サッカー選手の伊東純也選手が、女性2人に同意なく性行為を行ったとして刑事告訴されましたが、大阪府警は2024年7月2日、準強制性交容疑で書類送検しました。
また、女性2人も虚偽告訴容疑で書類送検され、いずれも不起訴の公算が大きいとされています。
またこの件を速報した「ゴゴスマ」の伝え方について批判が集中する事態も。
本記事では、事件の経緯、関係者の証言、法的手続き、そしてSNSの反応を総合的にまとめました。
告訴の経緯
2024年1月、フランス1部リーグのスタッド・ランス所属の伊東純也選手(31)が、女性2人に対する準強制性交致傷罪などで大阪府警に刑事告訴されました。
女性たちは、前年6月に日本代表の試合後、大阪市内のホテルで伊東選手から性被害を受けたと主張しています。
この件に関しては週刊新潮のニュースサイト「デイリー新潮」が1月31日に報じていました。
伊東選手の主張
伊東選手側は、女性たちの主張を否定し、「関係者や女性2人を含む計5人でホテルで飲酒しただけで、性加害は『事実無根』」としています。
さらに、虚偽告訴罪で女性たちを告訴し、スポンサー契約の打ち切りなどによる約2億円の損害賠償を求める訴訟も提起しています。
準強制性交容疑の詳細
準強制性交容疑とは、相手の意思に反して性行為を強いる際に適用される容疑です。
今回のケースでは、伊東選手が女性たちの主張する状況下で行為を行ったかどうかが焦点となっています。
しかし、伊東選手は一貫して性行為がなかったと主張しています。
刑事告訴のプロセス
告訴が受理されると、警察は関係者への事情聴取を行い、調査結果を検察に送ります。
検察はその結果を基に起訴・不起訴の判断を下します。
今回、伊東選手と女性たちは双方とも書類送検されましたが、不起訴の可能性が高いとされています。
逆告訴と民事訴訟
伊東選手は虚偽告訴罪で女性たちを逆告訴し、名誉毀損による約2億円の損害賠償を求めています。
弁護士の加藤博太郎氏は、「女性側の告訴が虚偽であり、伊東選手の名誉を著しく傷つけた」と強調しています。
不起訴報道当日のSNSの反応
今回、不起訴への可能性が大いに高まった書類送検の流れについて、SNS上では様々な反応が寄せられています。
伊東純也への応援・激励
速報した「ゴゴスマ」ほかメディアへの批判
今回の件はテレビでは2024年7月2日にTBS系「ゴゴスマ」が速報で伝えましたが、その際見出しに「伊東純也選手書類送検」と大きく書かれ、その上に小さく女性2人が虚偽告訴の疑いで書類送検と記載されて報じられました。
この見出しの出し方がまるで伊東選手のみが書類送検されたか、場合によっては伊藤選手がなにか起こしたのではないかと捉えかねない伝え方だったため、SNS上では批判が殺到しました。
女性側や週刊新潮への批判
今回の伊東選手と女性側双方の不起訴の公算が高まったことを受け、女性側や伊東純也選手への疑惑の件を最初に伝えた週刊新潮への批判も高まっています。
まとめ
伊東純也選手をめぐる準強制性交容疑と虚偽告訴容疑の事件は、関係者への取材や警察の捜査を経て、双方が書類送検される結果となりましたが、不起訴の公算が大きいとされています。
今回の事件は、スポーツ界における選手の名誉や法的手続きの重要性を再認識させるものであり、今後の展開に注目が集まっています。
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