資生堂陸上部はなぜ休部?赤字406億円が原因?五島莉乃ら所属選手の今後と最後のクイーンズ駅伝を調査

マラソン

女子実業団陸上の名門、資生堂ランニングクラブが休部を発表しました。

2026年10月14日、株式会社資生堂は、2027年3月末をもって実業団としての活動を休止することを明らかにしました。

資生堂ランニングクラブといえば、クイーンズ駅伝で2度の優勝を誇り、数多くのオリンピック代表選手を輩出してきた伝統あるチームです。

現在も、2024年パリ五輪女子10000m代表の五島莉乃選手らが所属しています。

突然の発表に、SNSでは驚きや戸惑いの声が上がっています。

気になるのは、なぜこれほど実績のあるチームが休部することになったのかという点です。

資生堂は2025年12月期決算で約406億円の最終赤字を計上しており、経営状況との関係にも関心が集まっています。

また、五島莉乃選手をはじめとする所属選手の移籍先や、今後の競技活動も気になるところです。

この記事では、資生堂ランニングクラブの休部理由、赤字決算との関係、所属選手の今後、そして最後のクイーンズ駅伝について詳しく調べました。

※この記事は2026年10月14日時点の発表・報道に基づいています。

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資生堂陸上部が2027年3月末で休部へ

資生堂は2026年10月14日、公式サイトで資生堂ランニングクラブの休部を発表しました。

活動休止日は2027年3月末日です。

今回の発表内容を整理すると、次のようになります。

項目内容
チーム名資生堂ランニングクラブ
発足1979年
休部発表日2026年10月14日
活動休止時期2027年3月末
主な実績クイーンズ駅伝2度優勝
現在の所属選手7人
今後の対応選手・スタッフの意向を尊重し支援

資生堂ランニングクラブは1979年に発足しました。

約47年にわたり、日本の女子長距離界を支えてきたチームです。

その名門が活動を休止するというニュースは、陸上界にとって大きな出来事といえるでしょう。

資生堂陸上部はなぜ休部する?会社が説明した理由

資生堂は今回の発表で、休部に至った理由を説明しています。

会社によると、現在は世界的な事業環境の変化に対応するため、本業との相乗効果が高い分野に経営資源を集中させているとのことです。

その目的は、事業の成長性と収益性を高めることにあります。

資生堂は、チーム発足当時とは環境が大きく変化したことを踏まえ、検討を重ねた末に休部を決定したとしています。

つまり、会社が公式に説明しているのは、経営方針の見直しと事業の選択・集中です。

一方、陸上部の成績不振が理由だとは説明されていません。

実際、資生堂は2022年のクイーンズ駅伝で優勝し、2025年大会でも5位に入っています。

競技面で一定の成果を挙げ続けていたチームだけに、今回の決定を残念に感じるファンも多いのではないでしょうか。

資生堂の赤字406億円が休部の原因?

今回のニュースを受け、資生堂の経営状況にも注目が集まっています。

資生堂が2026年2月に発表した2025年12月期の連結決算では、最終損益が約406億円の赤字となりました。

前期の約108億円の赤字から、赤字幅が拡大しています。

決算期連結最終損益
2024年12月期約108億円の赤字
2025年12月期約406億円の赤字
2026年12月期420億円の黒字予想(2026年2月時点)

この数字を見ると、陸上部の休部と経営再建を結びつけて考える人がいるのも自然でしょう。

実際、資生堂はブランドや商品の選択と集中、組織の効率化、コスト削減などを進めています。

ただし、ここで重要なのは、資生堂が「406億円の赤字を理由に陸上部を休部した」と直接説明したわけではないことです。

会社が公式に示した理由は、事業環境の変化と、本業との相乗効果を重視した経営資源の集中です。

赤字決算は経営環境を理解するための重要な情報ですが、休部の直接原因として断定することはできません。

資生堂陸上部は廃部?復活の可能性は?

今回の発表では「廃部」ではなく「休部」という表現が使われています。

資生堂は、2027年3月末で実業団としての活動を休止すると説明しています。

ただし、将来の活動再開時期は発表されていません。

そのため、一定期間が経過すれば必ず復活すると考えることもできません。

また、休部後にどのような組織体制を残すのかについても、詳細は明らかになっていません。

現時点で確実なのは、2027年3月末をもって実業団としての活動を休止するということです。

五島莉乃はどうなる?移籍先は決まった?

今回の休部発表で、特に注目されている選手が五島莉乃選手です。

五島選手は石川県金沢市出身。

星稜高校、中央大学を経て資生堂に所属し、2024年パリ五輪では女子10000mの日本代表として出場しました。

その後はマラソンにも挑戦。

2026年3月の名古屋ウィメンズマラソンでは2時間24分44秒を記録し、2027年10月3日に開催予定のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得しています。

MGCは、2028年ロサンゼルス五輪のマラソン日本代表選考につながる重要な大会です。

しかし、資生堂ランニングクラブはMGCの約半年ほど前に活動を休止する予定です。

そのため、五島選手が今後どのような環境で練習を続けるのかが注目されます。

2026年10月14日時点で、五島選手の移籍先が正式に決定したという情報は確認できていません。

今後の所属先については、本人や関係者からの発表を待つ必要があります。

立迫選手など他の所属選手はどうなる?

今回の休部発表は、五島選手だけでなく、資生堂ランニングクラブに所属する選手全員に関わる問題です。

2026年10月時点で、チームには7人の選手が所属していると報じられています。

また、2026年4月には高校や大学を卒業した新人選手2人が加入したばかりでした。

入部から半年ほどで休部が発表されたことになります。

今後、他の実業団チームへ移籍する選手が出る可能性はありますが、現時点で個々の移籍先が決まったと確認できる情報はありません。

資生堂は所属選手とスタッフについて、本人の意向を最優先に尊重し、それぞれの将来に向けて支援する方針を示しています。

また、活動休止までの期間は、選手たちが安心して競技に専念できるよう支援を続けるとしています。

選手の進路や雇用の扱いなど、具体的な対応が今後の焦点となりそうです。

クイーンズ駅伝で2度優勝!資生堂の輝かしい歴史

資生堂ランニングクラブは1979年、第1回東京国際女子マラソンの開催に合わせて発足しました。

「強く、速く、美しく。」というスローガンを掲げ、女子長距離界で多くの選手を育成してきました。

チームの大きな実績が、全日本実業団対抗女子駅伝、通称クイーンズ駅伝での優勝です。

初優勝は2006年。

その後、2022年には16年ぶり2度目の優勝を果たしました。

2025年大会でも5位に入賞しており、現在も実業団女子駅伝の有力チームの一つです。

さらに、資生堂からはオリンピックや世界選手権で活躍する選手も数多く誕生しました。

主な選手として、弘山晴美さん、谷川真理さん、一山麻緒選手、高島由香選手、五島莉乃選手などが挙げられます。

競技成績だけでなく、日本の女子長距離競技の発展にも大きく貢献してきたチームです。

最後のクイーンズ駅伝はいつ?

資生堂ランニングクラブは、2026年11月23日に開催されるクイーンズ駅伝に出場する予定です。

活動休止の予定が変わらなければ、今回がチームとして最後のクイーンズ駅伝になります。

資生堂は2025年大会で5位に入り、2026年大会のシード権を獲得しています。

前回大会では五島莉乃選手が3区で区間新記録を樹立するなど、印象的な走りを披露しました。

最後のクイーンズ駅伝では、どのようなレースを見せるのでしょうか。

2度の優勝を誇る名門チームの最後の挑戦として、多くのファンの注目が集まりそうです。

SNSでは驚きや惜しむ声

今回の発表を受け、SNSでは資生堂ランニングクラブの休部を驚く声が見られます。

長年の陸上ファンからは、名門チームが活動を休止することを惜しむ反応も上がっています。

また、五島莉乃選手らの今後を心配する声や、他の実業団チームが選手の受け入れ先になる可能性を考える投稿もあります。

ただし、こうしたSNSの投稿は個人の意見や推測です。

実際に他チームから移籍の打診があったかどうかは確認できていません。

選手の移籍先については、正式な発表を待つことが大切です。

実業団スポーツを取り巻く環境も変化

今回の資生堂の休部は、実業団スポーツのあり方について考えるきっかけにもなりそうです。

企業がスポーツチームを持つことには、企業イメージの向上、社員の一体感、地域社会への貢献など、さまざまな意味があります。

一方で、チームの運営には人件費や遠征費、施設費などの継続的な支出が必要です。

企業が事業構造を見直す際には、スポーツ活動も経営資源の配分という観点から検討されることがあります。

資生堂の場合も、会社は本業との相乗効果が高い分野に取り組みを集中する方針を示しています。

しかし、実業団チームには、単なる企業活動にとどまらない役割があります。

長年の育成体制や指導者の経験、競技に専念できる環境などは、日本のスポーツ界にとって重要な財産です。

今回の休部が、女子長距離界の競技環境にどのような影響を与えるのかも注目されます。

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まとめ

2026年10月14日、資生堂は資生堂ランニングクラブを2027年3月末で休部すると発表しました。

1979年に発足した同クラブは、クイーンズ駅伝で2度の優勝を誇る女子実業団陸上の名門です。

休部理由について、資生堂は事業環境の変化と、本業との相乗効果が高い分野への経営資源の集中を挙げています。

2025年12月期には約406億円の最終赤字を計上していますが、会社がこの赤字を休部の直接原因と明言したわけではありません。

現在所属する五島莉乃選手らの移籍先も、2026年10月14日時点では正式に発表されていません。

資生堂は、選手とスタッフの意向を尊重し、今後の活動や進路を支援する方針です。

そして2026年11月23日には、最後となる見込みのクイーンズ駅伝が控えています。

約半世紀にわたり日本女子長距離界を支えてきた資生堂ランニングクラブ。

最後の駅伝でどのような走りを見せるのか、そして所属選手たちが次にどのような道へ進むのか。

今後の動向から目が離せません。

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