トルコ大地震から考える…災害時の備えに役立つ防災セット3選

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トルコ南東部で大地震発生　内戦続くシリアも被害拡大　死者8,700人以上

　6日未明にトルコ南東部のシリア国境近くでマグニチュード7クラスの大地震が発生し、倒壊した建物の下敷きになるなどして8日までにトルコ・シリア両国で8,700名以上が死亡しました。地震は長さ100kmにわたる断層線に沿って非常に広範囲に発生し、建物に大きな被害を及ぼしました。古い建物が多いうえ、この地域に200年近く地震が発生していなかったこともあり、建物の耐震性についての意識が十分でなかったことも被害を拡大させたと言われています。さらにシリアに関しては内戦が発生しているため元々貧困状態にある難民が多く、特に反政府勢力が支配する地域には政府の救援が十分に行き届いていません。

　地震発生から2日経過し、生存率が急激に下がるといわれる72時間まで1日と迫っています。国連やEU、アメリカ、インド、イギリス、イスラエルに加え、ロシアやウクライナからも捜索救助隊や医療チームを派遣するなど支援の動きが始まっています。日本からも国際緊急援助隊・救援チームが派遣され、7日には第1陣が被災地入りしています。状況が益々厳しくなるなか、少しでも早い救援が求められています。

災害時の救命活動のカギ「72時間の壁」

　災害時の救命・救助活動において、災害発生から3日目の72時間を過ぎると、脱水症状や低体温症などにより、要救助者の生存率が急激に低下すると言われています。1995年の阪神・淡路大震災で救助者の生存率が72時間を境に低くなることから、災害時における救命活動のデッドラインとして「72時間の壁」という言葉が使われるようになりました。

救助が来るまで命をつなぐ…日頃から備えを進めよう　

　「72時間の壁」は、新聞やニュース等でも頻繁に登場し、一般的な認識となりつつあります。災害救援時の行動指針への影響も大きく、「災害発生直後から３日間は、非常に多くの方が救助される期間である」とも言い換えられるため、72時間までの間は人命救助が優先され、十分な物資が行き届かないことが予想できます。この期間内に救助活動が行われることが重要ですが、いざというときに救援時まで生き延びるためにも日ごろからの準備が大切です。

　いざというときのために以下のものは準備しておくようにしましょう。

  1. モバイルバッテリー・乾電池など…複数所有しておく
  2. 保存食・飲料水…3日分は確保しておく
  3. 着替え（下着などの衣類）
  4. 歯ブラシなどの衛生用品
  5. 照明器具（懐中電灯、ランタンなど）

これらを用意しておくことで、少しでも生存率を上げることができます。

　また、防災意識が高まっていることもあり防災セットが販売されていますので、こちらを購入するのもよいかもしれません。ここでは楽天市場で販売されている防災グッズから3品ご紹介します。

いざというときのために…今から準備！防災グッズ3選

①　岸田産業株式会社「防災セット」（2人用）


　キャリー付きバッグの中に水やお湯を注ぐだけで食べられるレスキューライスが6袋（ドライカレー、ピラフ、五目ごはんが各2袋）、手回し充電も可能な電灯付ラジオ、クッキー、保存水、エアーマット、携帯トイレ、ポンチョ、ブルーシート、携帯用貯水タンク、三角巾、使い捨てマスク、綿棒・絆創膏セット、ティッシュ、ウェットティッシュ、温熱シート、呼子笛、軍手など充実の中身が詰まった防災セット。2人分でこれだけのボリュームで価格は19,800円（税込・送料無料）というのもうれしいですね。

購入者からは「こちらの商品にはキャリーがついていること、基本の避難セットの他にエアーベッドやラジオの性能が魅力的だと思い購入。キャリー本体もしっかりているので避難後の水運びに確かに重宝しそうです」といったコメントが寄せられています。

②　アットレスキュー　「防災セット SHELTER プレミアム」（2人用）


　女優・のんさんがイメージキャラクターを務める防災グッズメーカーLA・PITAが製造している防災セットを楽天市場の専門ショップ「アットレスキュー」が販売。4色のバリエーションがうれしいシェルターリュックの中に細かいものを入れられるポーチ、携帯ラジオ、LEDランタン、保存水500ml×8本、レスキューライス3種×2色、圧縮タオル、アイマスク・耳栓、寝袋、エアーマット、レスキューシート、簡易トイレ、マスク、ドライシャンプー、トイレや着替え場所の目隠しになるポンチョ、歯磨きセット、ティッシュ、サージカルテープやガーゼなどの救急セット、レインコート、圧縮袋、ウォーターバッグなどが入っています。レスキューシートや寝袋は保温性に優れているので冬場はありがたいですね。価格は18,900円（税込・送料無料）です。

③　ペアークレーン　「ヘルメット付き防災セット」（2人用）


　オレンジと赤の2種類から選べるリュックの中に、レジャーシート、レインコート、給水バッグ、クッキー、7年保存水、軍手・笛、目隠しポンチョ、防煙バッグ、防寒シート、携帯おにぎり、ウェットティッシュ、ポケットラジオ、LEDライト・ランタン、充電器が入っているほか、ライト付きヘルメットも2人分用意。3日間を生きるために必要なものとしてラインナップがされています。価格は19,250円（税込・送料無料）です。

まとめ

　今回は災害が起きた時のために備えておくとよい防災グッズをご紹介しました。いざというときに自分自身や家族など大切な人を守るために、今からできることを考えましょう！

※価格は2023年2月8日現在のものです。在庫状況等は各自でお調べください。

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