報道でも「微妙な判定」と取り上げられた
→ただし客観的な投球座標による誤審判定までは確認できない

という状況です。

一見「低すぎる」と感じる一球でも、捕球位置とホームベース上を通過した位置は必ずしも同じではありません。

だからこそ今回の一球は、「誤審だった」と決めつけるより、「本当にボールだったのか?」と検証する題材として見るのがよさそうです。

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