女子サッカーの岡村來佳(おかむら・らいか)選手が、2026年8月20日に湘南ベルマーレウィメンへ加入することが発表されました。
ところが、その際に岡村選手が発表したコメントがSNSで思わぬ注目を集めています。
「海外挑戦を目指していますが、それまでの間、精一杯湘南のためにプレーしたいと思います」
海外を目指していることを加入時から明言するという、かなり率直なコメント。
SNSでは「ここまで正直に言うのか」と驚く声がある一方、「むしろ分かりやすくていい」「海外に行けるくらい活躍してほしい」と前向きに捉える声も出ています。
では、岡村來佳選手とはどんな選手なのでしょうか。
調べてみると、U-17、U-20年代の日本代表に選ばれてきた将来性豊かなDFである一方、ケガに苦しんだ時期も経験しています。
今回は岡村來佳選手について、出身高校、浦和から湘南へ加入した経緯、海外挑戦、過去のケガなどを詳しく調べました。
岡村來佳のプロフィール
♦️GOAL!⚽️♦️
— 三菱重工浦和レッズレディース公式 (@REDSLADIES) November 23, 2025
皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会 3回戦
🆚伊賀FC 75分 #岡村來佳 1-1
試合情報➡️https://t.co/HCrE43BwZl#三菱重工浦和レッズレディース#皇后杯#サッカー#OneMatchOneWin pic.twitter.com/s6SjObtshV
まずは岡村來佳選手のプロフィールを見てみましょう。
名前:岡村來佳(おかむら・らいか)
生年月日:2005年7月30日
年齢:21歳(2026年8月現在)
出身:東京都江戸川区
身長:165cm
体重:57kg
ポジション:DF
所属:湘南ベルマーレウィメン
代表歴:U-17日本女子代表、U-20日本女子代表
湘南ベルマーレによると、サッカー歴は、
FCエスブランコ
↓
バディフットボールクラブ
↓
浦和レッドダイヤモンズレディースジュニアユース
↓
三菱重工浦和レッドダイヤモンズレディースユース
↓
三菱重工浦和レッズレディース
↓
湘南ベルマーレウィメン
となっています。
幼い頃からエリート街道を歩んできたDFといえそうです。
岡村來佳の高校は東京都立足立新田高校!
岡村來佳選手について「高校はどこ?」と気になっている人もいるようです。
浦和レッズレディースの公式プロフィールによると、出身校は、
江戸川区立北小岩小学校
↓
江戸川区立小岩第三中学校
↓
東京都立足立新田高校
です。
したがって、出身高校は東京都立足立新田高等学校で間違いないでしょう。
ただし、高校年代に所属していたサッカーチームは高校の部活動ではありません。
2021年から2023年まで、三菱重工浦和レッドダイヤモンズレディースユースでプレーしています。
学校生活は足立新田高校、サッカーでは浦和レッズレディースの育成組織という環境で成長していたわけですね。
小さい頃から「プロになる」と考えていた?
岡村選手がサッカーを始めたのは、幼稚園の年中ごろ。
浦和レッズレディースの公式コラムによると、きっかけは4歳上の兄だったそうです。
兄の練習や試合についていくうちに自分もボールを蹴りたくなり、サッカーを始めました。
そして驚かされるのが、その頃からの競技に対する意識です。
本人には「やるからには一番」「プロになる」という強い気持ちがあったと紹介されています。
小学生年代を経て浦和レッズレディースジュニアユースへ入り、その後ユースへ昇格。
2024年にはついにトップチームへ昇格しました。
高校時代にはU-17女子ワールドカップへ出場
岡村來佳選手は高校年代ですでに世界大会を経験しています。
2022年に開催されたFIFA U-17女子ワールドカップ インド2022で、U-17日本女子代表に選出されました。
JFAは岡村選手について、
- 1対1での粘り強い守備
- 広い守備範囲
- ヘディングの強さ
などを特徴として紹介しています。
同大会では日本の全4試合に出場しました。
さらに年代別代表で経験を重ね、2024年にはU-20日本女子代表としてフランスで開催されたSUD Ladies Cupにも選出されています。
「海外挑戦」という現在の目標も、若い頃から国際舞台を経験してきた岡村選手にとっては、突然出てきたものではないのかもしれません。
岡村來佳は高校時代にケガをしていた?
岡村來佳選手を検索すると「ケガ」というキーワードも気になります。
実際に調べると、代表活動を欠場した記録がありました。
2022年4月、U-17日本女子代表候補のトレーニングキャンプをコンディション不良のため不参加となっています。
さらに2023年3月には、U-19日本女子代表候補のトレーニングキャンプに選出されていたものの、今度は正式に、
「怪我のため不参加」
とJFAから発表されました。
ただし、この2023年のケガについて、JFAは具体的な負傷箇所や診断名を明らかにしていません。
そのため、「○○を負傷した」などと断定することはできません。
2025年には左足のケガで長期離脱
そして岡村選手はトップチーム昇格後にも、大きな試練を経験しています。
2025-26シーズンです。
浦和の公式コラムによると、岡村選手はこのシーズンを「勝負の年」と位置づけていました。
前年から背番号も「3」に変更。
開幕前の2025年7月にはアメリカツアーを経験し、海外選手の強いフィジカルを相手に手応えをつかんでいたといいます。
ところが、開幕へ向けて状態を上げようとしていた矢先、左足に痛みが発生しました。
ケガの原因は「疲労性」のものだった
この左足の痛みについては、浦和公式がさらに詳しく説明しています。
診断では、
「疲労性から来るもの」
とされていました。
勝負のシーズンに向けて積み重ねてきたハードトレーニングが、結果的に身体へ悪い方向に出てしまったとされています。
ここで注意したいのは、公式記事では「疲労性から来るもの」とされているだけで、疲労骨折だったとは書かれていないことです。
そのため「疲労骨折」と断定するのは避けたほうがよさそうです。
復帰しては痛み…苦しい時間が続いた
ケガは岡村選手が思っていた以上に長引きました。
8月、9月にはそれぞれ一度チーム練習へ復帰。
しかし練習を続けると再び痛みが出てしまい、また離脱するという状態を繰り返していました。
10月初旬になっても完全復帰できず、トレーナールームで悔しさから涙を流すこともあったそうです。
しかも岡村選手自身が「勝負の年」と考えていたシーズン。
同世代の選手たちが試合に出て活躍する姿を、ピッチの外から見なければなりません。
肉体的な痛みだけでなく、精神的にもかなり苦しい時期だったことがうかがえます。
約4か月を経て公式戦復帰
転機が訪れたのは2025年10月半ば。
ようやくチームへ本格的に復帰します。
10月25日のWEリーグクラシエカップ・アルビレックス新潟レディース戦でリザーブ入りし、試合終盤に投入。
これが2025-26シーズンの初出場となりました。
さらに皇后杯2回戦のスフィーダ世田谷FC戦では、シーズン開幕から約4か月を経て、ついに先発フル出場。
苦しいリハビリ期間を乗り越え、再び90分間ピッチに立てるところまで戻ってきました。
2026年に浦和レッズレディースを離脱
そんな岡村來佳選手に、2026年大きな動きがありました。
三菱重工浦和レッズレディースは、2025-26シーズン限りで岡村選手がチームを離れると発表。
理由は、
「海外挑戦を模索するため」
でした。
岡村選手は浦和で、
- WEリーグ:15試合
- リーグカップ:6試合
- 皇后杯:6試合1得点
- 国際大会:2試合
に出場。
2023-24シーズンのWEリーグ優勝や2024年の皇后杯優勝なども経験しました。
21歳という若さで浦和を離れ、海外へ挑戦する決断をしたことになります。
海外移籍かと思いきや湘南ベルマーレウィメンへ
ところが2026年8月20日、意外な発表がありました。
岡村選手が加入したのは海外クラブではなく、湘南ベルマーレウィメンでした。
湘南ベルマーレウィメンは、2026年度の神奈川県女子サッカーリーグ1部を戦っています。
WEリーグの強豪・浦和から県リーグの湘南へ。
一見すると意外な移籍に映ります。
しかし、この移籍には大きなポイントがあります。
「海外挑戦までの間」発言がSNSで話題に
💚Welcome💙
— 湘南ベルマーレウィメン (@bellmare_women) August 20, 2026
この度、#岡村來佳 選手が新加入することとなりました。
「海外挑戦を目指していますが、それまでの間、精一杯湘南のためにプレーしたいと思います。よろしくお願いします!」
岡村選手、ようこそ湘南へ🤝
✅コメント全文はこちらhttps://t.co/IzM2jGuIcc pic.twitter.com/OxJ0k16fgQ
湘南加入に際して、岡村選手は次のようにコメントしました。
「海外挑戦を目指していますが、それまでの間、精一杯湘南のためにプレーしたいと思います」
この「それまでの間」という表現がSNSで話題になりました。
投稿には、
「ここまで正直に言うのか」
「加入コメントで海外移籍を明言するのは珍しい」
といった趣旨の反応が出ています。
一方で、
「逆に目標が明確でいい」
「海外に行けるくらい活躍してほしい」
という前向きな受け止め方も見られます。
確かに通常の加入コメントと比べれば、かなり率直な表現です。
湘南を「踏み台」にしたという意味なの?
SNSでは「腰掛け」「踏み台宣言」といった厳しい表現も見られました。
しかし、岡村選手自身が湘南を「踏み台」と表現した事実はありません。
ここは分けて考える必要があります。
そもそも浦和側も今回の湘南加入について、
「海外移籍先が決まるまでの期間、湘南ベルマーレウィメンでプレーさせていただく」
という岡村選手のコメントを掲載しています。
つまり、海外挑戦を継続していることは湘南側だけでなく、前所属の浦和側からも公にされています。
このことから、少なくとも岡村選手が海外移籍を目指していることを隠して湘南へ加入したわけではありません。
クラブ側もその事情を把握したうえで加入が成立したと考えるのが自然でしょう。
岡村來佳はどこの海外クラブを目指している?
では、岡村來佳選手はどこの国やクラブへの移籍を目指しているのでしょうか。
2026年8月23日時点で、具体的な移籍先は発表されていません。
イングランド、ドイツ、フランス、アメリカなど特定のリーグを希望しているという公式情報も、今回確認した範囲では見つかりませんでした。
したがって、特定クラブとの交渉が進んでいるのかどうかも不明です。
ただ、岡村選手は高校年代からU-17女子ワールドカップを経験し、U-20日本女子代表にも選ばれてきた選手です。
2025年の浦和でのアメリカツアーでも海外選手との対戦を経験しています。
海外でプレーしたいという目標そのものは、これまでのキャリアを考えれば不思議ではありません。
岡村來佳の武器は1対1とスピード
岡村選手のポジションはDF。
JFAはU-20日本女子代表時代のプロフィールで、1対1での粘り強さ、守備範囲の広さ、ヘディングを特徴として挙げています。
センターバックだけでなく左サイドバックでもプレーし、攻撃参加もできる選手です。
浦和公式の記事でも、スピードやフィジカルが岡村選手の特徴として紹介されています。
海外で戦うDFとなればフィジカル面も重要になるだけに、こうした特徴をさらに伸ばせるかが今後のポイントになりそうです。
ケガを乗り越えた経験も海外挑戦への糧に?
岡村來佳選手のこれまでを調べると、順風満帆だったわけではありません。
高校年代では代表候補活動をケガで辞退。
トップチームでも勝負をかけた2025-26シーズンに左足を痛め、復帰と離脱を繰り返しました。
それでも復帰し、浦和で公式戦に戻っています。
浦和公式のインタビューでは、苦しい時期を経ても「サッカーをやめたい」と心の底から思ったことはなく、自分にとって**「サッカーとは人生」**だという思いが紹介されています。
そして2026年、安定した環境にとどまるのではなく海外挑戦を模索するため浦和を離れました。
今回の湘南加入コメントの言葉だけを見ると、かなり大胆な21歳という印象を受けます。
しかし、これまでの経歴まで追ってみると、岡村選手は以前からプロとして結果を残すことに強い覚悟を持ってきた選手であることが分かります。
まとめ
岡村來佳選手について調べました。
出身高校は東京都立足立新田高校。
高校年代では三菱重工浦和レッズレディースユースに所属し、2022年にはU-17日本女子代表としてFIFA U-17女子ワールドカップにも出場しました。
一方でケガにも苦しんでいます。
2023年にはケガでU-19日本女子代表候補キャンプを辞退。2025-26シーズンには疲労性と診断された左足の痛みにより、復帰と離脱を繰り返しました。
2026年には「海外挑戦を模索するため」浦和を離れ、8月20日に湘南ベルマーレウィメンへ加入。
その際の「海外挑戦を目指していますが、それまでの間」という率直なコメントがSNSで話題となりました。
現時点で海外の移籍先は決まっていません。
だからこそ、湘南でどんなプレーを見せ、そこから本当に海外への扉を開くのか。
ケガによる長期離脱も経験した21歳のDF・岡村來佳選手にとって、湘南での時間は次のキャリアを左右する重要な期間になりそうです。



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