ウクライナ電撃訪問・支援のデヴィ夫人とロシア擁護の鈴木宗男参議院議員が「老害」の応酬!鈴木氏に批判の声も

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 タレントのデヴィ夫人(82)がこのほど、ロシアの侵略下にあるウクライナを訪問し、救援物資を届けました。帰国後、ツイッターでロシアに一定の理解を示している森元首相(85)と鈴木宗男参議院議員(74)を27日に「老害」と批判。宗男氏から猛反発を受ける事態となりました。今回は、これらの出来事の影響、デヴィ夫人の行動、そしてロシアとウクライナに対する日本の立場について考えてみます。

ウクライナ侵攻の背景

 ロシアによるウクライナへの侵攻が始まったのは2022年2月24日のことです。ロシア軍がウクライナ東・南部4州の掌握を目指して攻撃を続ける一方、ウクライナ側は欧米の軍事支援を受けて抵抗を続けており、激しい攻防が続いています。戦況が長期化する中で現地ではサプライチェーンが止まり人々に必要な物資が手に入らない事態が起きています。

デヴィ夫人ウクライナを訪問し支援を訴え

 こうした状況を受け、デヴィ夫人は支援物資を届けるため、2023年1月22日に自らウクライナに現地入り。23日にはウクライナの首都キーウや民間人虐殺があった近郊ブチャの病院などを訪れ、避難民へ防寒着やおむつなど支援物資を届けました。当初は在日ウクライナ大使館に届けられた物資を現地に送るため、夫人が代表を務める財団が協力することになりましたが、コンテナ輸送で届くのが2月下旬になるため、『一刻も早く届けたい』と感じたデヴィ夫人は自ら現地に赴くことを決意したとのことです。夫人は共同通信の取材に対し「(市民らは)暖房もなく電話も通じにくい厳しい状況です。日本はもっと積極的に支援しなければと思います」とコメントしました。24日にはInstagramを更新し、「ウクライナを負けさせるようなことは決してあってはなりません!! それは、ウクライナを「民主主義の墓場」としてしまうことです」とコメントしました。

森元首相・鈴木宗男参議院議員への批判

 帰国後、デヴィ夫人は、ロシアに理解を示す森元首相と鈴木宗男参院議員を強く批判しました。彼女は27日ツイッターで彼らを「老害以外の何者でもない」と指摘。「プーチンと写真を撮ったから“トモダチの国”を非難するな、自分が日露の外交を拓いたから、と馬鹿を言う」として、「世界情勢を知らない者達が巣食うから日本は遅れを取るのだ」と続けました。

 これに対して30日、宗男氏が猛反発。FNNの取材に「デヴィさんにね、そっくりのしをつけてあなたが老害じゃないですか?と言いたいです。今『ウクライナ善でロシア悪だ』という竹を割ったような論調になっていますけれども、ケンカにはもともと何が原因かというその元があるのではないんでしょうか。私はその議論がないことが不幸なことだと思っています。私は逃げも隠れもしませんから、文句があるなら言ってこいと。歴史の勉強はあなたよりも私がしているということ。同時に政治家としてその外交の現場に立ってきたんだということ。一般的な外交に立ち会っていない人と訳が違うということを、私はきちっと説明したいと思います。」と発言。批判の応酬となりました。

ネットの反応は

 今回のデヴィ夫人の行動については「お帰りなさい。行動力。本当に尊敬します」「ご無事で良かった」などのコメントが殺到したほか、10年近く海外に住んでいたという人からは「やっぱりこういった面に関しては日本の遅れが明らかになりつつある」とも寄せられていました。

 一方の鈴木氏の反論についてYahoo!ニュースコメント欄には「(ロシアとウクライナの問題について)結局は何十年も何も進んでなく、戦争に対しても止めさせる事も出来ない。 宗男氏は、ただのロシアの代弁者になってるだけで、何も動いてないなら、人道的に困ってる人に救援物資をコンテナで沢山送って助けてる行動力あるデヴィ夫人の方が上かも……」「対ロシア外交に心血を注いできたのであれば、モスクワに飛んでプーチンに武器を置くよう直談判するべきではないか。にこれでは信念を命懸けの行動力で示したデヴィ夫人とはあまりにも違い過ぎるのではないだろうか。」といった批判的なコメントが多く寄せられています。

まとめ

 ロシアがウクライナに侵攻する中、デヴィ夫人の行動力は多くの人々に衝撃を与えました。夫人の未だ戦火のやまないウクライナへの訪問は危険を伴うものでしたが、誰にでもできるものではない行動力は一定の評価を得ています。一方ロシア寄りと見られている森元首相や鈴木宗男参議院議員を批判し、それに対して宗男氏が反論し、まさに批判の応酬となりました。今後の行方に注目です。

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