
2025年6月29日、京セラドーム大阪で行われたプロ野球「オリックス・バファローズ 対 楽天イーグルス」第11回戦で、関西テレビの橋本和花子アナウンサーが女性として13年ぶりとなるプロ野球実況デビューを果たしました。
爽やかな声と安定した語り口に注目が集まりましたが、その直後、ネット上では思わぬキーワードが検索上位に浮上します──「橋本和花子 アルハラ」。
なぜ橋本アナの名前に“アルハラ(アルコールハラスメント)”が結びついたのでしょうか。
発端は、彼女が出演したあるバラエティ番組での一言のコメントにありました。
ウーロン茶に対して「水でええやん」発言──波紋を呼んだやりとり

問題視されたのは、2025年5月24日放送の『おかべろ』(関西テレビ)での一幕。
番組ではタレントのくわばたりえさんが「飲み放題じゃない時にウーロン茶を頼む人にはモヤモヤする」と語り、それに対し橋本アナは以下のように共感を示しました。
「いやでも私、わかります。ジンジャーエールやったら許せるんですよ。“ジンジャーエールやったらいいよ、何杯でも飲んでください”ってなるけど。ウーロン茶やったら“水でええやん”ってなりません?」
この発言が、SNS上では“アルハラではないか”という批判を呼ぶことになったのです。
SNS上では厳しい声も

X(旧Twitter)では、橋本アナに対して以下のような厳しい反応が見られました。
- 「このスマドリのご時世にまだアルハラやってるなんてよ」(@WKICh9gWg595782)
- 「このアナウンサーも駄目だな、アルハラだよ。ちなみに私も心臓に疾患があるから最近は烏龍茶だよ」(@chashu2677)
- 「ジンジャーエールがOKでウーロン茶がNG?理由が全く理解できない。自分勝手が過ぎる」(@tamagotaro_GB)
一部のユーザーは、「自分の体調や宗教、家庭の事情でお酒が飲めない人もいるのに、それを軽視するような発言は配慮に欠ける」と感じたようです。
特に現代では「スマートドリンキング」の考え方が広まり、お酒を飲まない選択肢も“普通のこと”として浸透しつつある中での発言でした。
橋本アナの意図は?真意をどう読み取るか

ただし、橋本アナの発言をすべて“攻撃的”と受け取るのは早計かもしれません。
あくまでバラエティ番組内での「ちょっとした共感コメント」であり、彼女が個人を名指しして非難したわけではありません。
また、その場ではくわばたさんも「申し訳ないとは思ってる」と語っており、お酒を飲まない人を否定しようという意図ではなかったことも読み取れます。
それでも、公共の場で発言する立場として、もう少し言葉を選ぶべきだったと感じた視聴者も多かったのでしょう。
現代の飲み会に求められる“新しい価値観”

この一件は、単なる「一言の失言」ではなく、日本の飲み会文化そのものが問い直されていることの表れでもあります。
かつての「飲めない奴は空気を読め」という時代から、「飲まない自由も飲む自由と同じように尊重されるべき」という価値観への移行期にある今、橋本アナの発言は多くの人にとって“ひっかかり”となったのかもしれません。
まとめ
- 橋本和花子アナは『おかべろ』での発言で「アルハラでは?」という批判を受けている。
- 問題視されたのは「ウーロン茶なら水でいい」といった発言。
- SNSでは「多様な事情に配慮していない」との声が続出。
- 一方で、発言はバラエティ的な文脈であり、意図的な差別発言ではなかったと見る向きもある。
- 飲み会文化における“新しい常識”が求められている時代背景を映し出す一件である
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