近畿大学の勝田成選手は、身長163cmながらドラフト候補に名を連ねる注目内野手です。
進路や高校・大学での成績も交え、彼の魅力に迫ります。
身長163cmでも輝く!プロが注目する理由

関西学生野球リーグ春季の大一番、立命館大との直接対決で、近畿大の勝田成(かつだ・なる)内野手がチームを勝利へ導く決勝打を放ちました。
2番・二塁で出場した勝田は、強敵・有馬伽久投手(立命館大)の直球を弾き返し、2点適時打を記録。
5打数3安打2打点と圧巻の活躍でした。
打率も驚異の.560(25打数14安打)と爆発中。
プロ注目の存在であることは間違いなく、既にヤクルトやロッテ、オリックスなど複数球団のスカウトが視察に訪れています。
高校時代は関大北陽…着実に力をつけた大学4年間

勝田は大阪市出身で、関西大学北陽高校では堅実な守備と走塁で注目されました。
近畿大学では2年秋から出場を重ね、3年以降はベストナイン常連。
特に2024年秋季リーグでは打率.396、出塁率.508、長打率.563と圧倒的な成績を残しました。
彼のプレースタイルは、広い守備範囲と俊足(50m6.0秒)、遠投115mの強肩が持ち味。
守備は二塁を中心に三塁・遊撃も守れる柔軟性があります。
ドラフト候補としての進路と課題

身長163cmとプロの中では小柄ながら、パンチ力と勝負強さでスカウトからの評価は高め。
冬場には長打力を磨き、右越え三塁打も量産。
課題とされていたパワー面でも着実に成長を見せています。
ただし進路に関する公式発表はまだなく、プロ志望届を提出するかどうかは今後の注目です。
国際大会・全国大会の成績は?

勝田は侍ジャパン大学代表にも選出され、2024年プラハ大会・ハーレム大会に出場。
ただし、国際大会では結果が振るわず、通算打率.125にとどまりました。
一方で全国大会(全日本大学選手権)では打率.571とインパクトのある成績を残しています。
小柄な体で証明する「勝てる選手」

プロスカウトからも「走攻守バランスが良く、小柄だがパンチ力がある」と高評価。
広島のスカウトも「実績もあり、しっかり振れるようになった」と成長に目を見張っています。
勝田自身は「小さくてもプロで活躍できることを証明したい」と語っており、その思いがプレーにも表れています。
まとめ
- 身長163cmの内野手として異例のドラフト候補
- 高校は関大北陽、大学は近畿大で実績多数
- 打率.560と驚異の成績でプロスカウトを魅了
- 守備・走塁・打撃すべて高水準でバランス型
- 進路は未公表だが、今秋のドラフトで注目選手となる可能性大
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