三好美羽は引退しない!引退示唆を撤回した理由は?大学進学や今後の種目も調査

アスリート

女子100mで11秒57の日本中学記録を持ち、高校陸上界でも大きな期待を集めている三好美羽選手。

2026年夏、そんな三好選手について衝撃的なニュースが流れました。

「インターハイを最後に陸上競技から引退する意向」

というものです。

まだ高校2年生。

中学時代には日本記録を樹立した逸材だけに、

「本当に引退するの?」

「まだ高校生活が1年以上あるのに?」

「大学では走らないの?」

と驚いたファンも多かったようです。

ところが2026年8月19日、三好選手本人がX(旧Twitter)を更新。

冒頭で、

「三好美羽、陸上引退しません!!」

と明言しました。

一体何があったのでしょうか。

今回は、三好美羽選手が一度「引退」と報じられながら競技続行を決断した経緯、怪我、大学進学、そして今後挑戦する可能性のある種目について詳しく見ていきます。

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三好美羽が「陸上引退しません」と自ら発表

まず結論からいうと、三好美羽選手は陸上競技を引退しません。

2026年8月19日、自身のXでかなり長い文章を投稿し、一連の報道について自ら説明しました。検索上でも本人アカウントでこの投稿が確認できます。

その内容から分かるのは、

「引退を正式決定した後に気が変わった」

というより、

「迷っている時期に口にした『引退』という言葉が、決定事項として大きく報じられてしまった」

という経緯です。

三好選手はインターハイ終了後について、

まだ何も決めていなかったものの、悔しさや後悔が残った状態で取材を受け、その場で思わず「引退」という話をしたと説明しています。

つまり、本人の最新説明を踏まえるなら、

「引退発表を撤回」

というよりも、

「引退を考えるほど追い詰められていたが、最終的には競技継続を選んだ」

と表現する方が実情に近そうです。

なぜ「引退の意向」と報じられた?

三好選手については、インターハイ後、

大学進学に向けて勉強に専念するため競技から退く意向

とする情報が広がりました。

実際、当時のX上にも「インターハイをめどに陸上から離れ、大学進学に向けて勉強に専念したい」とする記事内容が転載され、一気に拡散されています。

そのため、ファンの間では、

「早すぎる」

「日本中学記録保持者なのにもったいない」

「怪我がかなり深刻なのでは?」

と驚きが広がりました。

しかし三好選手本人の説明によると、インタビューを受けた段階では、まだ将来について最終決定していなかったとのことです。

ここは今回の記事で最も重要なポイントでしょう。

引退を考えた最大の理由は「怪我」と勉強との両立

では、なぜ三好選手は「引退」という言葉まで口にするほど悩んでいたのでしょうか。

本人が明かした理由の一つが、怪我です。

2026年のインターハイ路線では、地区総体の頃から怪我の影響で思うように走れない状態が続いていたと説明しています。

県総体、中国総体も十分な練習ができないまま、治療を続けながら出場していたそうです。

実際、広島県高校総体では女子100mに出場して2位。日本陸連の2026年度ランキングにも、5月30日の12秒06や6月20日の11秒96が記録されています。

数字だけを見ると全国レベルですが、中学時代に11秒57を記録した三好選手からすれば、思い描いていた状態とはかなり違ったのでしょう。

本人は、

練習したくてもできない

試合では痛みと戦う

さらに勉強も両立しなければならない

という状況だったと振り返っています。

「陸上が楽しくない」状態になっていた

そして、最も重かったと思われる言葉があります。

三好選手は、

大好きだったはずの陸上を、いつの間にか「楽しい」と思えなくなっていた

と明かしました。

これはかなり切実です。

中学生時代の三好選手は日本トップクラスの短距離選手として注目され続けました。

日本陸連も2025年シーズンを前に、三好選手を「100mで11秒57の中学新記録をマークした選手」として注目選手に挙げています。

しかし、大きな記録を残したからこそ、

「三好美羽なら速く走って当然」

という期待もついて回ったはずです。

そこに怪我が加わり、思うように練習すらできない。

本人にとっては、記録以上に苦しい期間だったのではないでしょうか。

インターハイ出場が「目標」から「出られればいい」に変わった

本来、2026年の三好選手はインターハイで活躍することを目標にしていました。

ところが怪我が長引く中で、

「活躍したい」から「出場できればいい」

へ気持ちが変化していったと本人は説明しています。

トップアスリートにとって、これは相当苦しい心境でしょう。

目標に向かって練習するのではなく、

まずスタートラインに立てるかどうか

を心配しなければならなくなったわけです。

それに加えて学業との両立を考え、

「このまま両方を続けるのは難しい」

「どちらかを選ばなければならないのでは」

と思い始めたことが、「引退」という選択肢につながったようです。

実は以前から三好美羽は勉強をかなり重視していた

これは以前の記事でも紹介していましたが、三好選手はもともと、

「陸上だけで人生を考えている選手」ではありません。

福山暁の星女子高校を取り上げたテレビ東京系「名門のオキテ!」の密着では、

「勉強でその志望校を変えたくない」

「教育免許とかも取っときたい」

という趣旨の将来像を語っていました。

福山暁の星女子高校を選んだ理由にも、

勉強とクラブの両方を頑張りたい

という考えがありました。

そのため、今回「大学進学に向けて勉強に専念したい」と報じられたこと自体は、これまでの三好選手の価値観と大きく矛盾するものではありません。

問題は、

「勉強を頑張るためには陸上をやめるしかないのか」

というところまで追い込まれていたことなのでしょう。

転機は大学からの声掛けだった

そんな三好選手の気持ちを大きく動かした出来事がありました。

本人によると、インターハイ終了後、

大学から声を掛けてもらった

そうです。

そこで、

「もう一度、陸上を頑張りたい」

という気持ちが強くなったとしています。

大学名については公表していません。

したがって現時点で、

「筑波大学」

「福岡大学」

「日本体育大学」

など特定の大学と結び付ける根拠はありません。

ただ、これは進路を考える上ではかなり重要な新情報です。

以前は、

大学進学か、競技引退か

という二者択一のように見えました。

しかし今回の発言によって、

大学へ進学し、勉強と陸上を両立する

という道が現実的な選択肢として浮上してきました。

「引退報道を見て、本当に辞めようかな」と思ったことも

さらに驚くのが、その後です。

三好選手はSNS上で「引退の意向」という情報が一気に広がったことで、

「ここまで引退という話が広がったのなら、本当に辞めようかな」

と思った時期もあったと明かしています。

一度ネット上で、

「三好美羽=引退」

という情報が定着してしまったこと自体が、本人の選択に影響しかけたわけです。

それほど迷いが深かったということでしょう。

元プロ野球選手・佐々木修の言葉が背中を押した

そこで三好選手を支えた人物の一人が、後援会長の村上さん。

さらに村上さんを通じて、元プロ野球選手の佐々木修さんを紹介されたと明かしています。

佐々木さんから伝えられたのが、

「辞めることはいつでもできる。でも、辞めてしまったら可能性はゼロになる」

という趣旨の言葉でした。

三好選手はその言葉を受け、少し陸上から距離を置いて自分自身と向き合ったそうです。

そこで出てきたのが、

「もっとできることがあったのでは」

「まだ陸上を十分楽しんでいないのでは」

という思いでした。

この時間が、競技続行を決める大きな転機になったようです。

100mだけではない!今後はハードルなどにも挑戦へ

そして今回の発表で最も面白いのが、単に、

「100mでもう一度日本一を目指します」

という結論ではなかったことです。

三好選手は、

100mだけにこだわらず、ハードルをはじめさまざまな種目に挑戦する

という新しい方向性を示しています。

これは三好選手の競技人生において、かなり大きな転換になるかもしれません。

三好美羽はハードルでも実績がある

実は、三好選手とハードルの組み合わせは突飛な話ではありません。

本人のInstagramプロフィールにも、

100mH 13秒92

という記録が掲載されています。

つまり、

「100mで行き詰まったから突然ハードルを始める」

わけではありません。

スプリント能力を武器に、以前からハードルにも取り組んできた経験があります。

さらに短距離だけでなく、

  • 100mハードル
  • 200m
  • 走幅跳
  • リレー

など、身体能力を生かせる種目はいくつも考えられます。

どこまで本格的に取り組むかはまだ分かりませんが、三好選手自身が、

初めて挑戦する種目なら、その記録すべてが自己ベストになる

という考え方に気づいたことは、とても興味深い変化です。

日本中学記録11秒57だけに縛られなくていい

三好美羽選手には、常に一つの数字がついて回ります。

11秒57。

2024年に樹立した女子100mの日本中学記録です。

日本陸連も三好選手をこの記録とともに紹介しており、中学生として初めて11秒5台に突入した選手として大きな注目を集めました。

ただ、まだ17歳にも満たない高校2年生です。

これから競技人生が続くのであれば、

「11秒57を更新できるか」だけで三好美羽という選手を見る必要はない

のかもしれません。

100m。

ハードル。

別の種目。

あるいは大学で新たな競技スタイルを見つける可能性もあります。

今回本人が選んだのは、

記録を追い続けることより、もう一度陸上を楽しむこと

だったように感じます。

三好美羽の大学進学はどうなる?

そして元記事のテーマでもあった「進路」です。

現時点で進学先は正式発表されていません。

ただし今回、

大学から声を掛けられたことが競技継続を考えるきっかけになった

と本人が明かしたことは大きな材料です。

以前から、

  • 勉強を重視
  • 志望校を学力面で諦めたくない
  • 教員免許にも興味
  • 将来の生活も考えている

という考えを示してきました。

そのため現時点では、

高校卒業後に大学へ進学し、学業と陸上競技を両立する

という進路が以前より有力になったと考えられます。

ただし「声を掛けた大学=進学先」とは限りません。

今後の競技成績、学力、本人が学びたい内容などを踏まえて決めていくのでしょう。

筑波大学など具体的な大学名はまだ予想の段階

以前の記事では、

  • 筑波大学
  • 福岡大学
  • 鹿屋体育大学
  • 日本体育大学

なども候補として考察しました。

しかし今回も本人から具体的な大学名は出ていません。

したがって、

「○○大学進学が決まった」

などとするのは早計です。

特に三好選手の場合、

単純に陸上部が強いかどうかだけではなく、

「自分が何を学びたいか」

も大きな条件になるはずです。

スポーツ推薦だけでなく一般的な学業環境まで含めた大学選びをする可能性がありそうです。

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三好美羽はまだ高校2年生

今回の騒動で改めて忘れてはいけないのが、三好美羽選手はまだ高校2年生だということです。

日本記録保持者。

全国レベルのスプリンター。

メディアにも登場する注目選手。

そうした肩書きがあっても、進路や将来に迷う一人の高校生でもあります。

怪我で走れない時期が続けば、

「もう辞めたい」

と思うこともあるでしょう。

逆に環境や出会いが変われば、

「もう一度やりたい」

と思うこともあります。

今回の発表は、

一度口にした言葉に縛られず、自分が本当にやりたいことを選び直した

という出来事として捉えるのがよさそうです。

まとめ

今回は、三好美羽選手の「引退報道」と、その後本人が発表した競技続行について調べました。

三好選手は2026年のインターハイ路線で怪我に苦しみ、十分な練習ができない状態で県総体、中国総体、全国大会へ挑戦していました。本人によれば、陸上を楽しめなくなり、学業との両立も考える中で「引退」という選択肢が頭に浮かんだといいます。

インターハイ終了後の取材で「引退」について話したことから競技を退く意向として報じられましたが、本人は、その時点ではまだ最終決定していなかったと説明しています。

その後、大学から声を掛けられたこと、後援会長や元プロ野球選手の佐々木修さんとの出会いなどを通じて、気持ちが変化。

そして2026年8月19日、

「三好美羽、陸上引退しません!!」

と自ら競技続行を宣言しました。

さらに今後は100mだけにこだわらず、ハードルをはじめさまざまな種目に挑戦する考えも明かしています。

日本中学記録11秒57を更新することだけが、三好美羽選手の陸上人生ではありません。

大学進学も含めて進路を考えながら、

「もう一度、陸上を楽しむ」

ところから始まる新しい三好美羽選手の競技人生。

今回の「引退しません」という宣言は、終わりかけた物語の撤回というより、これまでとは違う陸上人生のスタートなのかもしれません。

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