2025年6月15日、エスコンで行われた日ハム対広島戦。
劇的な展開の裏で話題になった「観客の妨害行為疑惑」について、SNS上の声をもとに詳細に検証します。
サヨナラ劇の裏で注目集めた“観客の動き”
2025年6月15日に開催されたエスコンフィールド北海道での日本ハムファイターズ対広島カープ戦は、まさにドラマチックな試合でした。
2点ビハインドの9回裏、2死二三塁からレイエス選手が起死回生の同点タイムリーを放ち、延長戦に突入。10回裏には田宮選手の劇的なサヨナラホームランで日本ハムが勝利を収めました。
しかし、歓喜の試合の陰で、SNS上では別の話題が炎上気味に取り上げられました。
それが「バックネット裏の観客2名による妨害行為疑惑」です。
何が“妨害”とされ、なぜ話題になったのか

問題視されたのは、9回裏、レイエス選手が広島・ハーン投手と対峙する場面で、バックネット裏の2人の観客が「ゴリラポーズのような動き」をしていたことでした。
X(旧Twitter)には、次のような投稿がありました。
「バックネット下の観客2人が、広島の投球動作中にゴリラポーズ等。観ていて不快です。」
この投稿はすぐに1.5M以上の閲覧数を記録し、多くの共感・批判コメントが寄せられました。
妨害なのか?ポーズの正体と真相に迫る
問題の行為は妨害だったのか、また観客は何を意図していたのか、SNS上の投稿から検証してみます。
● レイエス選手のパフォーマンスを模倣?


多くのファイターズファンから指摘されているのは、「あのポーズはレイエス選手のホームラン後のパフォーマンス(いわゆる“ゴリラポーズ”)を応援的に真似たものであり、妨害の意図はなかったのではないか」という意見です。
「レイエスは打った後にいつもゴリラポーズをします。それを予祝的にやっただけでは?」(@むらさわなつみ)
「テレビ越しに見ていても確かに目立ったが、意図は応援だと思う」(@meme9)
● 投手の視界に入っていたのか?

一方で、投手経験者やファンからは次のような意見も。
「光り物ではないし、ピッチャーはキャッチャーミットに集中しているから視界に入らない」(@保存垢)
「本当に視界に入って気になったのなら、審判に申し出るはず」(@ケイン・ウススギ)
実際、試合中にハーン投手やベンチが主審にアピールした様子は確認されておらず、球団からも公式な注意喚起や処分の発表はありませんでした。
VIP席のマナー問題?高額シートならではの目立ちやすさ

この行為がより目立った要因の一つとして、座席の“場所”が関係している可能性もあります。
該当の2人がいた場所は、年間契約で数百万円から数千万円とされる「ダイヤモンドクラブ」や「VIPルーム」のエリア。
テレビ中継でも度々映る位置にあり、多くの視聴者の目に触れました。
「あの位置なら目立つし、目に付いて当然」「VIP席でも観戦マナーは守ってほしい」という意見が見られました。
「不快」と感じた人の感情も事実として受け止める

一部ファンは「あれはやりすぎ」「見ていて恥ずかしかった」と率直に不快感を表明しています。
これは「レイエスの応援だったから問題ない」という理由では完全には無視できません。
真剣勝負の空気の中で、観戦態度には一層の配慮が求められるのは当然のことでしょう。
今後、球場や球団に求められるもの
この件は、選手のパフォーマンスやファンの応援文化と、観戦マナーや公平性のバランスを問う事例とも言えます。
今後は球場運営側が、視界に入りやすい座席におけるルールや注意喚起のあり方を検討する必要があるかもしれません。
【まとめ】観客の“ゴリラポーズ”は妨害か?今回の騒動を整理
- 2025年6月15日、エスコンでの日本ハム対広島戦で観客2人の動きが物議を醸した
- 問題視されたのは広島投手の投球時にバックネット裏でのポーズ
- 多くのファンが「レイエス選手のパフォーマンスを真似た応援」と指摘
- 投手の視界に入っていた可能性は低く、妨害の意図は不明
- ただし、テレビ視聴者や一部ファンには「不快」と受け取られた事実も重い
- 高額VIP席ならではの“目立ちやすさ”が拍車をかけた
- 今後は、球場側による観戦マナーへの啓発やルール整備が求められる
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
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