快挙!作編曲家・宅見将典さんグラミー賞受賞!

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 大阪府出身の作編曲家・宅見将典(たくみ まさのり)さん(44)が、アメリカ音楽界の最高峰であるグラミー賞を受賞しました!

昨年9月に「MASA TAKUMI」名義で発表したアルバム「SAKURA」が、ロサンゼルスで開催された第65回グラミー賞授賞式で「ベスト・グローバル・ミュージック・アルバム」賞に選ばれたのです。宅見さんは日本でロックバンドのメンバーとしてキャリアをスタートさせた後、多くのアーティストに楽曲を提供してきた実績の持ち主。過去に2度グラミー賞にノミネートされたのち、今回の受賞となりました。オメデトウゴザイマス!

宅見将典さんとは?

 1999年にロックバンド「Siren」を結成。同年に篠原ともえさんのシングル「I wanna say to…」で作曲家デビューしました。2003年にSirenを脱退後に本格的に作曲家、プロデューサーとしての活動をスタート。2011年には自身が作曲したAAAの「CALL」で日本レコード大賞優秀作品賞を受賞しました。同じ年にスライ&ロビーのアルバム「One Pop Reggae」にギタリストとして参加し、レゲエ部門でノミネートされました。2019年にもDA PUMPのシングル曲でレコード大賞の優秀作品賞を受賞しています。EXILE、DA PUMP、AAA、私立恵比寿中学、モーニング娘。などジャンルを問わず様々なアーティストの作曲やプロデュースをてがけています。

グラミー賞について

 

 グラミー賞(Grammy Awards)は1959年に創設され、ザ・レコーディング・アカデミーにより毎年授与される賞です。米国の音楽業界において最高かつ最も権威のある賞であり、音楽業界における優れた業績を称えるために贈られます。グラミー賞は、ジャンルを問わず優れた音楽や楽曲を表彰し、賞はアカデミーのメンバーからなる厳選された審査員によって審査されます。なおグラミーとはグラモフォン(gramophone)という円盤型蓄音機の愛称で、受賞者に授与されるトロフィーにもその形が取られています。
 今回宅見さんが受賞したグローバル・ミュージック・アルバム賞は世界の民族音楽を対象にした部門になります。1992年に創設され、アフリカ音楽や中南米の音楽を中心に多くの楽曲が受賞をしています。

受賞曲「SAKURA」

 

 今回受賞した「SAKURA」は箏や三味線を中心に二胡なども取り入れながら桜の花の美しさやはかなさを表現した楽曲です。宅見さんが海外名義であるMASA TAKUMIとして2022年9月にリリースされたアルバムになります。この作品について、宅見さんは「毎年春になると、桜の花は私たちに優雅なひとときを与えてくれます。ですが、その美しさは儚くもあり、栄華を極めた者も必ずや衰えるという仏教の教えも思い起こさせます。この作品を通して、そんな桜の花に、春だけでなく一年中咲き誇る力を与え、私たちの生活のあらゆる瞬間にも咲いていて欲しいという願いを表現しました」とコメントしています。

まとめ

 今回の宅見さんの受賞は日本の楽曲が国際的な評価を得たという意味でとても素晴らしいと思います。今後ますます日本のアーティストが世界で活躍することが期待できる快挙となりました。あらためておめでとうございます!

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