2月13日、映画「夜明けのすべて」が2024年2月に公開されることが決定しました。
松村北斗&上白石萌音、カムカムコンビが再共演❗『夜明けのすべて』映画化でW主演
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) February 13, 2023
✍ 起用理由&コメント全文https://t.co/21o1aYM7s2
朝ドラの夫婦から同僚&最高の理解者へ。PMSに悩む女性とパニック障害の男性の心温まる物語。#松村北斗 #SixTONES #上白石萌音 #瀬尾まいこ #夜明けのすべて pic.twitter.com/U4DaShPhqJ
原作は『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんによる同名小説です。瀬尾さん自身のパニック障害の経験をモチーフにしながら、優しくほっこりとした文章で誰もが抱える暗闇に一筋の光を照らすような、心温まる物語となっています。アイドルグループ・SixTONES(ストーンズ)の松村北斗(ほくと)さんと人気女優・上白石萌音(かみしらいし もね)さんのW主演。PMS(月経前症候群)によって怒りのコントロールに苦しむ女性を上白石さん、その同僚でパニック障害に向き合う男性を松村さんが演じます。なお松村さんと上白石さんは、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(2021年~22年)で夫婦役を演じて以来の共演となります。
この作品で監督・共同脚本を手がけるのが三宅唱(みやけ しょう)さんです。三宅さんとはどういう人物なのか?掘り下げていきたいと思います。
時代劇からホラー映画まで…挑戦をやめない映画監督・三宅唱さん
監督の完全文字起こしインタビューを見つけたので、あのほっくんが沢山会話し「とても心地の良い距離感で接して下さる」と表することも納得の、やさしくて丁寧な方だって既に腑に落ちた。楽しみだ〜…
— aim (@tomatones1203) February 12, 2023
三宅唱さんインタビュー「名づけえない“特別な瞬間”を撮りたい」 | NHK https://t.co/eWjpqSvI4W
三宅さんは1984年北海道札幌市の出身です。中学校3年の時に学園祭でクラス演劇に参加する代わりに映画を製作したのが映画作りのきっかけになったそうです。
地元の高校ではサッカー部員でしたが映画をよく見ていたそうで、青山真治(しんじ)監督の「EUREKA(ユリイカ)」や塩田明彦監督の「害虫」を見て映画の仕事に憧れるようになります。そして東京の大学に進学時に映研に入り映画館のアルバイトをしながら多くの映画を見て本格的に映画の世界を目指そうと考え、東京・渋谷の映画美学校のフィクション・コース初等科に入ります。そこで映像制作に本気に取り組んだり、映画監督が実際に芝居をつける様子を見て演出法も学びました。その間にもテレビ番組のADなどをしながら短編映画を作り続けました。すると大阪で映像制作者の人材発掘に取り組む「シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)」の第5回オープンコンペ部門で短編映画「スパイの舌」がグランプリを獲得し、続く2010年の「CO2上映展」で長編「やくたたず」が選ばれました。大学卒業と同じタイミングだったこともあり、1年間かけて準備をして北海道へ行き6人のスタッフだけで制作した初の長編映画です。以後本格的に映画製作の世界に進出。ジャンルは現代劇、時代劇、ドキュメンタリー、ホラーなど幅広く、長編・短編映画のほか、星野源さんのミュージックビデオを手掛けたり、2020年にはNetflixオリジナルドラマも制作しました。
「色々な人間で特別な関係性ができる。だからやめられない」…映画作りにかける思い
映画芸術が2022年ベスト&ワースト10発表、ベスト1は「ケイコ 目を澄ませて」https://t.co/scZQ6wFvC5#映画芸術 #ケイコ目を澄ませて #三宅唱 #岸井ゆきの pic.twitter.com/Z7MxJDbKFW
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) January 26, 2023
2022年には聴覚障害を持つ女子プロボクサーの葛藤を描いた「ケイコ 目を澄ませて」を公開。主演の岸井ゆきのさんと準備期間中3か月にわたって一緒にボクシングを学ぶなど並々ならぬ意欲を持って取り組みました。作品は第72回ベルリン国際映画祭ほか21の映画祭に出品され、数々の映画賞を獲得。公開時のインタビューでは映画作りについて「楽しい。(自分だけではなく)複数でものを作るのはしんどいこともあるが、スタッフや役者など色々な人間で頭寄せ合って話していくと、家族や同僚や友情というものを超えた、何か特別な関係性ができると思う。一度味わうとやめられない。」と話していました。
まとめ…最新作を監督するにあたって
最新作「夜明けのすべて」を監督するにあたり、三宅さんは「幅広い年代の、ユニークという言葉には収まらない役者たちとともに、またタフで軽やかなスタッフたちとともに、真剣に悩みながら、時にはなんとか笑いを堪えながら、この時代に新たな挑戦ができたことを光栄に思います。この物語を必要としているはずのさまざまな方たちに届けられるよう、スタッフ一同、完成に向けて大切に進めていきます。」とコメントしました。どんな作品になるか、1年後の公開が楽しみですね!
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