2026年8月、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された阿部星架(あべ・せいか)容疑者が注目されています。
報道では、「新セリナ」の名前で俳優として活動していた27歳の女性として紹介されました。
しかし阿部容疑者について調べると、芸能活動を始める以前には、
全国レベルで活躍していた競泳選手
という、まったく異なる経歴を持っていたことが分かります。
しかも「元一流競泳選手」という肩書は単なる宣伝文句ではありません。
日本水泳連盟などに残っている公式記録を見ると、中学時代には海外大会の日本代表メンバーとなり、高校ではインターハイ、全国JOCジュニアオリンピック、国体などに出場。
大学は名門・山梨学院大学水泳部へ進み、大学3年時まで全国レベルで競技を続けていました。
今回は阿部星架容疑者の水泳選手時代を中心に、出身高校、山梨学院大学、インターハイでの成績、競技引退後に「新セリナ」として活動するまでの経歴を整理します。
- 阿部星架は「新セリナ」の名前で活動していた
- 阿部星架のプロフィール
- 水泳を始めたのは3歳ごろ
- 中学時代には日本代表として海外大会へ
- シンガポール遠征では背泳ぎ2種目優勝
- 出身高校は札幌大谷高校
- 高校1年からインターハイに出場
- インターハイでは入賞経験も
- 全国JOCでは100m背泳ぎ2位
- 200m背泳ぎでも全国上位
- 大学は名門・山梨学院大学
- 山梨学院水泳部では「女子背泳ぎのエース」
- 日本選手権レベルの大会にも出場
- 個人メドレーでも全国大学上位
- 水泳を辞めた理由はケガ?
- 「動画」が検索されている理由は?
- 水泳引退後はミスコンにも挑戦
- 2021年ごろから「元一流競泳選手」として活動
- 「新セリナ」以外の芸名もあった?
- なぜこれほど注目されているのか
- まとめ
阿部星架は「新セリナ」の名前で活動していた
2026年8月25日の報道によると、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、六代目山口組系暴力団幹部の菅原翔太容疑者と阿部星架容疑者です。
阿部容疑者については、
「新セリナ」の名前で俳優として活動
していた人物と報じられています。
2人は2026年7月14日午前2時すぎ、東京都豊島区のホテルでコカイン約0.7グラムを所持したなどの疑いが持たれています。捜査過程でホテルにいた2人が確認され、室内からコカインが入った袋が見つかったとされています。
なお、現段階ではあくまで逮捕・容疑の段階です。
今後の捜査や司法手続きによって事実関係が明らかになるため、有罪が確定したかのように扱わない点には注意が必要です。
【独自】薬物所持容疑で逮捕・人気セクシー女優の“ミスコン時代”ファイナリスト仲間が語った“不思議ちゃん”素顔#SmartFLASH #ミスコン #素顔 #逮捕 #阿部星架 #麻薬取締法違反https://t.co/2K7ioGR0au
— SmartFLASH (@info_smafla) August 27, 2026
阿部星架のプロフィール
現在、報道や競技記録から確認できる情報を整理すると以下のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 阿部星架 |
| 読み方 | あべ せいか |
| 年齢 | 27歳(2026年8月時点) |
| 出身 | 北海道小樽市と報道 |
| 競技 | 競泳 |
| 得意種目 | 背泳ぎ |
| 中学校 | 小樽市立長橋中学校 |
| 高校 | 札幌大谷高等学校 |
| 大学 | 山梨学院大学 |
| 芸名 | 新セリナ |
| 職業 | 俳優・セクシー女優として活動と報道 |
日本水泳連盟の公式資料には、中学3年時の所属として、
小樽長橋中学校・小樽サンフィッシュスポーツクラブ
と記載されています。
水泳を始めたのは3歳ごろ
NEWSポストセブンによると、阿部容疑者は幼少期から水泳に取り組んでいました。
3歳から水泳を始め、4歳ごろからは当時「シンクロナイズドスイミング」と呼ばれていたアーティスティックスイミングにも挑戦。
13歳ごろまでは、
競泳とアーティスティックスイミングの二刀流
だったとされています。
その後、競泳一本へ。
得意種目となったのが背泳ぎでした。
単に学校の部活動で泳いでいたというレベルではなく、かなり幼い時期から本格的な競技生活を送っていたことになります。
中学時代には日本代表として海外大会へ
阿部星架選手の実力を示す非常に分かりやすい記録があります。
日本水泳連盟が公開している「シンガポールエージグループ選手権」の遠征メンバーを見ると、
背泳ぎ代表・阿部星架
の名前があります。
当時15歳。
所属は、
小樽長橋中学校3年
でした。
つまり中学生の段階ですでに、日本水泳連盟のジュニア海外遠征メンバーに選ばれるほどの選手だったことになります。
シンガポール遠征では背泳ぎ2種目優勝
さらに驚くのがその成績です。
日本水泳連盟の2013年度事業報告によると、阿部選手は15~17歳区分で、
- 50m背泳ぎ 1位
- 100m背泳ぎ 1位
- 200m背泳ぎ 2位
という結果を残しています。
100m背泳ぎは決勝で1分04秒22、200m背泳ぎは2分18秒62でした。
中学生ながら年上の選手を含むカテゴリーで海外大会を戦っていたことを考えると、「一流競泳選手」という表現も決して大げさではありません。
出身高校は札幌大谷高校
8/8(金)は阿部星架。高校1年生。200mと100mの背泳ぎに出場します。
— 札幌大谷水泳部 (@OTN_swimteam) August 8, 2014
全道大会では標準タイムを突破し優勝!リレーにも貢献し1年生ながら見事四冠達成!2種目共にベスト更新できるよう頑張ります!応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/SShPmZDRhq
中学卒業後は、
札幌大谷高等学校
へ進学しました。
北海道スポーツ協会が公開している2015年国体の選手団名簿にも、
阿部星架
少年女子A・200m背泳ぎ
札幌大谷高等学校2年
と記載されています。
高校では水泳部に所属するとともに、イトマン札幌麻生でも競技を続けていました。
高校1年からインターハイに出場
阿部選手は高校1年生だった2014年からインターハイに出場しています。
確認できる記録では、
- 女子100m背泳ぎ
- 女子200m背泳ぎ
- 400mメドレーリレー
- 400mフリーリレー
などに出場。
100m背泳ぎでは1分04秒08、200m背泳ぎでは2分17秒10を記録しています。
高校入学直後から全国大会に出場していたことになります。
インターハイでは入賞経験も
NEWSポストセブンの取材では、高校時代に
インターハイで2度入賞
したと報じられています。
少なくとも高校生活を通して全国高校総体へ継続的に出場していた選手だったことは複数の競技記録から確認できます。
さらに国体の北海道代表にも選ばれており、高校年代でも道内トップクラスの背泳ぎ選手だったことが分かります。
全国JOCでは100m背泳ぎ2位
高校時代の実績で特に目を引くのが、全国JOCジュニアオリンピックカップです。
2017年3月に行われた第39回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季大会。
女子100m背泳ぎCS決勝で阿部星架選手は、
1分00秒34
を記録しました。
結果は、
全国2位。
優勝した湯原利佳選手との差はわずか1秒71。
しかも3位とはわずか0秒01差でした。
当時の所属は、
イトマン札幌麻生/札幌大谷高校
と記録されています。
高校生の全国大会で表彰台に立っていたわけですから、かなり本格的なトップスイマーだったことが分かります。
200m背泳ぎでも全国上位
100mだけではありません。
別の全国JOC大会では200m背泳ぎ決勝に進み、
2分11秒11で5位
という記録も確認できます。
短距離だけでなく100m、200mの双方で全国レベルだったことから、背泳ぎ全般を得意としていた選手だったのでしょう。
大学は名門・山梨学院大学
東京インカレまであと55日!!
— 山梨学院大学 水泳部 (@YGUST2020) July 13, 2019
3年 阿部 星架(背泳ぎ)
昨年のリベンジでA決勝を目指します👊
女子背泳ぎのエースとしてインカレには欠かせない存在です!
闘志を爆発させ笑顔で締めくくります💫 pic.twitter.com/62j69xUGEi
高校卒業後は、
山梨学院大学
へ進学しました。
山梨学院大学は水泳の強豪として知られ、日本代表選手も輩出してきた大学です。
北海道体育協会が公開した2017年国体の選手名簿にも、
阿部星架
成年女子・100m背泳ぎ
山梨学院大学1年
と記録されています。
大学進学後も北海道代表として国体に出場していました。
山梨学院水泳部では「女子背泳ぎのエース」
山梨学院大学水泳部の過去のSNS投稿には、大学3年時の阿部選手について、
「女子背泳ぎのエース」
と紹介する投稿が残っています。
2019年7月には、
「昨年のリベンジでA決勝を目指します」
「インカレには欠かせない存在」
と紹介されていました。
全国トップクラスの大学水泳部でも、主力選手として扱われていたことがうかがえます。
日本選手権レベルの大会にも出場
2019年の競泳記録には、
山梨学院大学・阿部星架
として100m背泳ぎに出場している記録があります。
日本選手権では、
1分05秒18
で予選32位でした。
さらに同年のジャパンオープン申込一覧にも、
- 50m背泳ぎ
- 100m背泳ぎ
- 200m背泳ぎ
の3種目で名前があります。
申込記録は、
50m背泳ぎ 29秒66
100m背泳ぎ 1分02秒92
200m背泳ぎ 2分10秒48
でした。
「高校時代だけ強かった」のではなく、大学進学後もしばらくトップレベルの競技を続けていたのです。
個人メドレーでも全国大学上位
さらに2019年度の冬季短水路ランキングを見ると、阿部選手は200m個人メドレーでも、
2分15秒31で学生ランキング3位
に入っています。
本職は背泳ぎですが、泳力そのものが高かった選手だったことが分かります。
水泳を辞めた理由はケガ?
では、なぜこれほどの選手が競泳を離れたのでしょうか。
NEWSポストセブンが取材した地元スポーツクラブ関係者によると、阿部容疑者について、
山梨学院大学で水泳を続けていたものの、途中でけがをして競技を辞めた
と認識していたとされています。
大学水泳部のSNSや大会記録を追っても、2020年ごろを境に名前がほとんど確認できなくなります。
ただし、ケガの具体的な部位や診断名、引退時期などについて本人による詳細な公表は確認できません。
したがって、
「ケガが競技引退の一因だったと報じられている」
程度にとどめるのが適切でしょう。
「動画」が検索されている理由は?
「阿部星架 動画」という検索キーワードも浮上しています。
これには大きく二つの理由が考えられます。
一つは現在まで残っている、
山梨学院大学水泳部のSNS投稿や競技時代の映像・写真
です。
大学水泳部の公式Xには阿部選手を紹介する投稿が残っており、当時の競技者としての姿を確認できます。
もう一つは、「新セリナ」として活動を開始して以降の映像作品でしょう。
ただし、競泳選手時代の動画と成人向け活動の映像は性質がまったく異なるため、スポーツ記事として扱う場合は混同しない方がよさそうです。
nice-try.netであれば、競技時代については大学や大会公式の投稿・競技記録を優先して紹介するのが自然でしょう。
水泳引退後はミスコンにも挑戦
競泳を離れた後、阿部容疑者は新たな道へ進みます。
NEWSポストセブンによると、競泳で鍛えた体を生かしてミスコンテストにも出場。
「MISS GRAND JAPAN」や「ミスなでしこ」のファイナリストに選ばれた時期もあったとされています。
競泳一筋だった生活から、モデルや芸能活動へ大きく方向転換したことになります。
『目指せ150.000pt!残り3日応援お願いします』- 阿部星架⭐️ミスなでしこ北海道代表👘さんのMixChannel LIVEに参加しよう! #ミクチャ https://t.co/jW6nsyYC2w
— かずくん📛🩵#KIP カグヤ新選組 音羽瑞歩単推し🩵 (@P64spuaJRMUQm37) December 4, 2020
2021年ごろから「元一流競泳選手」として活動
その後、2021年ごろから成人向け作品に出演するようになります。
当初から、
「元一流競泳選手」
という経歴がプロフィールの大きな特徴として使われていました。
今回改めて競泳記録を追ってみると、この肩書には十分な根拠があります。
中学で日本代表遠征、高校で全国JOC2位、インターハイ入賞、大学では山梨学院水泳部。
かなり珍しい経歴の持ち主だったことは間違いありません。
「新セリナ」以外の芸名もあった?
ネット上では、
- 青木桃
- 朝日芹奈
- 堤セリナ
- 新セリナ
など複数の名義が同一人物として紹介されています。
ただ、今回の主要な報道で正式に確認できる活動名は、
「新セリナ」
です。
過去名義についてはプロフィールサイトなどを根拠とする情報も含まれるため、記事では「過去にこうした名義でも活動したとされる」と慎重に書いた方がよさそうです。
なぜこれほど注目されているのか
今回の事件が大きく注目された理由の一つは、阿部容疑者の過去と現在のギャップでしょう。
競技記録だけを並べると、
中学で日本代表
↓
高校でインターハイ入賞
↓
全国JOC2位
↓
山梨学院大学水泳部
↓
日本選手権級の大会に出場
という、非常に華やかな競泳歴です。
日本水泳界のトップを目指してきた選手が、その後まったく別の分野へ進み、さらに2026年には薬物事件で逮捕された――。
その経歴の振れ幅の大きさが、SNSでも関心を集めていると考えられます。
一方で、
「水泳を辞めたから事件につながった」
と短絡的に結びつける根拠はありません。
競技引退から今回の逮捕までには長い期間があり、その間に何があったのかについて報道で明らかになっていることは限定的です。
まとめ
今回は、「新セリナ」の名前で活動していた阿部星架容疑者の競泳歴について調べました。
阿部容疑者は北海道小樽市出身と報じられており、中学時代は小樽長橋中学校に在籍。
15歳ですでに日本水泳連盟のジュニア海外遠征メンバーに選ばれ、シンガポールの大会では50m、100m背泳ぎで優勝しています。
高校は札幌大谷高校。
インターハイや国体に出場し、全国JOCジュニアオリンピックでは100m背泳ぎで全国2位に入りました。
高校卒業後は水泳強豪の山梨学院大学へ進学。
「女子背泳ぎのエース」と紹介され、日本選手権やジャパンオープンにも出場するなど、本格的な競技者として大学3年ごろまで活動していたことが確認できます。
その後はケガをきっかけに競泳を離れたと報じられ、ミスコンや芸能活動を経て「新セリナ」として活動。
そして2026年8月、コカインを所持したなどとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。
今後、事件については捜査によって新たな事実が明らかになる可能性があります。
ただ一つ確かなのは、阿部星架という人物が、かつて日本のトップレベルを本気で目指していた競泳選手だったということです。



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