津山高2年のドルーリー朱瑛里選手が、2024年6月27日の女子1500メートル予選で4分16秒69を記録し、1組6位で28日の決勝に進出しました。
彼女の快挙は陸上競技の枠を超え、多方面での才能が注目されています。
特に「頭いい」と評される理由について掘り下げてみました。
ドルーリー朱瑛里選手のプロフィール
ドルーリー朱瑛里選手は2007年11月16日生まれの岡山県津山市出身。
津山市立北小学校、津山市立鶴山中学校を経て、現在は津山高等学校に在籍しています。
陸上だけでなく、芸術や学業でも高い評価を受けています。
学業成績オール5の優等生
ドルーリー選手の「頭いい」理由の一つに、彼女の学業成績があります。
中学時代には全科目で成績がオール5を達成。
特に、難易度の高い美術や音楽の成績も5というのは並大抵のことではありません。
この成績は、彼女の優れた知識や理解力、集中力を示しています。
中学校時代、彼女は全教科で最高評価を受け、その中には美術や音楽といった芸術分野も含まれます。
美術の授業では、創造性と技術を駆使して多くの作品を制作し、音楽の授業では楽器演奏や合唱においても高い評価を得ていました。
これらの科目で高い成績を維持するためには、単に教科書を読むだけではなく、実際に手を動かし、表現する力が求められます。
彼女の成績がオール5という事実は、単なる暗記力だけでなく、実践的なスキルや創造性を持ち合わせていることを証明しています。
芸術的才能も開花
ドルーリー選手の才能は学業だけにとどまりません。彼女は絵画や書道でも素晴らしい実績を持っています。
2018年には岡山県酪農乳業協会の絵画コンクールで入選、さらに2019年にはかがみの近代美術館で開催された作品展でも入賞を果たしています。
その作品は技術だけでなく、深い感性を感じさせるもので、多くの人々を感動させました。
絵画の入選作品
- 2018年: 岡山県酪農乳業協会の絵画コンクールで入選。小学生ながらに表現された牛の絵は、迫力と細やかさを兼ね備えていました。
- 2019年: かがみの近代美術館で展示された「悲しみの遠吠え」は、絶滅した狼をテーマにした作品で、観る者に深い印象を与えました。
書道での受賞歴
- 2020年: 岡山県児童生徒書道展で入賞。書道の腕前も一流であることを証明しました。
地元愛と進学校での学び
ドルーリー選手は岡山県立津山高等学校に進学しました。津山高等学校は、岡山県津山市にある伝統ある進学校で、中学校も併設されています。
この学校の偏差値は61と高く、学問においても高いレベルが求められる環境です。
ドルーリー選手はこの進学校で学びながら、地元津山を代表する選手としても活躍しています。
彼女の選択は、地元への愛と貢献を感じさせるものです。
津山高等学校では、ドルーリー選手はスポーツの訓練だけでなく、厳しい学問の要求にも応えています。
彼女は日々の授業に真摯に取り組み、学校の課題や試験にも全力で取り組んでいます。
スポーツ選手としての活動と両立させるためには、時間管理や自己管理の能力も必要不可欠です。
彼女が成績を維持しながら競技での成果を上げていることは、強い意志と努力の賜物です。
ドルーリー選手はまた、地元のイベントやボランティア活動にも積極的に参加しています。
彼女の活動は、地域社会とのつながりを深めるだけでなく、彼女自身の成長にも寄与しています。
地元の人々からの応援や支援は、彼女にとって大きな励みとなっています。
勇気ある行動力…過剰な報道や発信をやめるよううったえ
ドルーリー選手は中学生時代に大会で成績を収めて脚光を浴びるようになって以来、自身に対する報道が過熱することやYouTubeなどに自身の姿が次々アップロードされることに不安を感じたことから、中学3年生だった2023年2月に参加予定だった琵琶湖クロカンを欠場することを決定。
その際過剰な注目や報道がされ、自分自身はもちろん、家族や周囲に迷惑が掛かる行為はやめてもらいたいと自身の言葉でコメントしました。
このドルーリー選手の勇気ある決定は大きく報道され、Abema TVなどで特集も組まれるなど、社会への問題提起となりました。
まとめ
ドルーリー朱瑛里選手は、陸上競技だけでなく、学業や芸術の分野でも卓越した才能を持つ方です。
彼女の多岐にわたる才能は、多くの人々に感動とインスピレーションを与えています。
今後の彼女の活躍に期待しながら、その成長を温かく見守っていきましょう。
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