2024年7月20日(日本時間21日)、イタリア・カスティオンディストラーダで行われた第17回WBSC女子ワールドカップの決勝戦で、日本代表が米国代表を6-1で下し、2014年以来10年ぶりの優勝を果たしました。
この試合で先発出場した後藤希友選手は、その圧倒的な球速で4回まで4奪三振1失点の好投を見せ、話題となっています。
試合の模様や後藤選手の魅力を動画付きでご紹介します。
決勝戦のハイライト
第17回WBSC女子ワールドカップの優勝決定戦は、日本時間2024年7月21日にイタリアのカスティオンディストラーダで行われました。
日本代表は強豪米国代表を相手に6-1で勝利し、2014年以来10年ぶりに世界一の座に輝きました。
後藤希友選手の圧巻のピッチング
この試合で先発登板したのは、トヨタ自動車所属の後藤希友選手です。
後藤選手は4回まで5安打を浴びながらも4奪三振1失点の好投を見せました。
特にその圧倒的な球速が注目を集めています。
後藤選手のストレートは最高で113キロを記録し、その体感速度は野球の160キロに相当するとも言われています。
試合動画はこちら
試合展開
試合は米国が先制しましたが、日本代表は2回に2点を奪い逆転。
その後も4回に4点を追加し、終始試合をリードしました。5回からはレジェンド上野由岐子選手が登板し、無安打無失点で締めくくりました。
後藤希友選手のプロフィール
後藤希友(ごとう みゆ)選手は2001年3月2日生まれの23歳、愛知県出身の左投左打のピッチャーです。
身長174cmの恵まれた体格と強い肩で投げるストレートは、握力47キロの左手から繰り出されます。
彼女の球速の秘密は、その長い腕のリーチにあります。
多彩な球種
後藤選手はストレートに加え、チェンジアップやドロップ、スプリットなど多彩な球種を駆使します。
特にストレートと同じ軌道で減速するチェンジアップは、バッターのタイミングを外す絶妙な武器です。
幼少期からのエピソード
名古屋市立日比野中学校でソフトボールを始めた後藤選手は、講習会で顧問の目に留まり入部。
中学2年生で愛知選抜に選ばれ全国優勝、中学3年生では105キロを記録するなど、その才能は早くから注目されていました。
高校では東海学園高等学校に進学し、全日本高校女子選手権で準優勝するなど数々の功績を残しました。
今後の期待
後藤選手は「ソフトボールといえば後藤」と言われるようになることを目標にしています。
今回のW杯での活躍により、さらに成長し日本のソフトボール界を牽引していくことが期待されています。
まとめ
日本代表が10年ぶりに世界一の座を奪還した第17回WBSC女子ワールドカップ。
先発投手として好投を見せた後藤希友選手の球速は圧巻であり、彼女の今後の活躍が楽しみです。動画とともに後藤選手の魅力をぜひご覧ください。
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