青山学院大学に、新しい歴史を刻む選手が現れました。
その名前は、
池野絵莉選手。
2026年10月3日に静岡・草薙総合運動場陸上競技場で行われたU20日本選手権女子5000mで、
15分54秒44
をマークして優勝。
2026年春に本格的な強化をスタートした、
青山学院大学女子長距離にとって初の全国タイトル
となりました。
#U20日本選手権
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) October 3, 2026
女子5000m
🥇池野絵莉(青学大)15.54.44
🥈本田結彩(長野東高2長野)15.56.25
🥉坂田杏(仙台育英高1宮城)16.05.13
途中入れ替わりながら先頭を引っ張った池野と本田
最後の1周で池野が前に出て優勝!
青学大女子長距離初のタイトル🏆🏃♀️✨ pic.twitter.com/othuc8hrUH
箱根駅伝の強豪として知られる青山学院大学ですが、女子長距離は始まったばかり。
その歴史的な全国優勝第1号となったのが池野選手なのです。
しかも池野選手について調べてみると、今回突然現れた選手ではありませんでした。
中学時代から全国大会で活躍。
高校は全国屈指の強豪・須磨学園。
高校1年生から全国高校駅伝のエース区間を任され、インターハイでは1500mと3000mで入賞。
そして2026年、あえて実績のない「新設チーム」青山学院大学女子駅伝チームへ進みました。
いったい池野絵莉選手とは何者なのでしょうか。
読み方や年齢、中学・高校、これまでの成績、青学大を選んだ理由、気になる「妹」という検索キーワードについても調べました。
- 池野絵莉の読み方は「いけの・かいり」
- 池野絵莉のプロフィール
- 高校は名門・須磨学園
- 高1で全国高校駅伝1区
- 高2ではインターハイ2種目入賞
- 都道府県女子駅伝では区間新!
- 高3インターハイは3000mで4位
- 1500m自己ベストは4分16秒73
- 3000mでも9分13秒台
- 高3最後の全国高校駅伝は1区4位
- 2026年都道府県女子駅伝でも区間2位
- なぜ青山学院大学へ?
- 原晋監督体制初の女子長距離選手
- 原晋監督の言葉に「ワクワクした」
- 男子選手と一緒に練習
- 青学女子駅伝チームの目標がすごい
- しかし大学生活はいきなり順調ではなかった
- そこからU20日本一へ
- 「15分台は絶対に出したかった」
- 青学女子史上初の全国タイトル
- 池野絵莉の「妹」は?
- 池野絵莉の中学は?
- 将来の目標は「国際舞台」
- 「青学女子の歴史」を作る選手になる?
- まとめ
池野絵莉の読み方は「いけの・かいり」
まず気になるのが名前です。
池野絵莉
と書くため、
「いけの・えり?」
と思った人もいるかもしれません。
しかし正しい読み方は、
池野絵莉(いけの・かいり)
です。
青山学院大学の公式発表でも、
「池野絵莉(かいり)選手」
と紹介されています。
珍しく印象的な名前ですね。
4/4(土)「青山学院大学女子駅伝チーム」創設記者会見④
— 青山学院校友会大学部会 (@daigakubukaipr) April 7, 2026
左から芦田和佳(あしだ のどか)選手、原監督、池野絵莉(いけの かいり)選手
新たに就任した橋本崚コーチ(はしもと・りょう 国際政治経済学部2016年卒)が主に女子チームのサポートをしてくれることに… pic.twitter.com/UUcbKhePDd
池野絵莉のプロフィール
池野選手について現在確認できるプロフィールをまとめます。
名前:池野絵莉
読み方:いけの・かいり
生年月日:2007年8月16日
年齢:19歳(2026年10月現在)
出身:兵庫県
出身高校:須磨学園高校
大学:青山学院大学
学部:コミュニティ人間科学部
学年:1年
所属:青山学院大学陸上競技部長距離ブロック・女子駅伝チーム
専門:中長距離
2026年4月に青山学院大学へ進学したばかりの大学1年生です。
高校は名門・須磨学園
池野選手の出身高校は、
須磨学園高校。
兵庫県にある全国屈指の陸上・駅伝強豪校です。
池野選手は高校時代から全国の舞台で活躍してきました。
しかも驚くのは、
高校1年生の時点ですでに全国高校駅伝の1区を任されていた
ことです。
女子の全国高校駅伝1区は6km。
各校のエース級が集まる重要区間です。
そこを1年生から任されていたことからも、当時から大きな期待を受けていたことが分かります。
高1で全国高校駅伝1区
2023年12月。
高校1年だった池野選手は、
全国高校駅伝(都大路)
に出場。
須磨学園の、
1区・6km
を担当しました。
#全国高校駅伝 オーダー発表🏃♂️✨️明日のレースに期待が高まります💪兵庫から男女そろって出場する #須磨学園 は、男子が注目のエース #折田壮太 選手、女子はルーキー #池野絵莉 選手が1区に起用されました🔥さぁいよいよ!明日は全力のレースに声援を送りましょう📢
— 神戸新聞運動部 (@sports_kobenp) December 23, 2023
↓↓↓https://t.co/tmTdiJTNLF pic.twitter.com/83SO4drwMR
結果は、
19分44秒・区間10位。
高校1年生で全国の強豪校のエースたちと競い、トップ10に入りました。
高2ではインターハイ2種目入賞
高校2年になると、トラックでも全国トップクラスへ成長します。
2024年インターハイでは、
女子1500m
7位・4分19秒14
女子3000m
8位・9分13秒25
と、
2種目で全国入賞。
1500mと3000mの両方で結果を残せる中長距離ランナーとして存在感を高めました。
都道府県女子駅伝では区間新!
そして池野選手の高校時代を語るうえで外せないのが、
皇后盃・全国都道府県対抗女子駅伝。
2024年大会では兵庫県代表として、
5区
を走りました。
そこで、
区間新記録
を樹立。
中学時代から全国大会に出場していた選手が、高校でも全国トップレベルへと成長していきました。
高3インターハイは3000mで4位
さらに高校3年となった2025年。
池野選手は再びインターハイへ出場します。
女子3000mでは、
4位。
1500mでも、
6位。
前年に続いて、
2種目入賞
を果たしました。
特に3000mでは、日本人選手の上位争いに加わる存在となりました。
1500m自己ベストは4分16秒73
2025年のインターハイ1500m決勝では、
4分16秒73。
自己ベストを更新して6位に入りました。
優勝した留学生や、800mで世界選手権代表にもなった久保凛選手らが出場するハイレベルなレース。
その中で全国6位です。
3000mでも9分13秒台
2025年には3000mでも、
9分13秒14
を記録。
当時の全国高校ランキングでも上位に位置していました。
つまり高校卒業時点ですでに、
1500m=4分16秒台
3000m=9分13秒台
という全国レベルのスピードを持っていたことになります。
高3最後の全国高校駅伝は1区4位
2025年12月。
高校最後の全国高校駅伝でも、
1区・6km
を担当。
全国高校駅伝21日号砲 女子・須磨学園 池野絵莉 「1区」でリベンジhttps://t.co/2YxvWQZoCS… pic.twitter.com/qLRB8ZuIuC
— 神戸新聞 (@kobeshinbun) December 19, 2025
結果は、
区間4位。
高校1年から任されてきたエース区間で、最後は全国4位まで順位を上げました。
1年生から3年間、須磨学園の中心選手として全国の舞台を走り続けたことになります。
2026年都道府県女子駅伝でも区間2位
高校卒業を控えた2026年1月。
全国都道府県対抗女子駅伝では兵庫県代表として、
5区を走り区間2位。
兵庫県の準優勝に貢献しました。
そして、この大会後に大きな注目を集めたのが、
大学進学先。
池野選手が選んだのは青山学院大学でした。
なぜ青山学院大学へ?
「青学の駅伝」と聞けば、多くの人が思い浮かべるのは、
箱根駅伝。
男子は日本屈指の強豪です。
しかし女子については状況がまったく違いました。
池野選手が入学する2026年春、
青山学院大学は、
女子駅伝チームを新たに創設。
つまり池野選手は、
強豪女子駅伝チームへ入ったのではありません。
これから強豪を作ろうとしているチーム
を選んだのです。
入学式インタビュー🌸🎤
— フジテレビ陸上【公式】 (@fujitvrikujo) April 14, 2026
青山学院大学 #池野絵莉 選手✨
公式Instagram限定で公開中👀https://t.co/fjWCyNGKDQ
是非ご覧下さい‼️#青山学院大学 #大学駅伝 pic.twitter.com/9WFyQqRwXs
原晋監督体制初の女子長距離選手
しかも池野選手と芦田和佳選手は、
原晋監督体制における長距離ブロック初の女子選手。
文字通り、
青学女子長距離の1期生
です。
池野選手は青学を選んだ理由について、
新しいことに挑戦でき、自分たちから始まるため、ほかでは経験できないことがあると思った、
という趣旨を語っています。
すでに完成した強豪チームではなく、
自分たちが歴史を作る側
を選んだわけです。
原晋監督の言葉に「ワクワクした」
青学入りを決める際には、
原晋監督
の存在も大きかったようです。
池野選手は原監督と話した際、
「今までの概念を変えたい」
という言葉を聞き、
「すごく感動した」
と振り返っています。
男子駅伝で数々の常識を変えてきた青学。
そのノウハウを女子長距離にも持ち込む。
池野選手は、そこに魅力を感じたようです。
男子選手と一緒に練習
青学女子駅伝チームは当初、
池野絵莉選手
と、
芦田和佳選手
の2人からスタートしました。
人数が少ないため、男子長距離選手たちとも一緒にトレーニング。
2026年3月に熊本で行われた合宿では、
男子選手に混じって400mのインターバルトレーニング
などもこなしています。
箱根駅伝を制してきた男子選手たちと同じ環境で練習できることも、青学を選んだ大きな魅力だったのでしょう。
青学女子駅伝チームの目標がすごい
そして青山学院大学は女子チームについて、
2027年・全日本大学女子駅伝
2028年・富士山女子駅伝
への、
「初出場・初優勝」
を目標として掲げています。
普通なら、
「まず出場」
「数年後に上位」
と段階を踏みそうなところですが、
青学が掲げるのは、
初出場で初優勝。
かなり大胆な目標です。
池野選手自身も4年間の目標について、
全日本大学女子駅伝や富士山女子駅伝で優勝したい、
と語っています。
しかし大学生活はいきなり順調ではなかった
ところが、
2026年春。
池野選手はいきなり試練を迎えます。
5月に香港で開催された、
U20アジア選手権。
池野選手は、
女子1500m日本代表
に選出されていました。
大学1年で早くも日本代表。
ところが、
故障のため出場辞退。
同じ青学1期生の芦田和佳選手も3000mを故障で辞退しました。
新しい環境でスタートした直後の故障。
本人にとって不安の大きな時期だったことがうかがえます。
そこからU20日本一へ
そして迎えた、
2026年10月3日。
静岡・草薙総合運動場陸上競技場で開催された、
第42回U20日本選手権。
池野選手は、
女子5000m
に出場しました。
長野東高校2年の本田結彩選手がレースを引っ張る展開。
池野選手は先頭集団で冷静にレースを進めます。
そして、
残り1000mから勝負。
最後まで走り切り、
15分54秒44。
見事、
優勝
を果たしました。
「15分台は絶対に出したかった」
池野選手はレース後、
「15分台は絶対に出したかった」
と振り返っています。
タイムは、
15分54秒44。
狙っていた15分台を達成し、
さらに、
U20日本一。
春の故障から復活を印象づける結果となりました。
青学女子史上初の全国タイトル
そして今回の優勝が特別なのは、
池野選手個人のU20日本一だけではありません。
2026年春に強化を始めた、
青山学院大学女子長距離にとって初めての全国タイトル
なのです。
青学女子長距離の歴史が始まって、
わずか約半年。
全国タイトル第1号となったのが、
1期生・池野絵莉選手。
青学女子駅伝の歴史を振り返る時、今後も名前が残る優勝となりそうです。
池野絵莉の「妹」は?
Yahoo!などで池野選手を検索すると、
「池野絵莉 妹」
という検索候補が表示されることがあります。
そこで妹についても調べてみました。
しかし現時点で確認できた、
青山学院大学の公式情報
日本陸上競技連盟の資料
大会記録
主要スポーツメディアの記事
などからは、
池野選手に妹がいる、あるいは妹も陸上競技をしていると裏付けられる情報は確認できませんでした。
同姓の選手がいることなどから検索されている可能性もありますが、根拠なしに姉妹関係を結び付けることはできません。
そのため現時点では、
妹について公に確認できる情報は不明
としておくのが適切でしょう。
池野絵莉の中学は?
もう一つ検索されているのが、
「池野絵莉 中学」。
公式プロフィールでは、
中学校時代から全国大会で活躍
していたことは確認できます。
一方、今回確認できた青山学院大学や競技団体などの主要な公式プロフィールでは、出身中学校名までは明記されていませんでした。
そのため学校名については、確実な一次資料が確認できるまでは断定しない方がよさそうです。
ただし高校入学以前から全国レベルで走っていたことは確かで、高校で突然頭角を現した選手ではありません。
将来の目標は「国際舞台」
では池野選手はこれから何を目指すのでしょうか。
青学進学を決めた際、
大学4年間で国際舞台に立つこと
を目標として掲げています。
実際、大学入学直後にはU20アジア選手権日本代表に選出。
故障によって出場こそできませんでしたが、
そして秋には、
U20日本選手権5000m優勝。
すでに目標へ向けて大きく前進しています。
「青学女子の歴史」を作る選手になる?
池野選手のキャリアを振り返ると、
高校時代の実績だけでも十分に全国トップクラスです。
しかし興味深いのは、
その池野選手が、
女子駅伝の実績がまだゼロだった青山学院大学
を選んだことです。
強豪へ入るのではなく、
強豪を作る。
2026年4月。
池野絵莉選手と芦田和佳選手、
わずか2人から始まった青学女子駅伝チーム。
そして約半年後。
池野選手が、
チーム史上初の全国タイトル
を獲得しました。
もし将来、青山学院大学が全日本大学女子駅伝や富士山女子駅伝を制するようなチームになったとすれば、
その歴史の最初には、
池野絵莉
という名前が記されることになります。
まとめ
2026年U20日本選手権女子5000mを、
15分54秒44
で制した、
池野絵莉(いけの・かいり)選手。
2007年8月16日生まれの19歳。
兵庫県出身で、
須磨学園高校
から、
青山学院大学コミュニティ人間科学部
へ進学しました。
高校時代には、
全国高校駅伝で1年から1区を担当。
インターハイでは2年連続で1500m・3000mの2種目入賞。
都道府県女子駅伝でも区間新記録を残すなど、早くから全国トップレベルで活躍してきました。
そして2026年春。
原晋監督の下で新設された、
青山学院大学女子駅伝チームの1期生
として入学。
春にはU20アジア選手権1500m日本代表に選出されながら、故障で出場を辞退する苦しい時期も経験しました。
そこから秋。
U20日本選手権5000mで、
日本一。
これは池野選手自身にとって大きなタイトルであると同時に、
青学大女子長距離史上初となる全国タイトル
でもあります。
箱根駅伝で数々の歴史を作ってきた青山学院大学。
今度は女子長距離でも、新しい挑戦が始まりました。
その歴史の最初のページに、
「全国タイトル第1号・池野絵莉」
という名前が刻まれたことになります。
青学女子駅伝の未来とともに、池野選手自身がどこまで成長していくのか。
これから注目したい選手の一人です。


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