
日本人初の9秒台ランナー・桐生祥秀選手。
進学校洛南高校出身の彼が東洋大学を選んだ理由や、学生時代の努力と知性に迫ります。
記事を読んでわかること
- 桐生祥秀選手の出身校と偏差値、進学の経緯
- 洛南高校時代のトレーニングや考え方の特徴
- 「頭がいい」と評される理由と競技への向き合い方
洛南高校出身の「頭がいい」イメージ

桐生祥秀(きりゅう よしひで)選手は、滋賀県彦根市出身で、日本人として初めて男子100mで9秒台を記録した短距離界のスターです。
出身高校は京都市南区にある洛南高校(偏差値71〜74)で、全国でも有数の進学校。
仏教系の私立校で、弘法大師・空海ゆかりの東寺境内に位置します。
洛南高校は陸上競技の強豪校でもあり、桐生選手はスポーツ推薦で入学。
偏差値の高さから「頭がいい」というイメージを持たれることが多いですが、実際にはスポーツクラスで専門的に陸上に打ち込んでいました(出典:スポーツ応援サイトGrowing)。
東洋大学を選んだ理由

高校卒業後、複数の有名大学から誘いを受けた桐生選手。
しかし選んだのは東洋大学法学部企業法学科(偏差値48)でした。
その理由は、日本代表の拠点「味の素ナショナルトレーニングセンター」に近く、陸上に専念できる環境が整っていたからです(出典:日刊スポーツ)。
Yahoo!知恵袋でも「なぜ慶応や早稲田ではなく東洋大学なのか」という質問が出ていましたが、桐生選手は学業偏差値よりも競技力を伸ばせる環境と指導者との相性を優先したと考えられます。
高校時代に培った「自分で考える力」
洛南高校時代、桐生選手は毎朝4時半起きで通学し、80mしか直線が取れないグラウンドで工夫した練習を積みました。
この経験から、与えられた練習をこなすだけでなく「どうすれば速くなれるか」を自分で考える習慣が身についたといいます(出典:Growing)。
また、有名選手のフォームを真似しても意味がないと気づき、自分に合ったトレーニング法を見つけ出す姿勢も培われました。
これは学業面の「頭の良さ」とは別の、戦略的思考の知性と言えるでしょう。
メンタル面での「頭の良さ」

桐生選手は、勝負の舞台で「絶対に1位になる」と心に決めてスタートする強いメンタルを持ちます。
過去のリオ五輪予選敗退を経て、ネガティブな感情にとらわれず、まず「自分のいいところを見つける」ことを重視するようになったといいます(出典:日刊スポーツ、2020年8月3日オンライン対談)。
これは心理的セルフコントロールの一種で、競技に限らず成果を出す人が持つ思考法です。
まとめ
- 桐生祥秀は滋賀県出身、洛南高校(偏差値71〜74)卒業の短距離選手
- 東洋大学を選んだのは陸上に専念できる環境と拠点の近さが理由
- 高校時代に「自分で考える練習法」を確立
- 勝負に臨む強気のメンタルとポジティブな視点が特徴
- 学業面だけでなく、戦略的思考や心理面で「頭がいい」選手といえる
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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