
ケガにより再び休場した横綱・豊昇龍。
昇進から3場所で2度の休場に加え、不振続きにファンからは「引退勧告も近いのでは」と心配の声が高まっています。
【この記事でわかること】
- 豊昇龍の現在のケガの詳細と休場理由
- 横綱が引退勧告を受ける条件と過去事例
- 今後の復帰と継続のために必要な要素
豊昇龍、再びの休場と不安視される「引退」の声

大相撲名古屋場所5日目、横綱・豊昇龍(26)は休場を発表しました。
診断結果は「左第1趾MTP関節捻挫、左第1中足骨骨挫傷」。1ヶ月の安静が必要とのことで、親指の付け根を痛め、骨折寸前の状態だそうです(出典:デイリースポーツ 2025年7月17日)。
豊昇龍は新横綱昇進からわずか3場所で2度目の休場。
加えて今場所も3つの金星を配給し、1勝3敗での途中休場。
この不振続きに、相撲ファンや関係者からは「引退勧告が現実味を帯びてきた」との声が挙がっています。
引退勧告が出る「条件」とは?過去の事例から見る危機感

横綱への引退勧告は、横綱審議委員会(横審)が発するもので、以下の場合に発動されます。
- 成績不振が続く場合
- 品格や態度に問題がある場合
- 度重なる休場やケガで土俵に上がれない場合
過去には、豊昇龍のおじ・朝青龍が暴行事件を起こし、横審が引退勧告を決議。
本人はその前に引退を決断しました(出典:時事通信2025年1月28日)。
また、近年では照ノ富士も度重なるケガで「進退が問われる」との声が上がったものの、復活して横綱としての地位を築きました。
豊昇龍の場合、品格や態度の問題は見られないものの、成績不振と休場の多さが不安視されています。
どうなれば引退勧告が下るのか?今後のカギ

現時点で横審から正式な「注意」「激励」などの処分や発言はありませんが、もし来場所も休場、または成績不振が続けば、横審からの「注意」「激励」「引退勧告」が現実味を帯びてくるでしょう。
特に横綱は「負けない強さ」が求められます。大関以下と異なり、番付が下がらないため「成績で示すしかない立場」です。

相撲ファンからは「無理に横綱に昇進させたツケが回ってきた」「照ノ富士のような心の強さが試される」との厳しい指摘もあります。
豊昇龍自身も「また一から頑張る」とコメントしており、師匠の立浪親方も「次こそ優勝争いを」と期待を寄せています(出典:時事通信2025年1月28日)。
体調の回復と心技体の立て直しが、進退のカギを握るのは間違いありません。
まとめ
- 豊昇龍は左足親指のケガで1ヶ月の安静が必要と診断
- 昇進3場所で2度の休場、成績不振もあり引退勧告が囁かれる
- 横審が引退勧告を出す条件は「成績不振・態度・度重なる休場」
- 来場所の復帰と成績が、今後の進退を左右する重要な場面
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