最後まで見ればわかる?…映画「そして僕は途方に暮れる」

映画

 TOHOシネマズ ファボーレ富山にて映画「そして僕は途方に暮れる」を見に行ってきました。

 自堕落な生活を送るフリーター・裕一が主人公。ある日同棲中の恋人と言い合いになり、家を飛び出してしまいます。その夜から親友、姉などの家を渡り歩きますが、その都度ばつが悪くなるとその場を逃げだすダメっぷりを展開。ついには北海道の実家まで押しかけて母親を頼るが、あること(!)がきっかけでそこからも逃げることになってしまいます。そこで偶然離婚していた父親に再会し一緒に暮らすことに。そこで裕一の心境に変化が起こり始める・・・。というお話です。
 映画監督・演出家として知られる三浦大輔さんの作・演出で2018年にシアターコクーンで上演された同名の舞台を映画化。三浦さんがメガホンを取り、舞台で裕一役を務めたKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが同じ役で主演したほか、裕一の恋人・里美役の前田敦子さんと親友・今井伸二役の中尾明慶さんも舞台から続投。映画的に見せるためにあえてシネマスコープのサイズで撮影するなど、映画版ならではのこだわりも見えます。主題歌は大沢誉志幸さんの1984年のヒット曲「そして僕は途方に暮れる」でした。

 ちょっと説明的なセリフが多いなあと感じましたが元々が舞台だったと聞いて納得。主人公があまりにダメダメなので、いったいどこに落ち着くのか(果たして落ち着けるのか)なあとハラハラしながら見ました。そしていったんメデタシメデタシと思ったらさらに衝撃の展開が…。最後は「ああ・・・なるほど」というオチでした。今思い返してもモヤモヤがあちこちに残っているのですが、もしかしたらそれこそ監督の意図かもしれないと感じたり。少し忍耐力は要りますが(笑)最後まで見続けると面白い作品だと思います。

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