「生きづらい」と感じる子どもたちは見てみて…映画「かがみの孤城」

映画

1月28日(土)に、TOHOシネマズ ファボーレ富山にて映画「かがみの孤城」を見に行ってきました。

「かがみの孤城」基本情報

2022年12月23日に公開されました。上映時間は116分です。

以下は映画のみどころとあらすじです(「シネマトゥデイ」ホームページから抜粋)

見どころ…直木賞作家・辻村深月による本屋大賞受賞作を劇場アニメ化。学校に居場所がなく閉塞(へいそく)感を抱える少女が、ある日突然鏡の中の不思議な世界に迷い込み、そこで出会った6人の中学生たちと共に冒険する。『河童のクゥと夏休み』などの原恵一が監督、原監督作『カラフル』などの丸尾みほが脚本、『心が叫びたがってるんだ。』などの A-1 Pictures が制作を担当。オーディションで選ばれた當真あみが主人公の声を務めるほか、北村匠海、麻生久美子、芦田愛菜、宮崎あおいらが声優陣に名を連ねる

あらすじ…中学生のこころは学校に居場所がなく、部屋に閉じこもる日々を送っていた。ある日突然、部屋の鏡が光を放ち、吸い込まれるように中へ入ると城のような建物があり、そこには見知らぬ6人の中学生がいた。さらに「オオカミさま」と呼ばれるオオカミの仮面をかぶった少女が現れ、城のどこかに隠された鍵を見つけたらどんな願いでもかなえると告げる。7人は戸惑いながらも協力して鍵を探すうちに、互いの抱える事情が明らかになり、徐々に心を通わせていく。

鑑賞記…生きづらさを抱える子供たちにはぜひ見てもらいたい
入場特典のポストカード

 鑑賞したのは1月28日土曜日。公開から1か月ちょっと経った頃です。スクリーンは「CINEMA7」。TOHOシネマズファボーレ富山には「CINEMA10」までありますが、ちょうど中くらいの規模の場所でした。入り具合はちょうど半分以上という印象か。小学校~中学校のお子さんが多くいらっしゃっている印象がありました。

TOHOシネマズファボーレ富山のスクリーンの座席数、スクリーンサイズについて

スクリーン座席数(車いす除く)スクリーンサイズデジタル音響
CINEMA 11464.4×9.8mデジタル5.1ch
CINEMA 2843.2×6.9mデジタル5.1ch
CINEMA 31333.8×8.2mデジタル5.1ch
CINEMA 42205.3×10.8mデジタル5.1ch
CINEMA 53636.2×15.3mデジタル5.1ch
CINEMA 62205.3×10.8mデジタル5.1ch
CINEMA 71484.7×10.7mデジタル5.1ch
CINEMA 81574.8×10.7mデジタル5.1ch
CINEMA 91424.5×9.9mデジタル5.1ch
CINEMA 101003.4×6.8mデジタル5.1ch
TOHOシネマズホームページより)

 主人公のこころが「城」にいって6人の中学生と出会って交流を深めるまでは結構淡々と進むのであまり印象に残っていませんでしたが、こころが受けていたつらい体験を女子たち2人に伝えて涙する場面から少しですが感情移入できるようになりました。そして7人の中学生たちが実は…と分かったところや「オオカミさま」の正体がわかり「オオカミさま」がある動きをするクライマックスはまあよかったと思います。

 小説を読んでいないので純粋に映画の感想ですが、元々が主人公たちと同じ境遇を抱えた同じくらいの年代を対象としているためか、彼女たちの3倍近く生きてしまった人間としてはちょっと見るのがつらかった…。もっと早くこの映画と出会っていればという思いかな?謎解き(あるキャラクターの中の人があの決め台詞を言うところは色々衝撃だが!)と7人の半生記を同時に進めているのでちょっと淡々としていて印象が薄かったこともあるかもしれません。

 ただ逆に言えば小中学生(高校生もありかな)、特に生きづらさを抱えている人たちはぜひ見てもらいたいなあと思いました。自分自身つらさを抱えているのであればそれを周りに伝えたり、逆につらさを受け止めるきっかけになるかもしれません。

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