パリオリンピックにサーフィン代表として出場する松田詩野選手が、かつて東京オリンピック代表に内定後、取り消されていたことが話題となっています。
その辛い経験を乗り越え、見事にパリ五輪代表に選ばれた松田選手の経歴や、そのリベンジの道のりについて詳しくご紹介します。
松田詩野選手のプロフィール
名前: 松田詩野(まつだ しの)
生年月日: 2002年8月13日(2024年6月時点 21歳)
出身地: 神奈川県茅ヶ崎市
身長: 158センチ
体重: 46kg
職業: プロサーファー
学歴: 飛鳥未来高等学校(通信制高校)
家族構成: 父、母、姉の4人家族
東京オリンピック内定取り消しの経緯
松田詩野選手は、2019年のワールドグランプリ日本大会でアジア最上位となり、2020年東京オリンピック代表に内定していました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが2021年に延期され、出場条件が変更されました。
2021年のワールドグランプリ(エルサルバドル大会)で日本人3位となった松田選手は、新しい条件により代表権を剥奪される結果となりました。
パリ五輪内定までのリベンジ
2023年6月、松田詩野選手は全32競技を通じて日本勢初となる2024年パリ・オリンピック出場権を獲得しました。
パリ五輪の予選を兼ねたワールドゲームズ(エルサルバドル)で、アジア勢の最上位を勝ち取り、「パリ内定第1号」となりました。
松田選手は、東京五輪での悔しさをバネにして、練習に励み続けました。
東京五輪後の活動と活躍
東京オリンピックの内定取り消し後も、松田選手はサーフィンの練習と体力強化に努めてきました。
特に、海での練習の質を上げ、筋力トレーニングや有酸素運動を取り入れることで、さらなる実力アップを図りました。
2021年にはWSL CSアジアランキングで1位となり、2023年にはWSL QS3000「La Union International Pro」で優勝。ISAワールドサーフィンゲームスではアジア最高位を獲得し、パリ五輪出場を決めました。
松田詩野選手の経歴
松田詩野選手は6歳でサーフィンを始め、中学3年生でプロデビュー。
中学時代には国内大会で優勝を果たし、高校1年生の時には世界ジュニア選手権U-16で準優勝を獲得。
その後、高校2年時に日本代表に選ばれ、5年連続で日本代表入りを果たしています。
2021年にはアジアNO1の座を獲得し、現在はパリ五輪出場に向けてさらなる飛躍を目指しています。
まとめ
松田詩野選手は、東京オリンピックの内定取り消しという辛い経験を乗り越え、見事にパリ五輪出場を決めました。
21歳という若さでありながら、数々の困難を乗り越えたその精神力と実力に敬意を表します。
パリ五輪での活躍を心から期待し、応援しています!
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